予選Bグループ
第1試合 VS 牛田早稲田 1-1 分け
第2試合 VS 三次 2-0 勝ち
1位決勝トーナメント
準決勝 VS 梅林 1-1(PK 2-0) 勝ち
決勝 VS みつやの里 0-0(PK 2-3) 負け
結果は、惜しくも準優勝ということになりました。とりあえずおめでとう!しかしなぜだか、あまりうれしくないなあと思っています。それは、ゲームの内容があまりよくなく、完全に相手を崩しているのに、点を取りきれないからです。他チームの監督やコーチの方にも、「大塚のサッカーはクオリティが高い」「パス回しがうまい」「展開の作り方がすごい」など多くのほめ言葉をいただきましたが、それに伴う結果が得られていないのです。
その原因を僕なりにいくつか考えてみました。1つ目は、ビルドアップはゴールすること(フィニッシュ)が目的なのに、チームのみんながそのフィニッシュの部分までのイメージを持ちきれていないことです。サイドを崩し、中に入れることだけが目的になっていて中のどこに入れようとしているのか、中のどこでほしいのかという部分で出し手と受け手が同じイメージを持っていないのだと思います。ここは、戦術に関することなのでこれからの練習の中でみんなと一緒に取り組んでいきたいと思います。
2つ目は、シュートの際の判断とシュート精度の問題です。ボールは、どこからどの場所に、飛んであるいは転がってくるかいつも違います。その瞬間に体のどこで(足、頭、手以外の体の部分)シュートするのか、相手が近くにいればダイレクトでシュートするのか一度交わしてシュートするのかなどを判断しなければなりません。どの選択が一番ゴールの可能性が高いのかを判断する力をつけなければなりません。さらに、自分が狙ったところに確実にボールを蹴れる精度も高めなければなりません。これらは、われわれコーチが教えるというよりも、自分が練習の中で磨いていかなければならない問題です。普段の練習の中でただ漠然とボールをけるだけではおそらくその力はつかないでしょう。ボールをけるときにどれだけ意識して(狙ったところへ蹴れているか、自分の判断は正しかったかなど)取り組んでいるかでその力はついてきます。練習への気持ちの持ち方で、判断力も精度も上がるということを忘れないで実践してください。
3つ目は、気持ちの問題です。サッカーは、相手よりも多くゴールを奪ったほうが勝つのです。絶対にゴールを奪うんだという気持ちを激しいくらい持ってほしいと思います。FWは、「なぜここにボールを出さないんだ!」ともっと要求してほしい。ラストパスを送った人は「なぜゴールを決めないんだ!」といってほしい。それは、決して仲間を責めろという意味ではありません。ゴールを奪うという共通の目標のために、お互いにあらん限りの声を出し、出るかわからないパスやカバーリングのためにランを繰り返し、相手ボールを奪うために走り回り、へとへとになるまで闘っている仲間同士だからこそ、お互いにボールに魂を込めてほしいと思っています。その気持ちの強いチームが最終的には勝つのだと思います。
これが、僕が考えた原因です。みんなはどう思いますか?Kコーチはどう思いますか?
ちゅーピーカップまであと2週間。Kコーチからは泣くなといわれましたが、広島支部大会で優勝してうれし涙を流せるようにがんばりたいと思います。
最後になりましたが、朝早くからお手伝いいただいた保護者の皆さん、応援に来てくださった保護者のみなさんありがとうございました。
それから、今回貴重な経験をさせていただいた白木カップ関係者の皆さん本当にありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。
以上 カネゴンでした。
