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洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

ミシンの応急加工

2018年01月27日 | ものづくり

今回はちょっとマニアックな事例を紹介します。

ミシン屋さん、縫製職人さん、縫製工場のメンテ担当者さんへのヒントと

なればと思い紹介します。

上の写真を見て、わかる人は、変なのはすぐわかる

解らない人は全く・・・

ロックミシンの動メスと、固定メスの噛み合わせ合っていません

なぜ、合わないか? メーカー、機種が異なっていて調整機構が無いためです

動メスの取り付けに噛ませのスペーサーを入れれば良いのは

解るのですが、揺れの無い正確なスペーサーを削りだすのは、かなり

面倒な作業になります。

面倒なので、上記の白い樹脂のスペーサーを作りました

ロックミシンの動メスの取り付け土台を計測し、ライノセラスで、STLデータを

作成するまで約30分、3Dプリンターで造形するまで、70分位で2時間ほどで

応急部品が出来ました

スペーサーが出来ればOKか と思っていたら、なんと

取りつけネジが短くて締まらない

ミシンの知識がある人は常識かもしれませんが、ミシンネジは、一般的な

ミリネジ、インチネジは使えず、何故か、5/32とか、5/16インチとか・・・

ネジに関してはいつも悩ませられます

で、長寸の㍉ネジのを使えるように特殊ネジ受けナットを6㍉太丸棒に

4㍉ネジ穴をあけて切り出しました

 金属に比べ、カチッとした、安定感はありませんが

とりあえず、きれいにカットしながらのロック掛けができるようになりました

耐久性はないだろうな~~って感じプンプンですが代用品では十分に使えそうです。

ミシン部品ってかなり高価なので、へたったら3Dプリンターで代用品を

作って・・・・って、しばらく我慢しそうです

 

 

 

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