今回はちょっとマニアックな事例を紹介します。
ミシン屋さん、縫製職人さん、縫製工場のメンテ担当者さんへのヒントと
なればと思い紹介します。
上の写真を見て、わかる人は、変なのはすぐわかる
解らない人は全く・・・
ロックミシンの動メスと、固定メスの噛み合わせ合っていません
なぜ、合わないか? メーカー、機種が異なっていて調整機構が無いためです
動メスの取り付けに噛ませのスペーサーを入れれば良いのは
解るのですが、揺れの無い正確なスペーサーを削りだすのは、かなり
面倒な作業になります。
面倒なので、上記の白い樹脂のスペーサーを作りました
ロックミシンの動メスの取り付け土台を計測し、ライノセラスで、STLデータを
作成するまで約30分、3Dプリンターで造形するまで、70分位で2時間ほどで
応急部品が出来ました
スペーサーが出来ればOKか と思っていたら、なんと
取りつけネジが短くて締まらない
ミシンの知識がある人は常識かもしれませんが、ミシンネジは、一般的な
ミリネジ、インチネジは使えず、何故か、5/32とか、5/16インチとか・・・
ネジに関してはいつも悩ませられます
で、長寸の㍉ネジのを使えるように特殊ネジ受けナットを6㍉太丸棒に
4㍉ネジ穴をあけて切り出しました
金属に比べ、カチッとした、安定感はありませんが
とりあえず、きれいにカットしながらのロック掛けができるようになりました
耐久性はないだろうな~~って感じプンプンですが代用品では十分に使えそうです。
ミシン部品ってかなり高価なので、へたったら3Dプリンターで代用品を
作って・・・・って、しばらく我慢しそうです
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