よく聞かれて困るのが、「好きな歌手は?」「どんな歌が好き?」という質問だ。
というのも、自分の好きかつ良く聞く曲は大概インスト系だからだ。
カラオケなども困ってしまう。
言葉で勝負のポップスやロックと違い、インスト系は旋律で勝負というところに惹かれるものがある。
たとえば雪山を題材にした曲では、ストリングスとシンバルが吹きつける風と雪を、パッドとホルンが荒らしの去った後の青空をイメージさせる。
戦争を題材にした曲では、激しく連打されるスネアがマシンガン、バスドラムとシンバルが砲弾の発射と爆発を、その後のストリングスとオーボエが硝煙くすぶる崩れ去った町に呆然とたたずむ人々の悲しみを想像させる。
クルマ好きな人が作った曲では、小刻みなシンセベースとアナログドラムがステアを通じて伝わるタイヤの振動を浮かばせ、高速道をターボ鳴かせながら駆け抜けていく感じを表している。
プロ(CD化されレコード会社より売り出されているもの)よりも、アマチュアやセミプロがサイトで公開している曲のほうが連想させる幅が広いと言うかメッセージ色が強くて面白い。(中には流行曲のフレーズを寄せ集めたようなものや、ガレージバンド付属のLoopsを使った単なるコピペ音楽も相当増えてきてなえることも多いが)
フレーズ合わせのために横文字放り込んだり、歌詞に合わせてメロディを捻じ曲げたような、売り上げランキングとともに右から左に流れては消えていく記憶に残らないヒット曲は、曲の背景を連想させてくれないというか、インパクトが薄いものが多くて残念だ。
流行や時代を超えてまたふと聞きたくなるような曲が多く出てくることを期待している。
というのも、自分の好きかつ良く聞く曲は大概インスト系だからだ。
カラオケなども困ってしまう。
言葉で勝負のポップスやロックと違い、インスト系は旋律で勝負というところに惹かれるものがある。
たとえば雪山を題材にした曲では、ストリングスとシンバルが吹きつける風と雪を、パッドとホルンが荒らしの去った後の青空をイメージさせる。
戦争を題材にした曲では、激しく連打されるスネアがマシンガン、バスドラムとシンバルが砲弾の発射と爆発を、その後のストリングスとオーボエが硝煙くすぶる崩れ去った町に呆然とたたずむ人々の悲しみを想像させる。
クルマ好きな人が作った曲では、小刻みなシンセベースとアナログドラムがステアを通じて伝わるタイヤの振動を浮かばせ、高速道をターボ鳴かせながら駆け抜けていく感じを表している。
プロ(CD化されレコード会社より売り出されているもの)よりも、アマチュアやセミプロがサイトで公開している曲のほうが連想させる幅が広いと言うかメッセージ色が強くて面白い。(中には流行曲のフレーズを寄せ集めたようなものや、ガレージバンド付属のLoopsを使った単なるコピペ音楽も相当増えてきてなえることも多いが)
フレーズ合わせのために横文字放り込んだり、歌詞に合わせてメロディを捻じ曲げたような、売り上げランキングとともに右から左に流れては消えていく記憶に残らないヒット曲は、曲の背景を連想させてくれないというか、インパクトが薄いものが多くて残念だ。
流行や時代を超えてまたふと聞きたくなるような曲が多く出てくることを期待している。