ロメインレタスの安い日に・・・
『ロメインレタス』をご存知でしょうか?
韓国の焼肉を巻いて食べる「サンチェ」よりもしっかりとした葉の大きさと色、株も結構大きなものです.グリーンリーフレタスのごわごわしたものと言った方がわかりやすいかもしれません。この「ロメインレタス」が、近所のスーパーでとっても安い日がありました。
朝、買い物に行ったら一株98円(だったカナ??)・・・思わず一株購入。
夕方も一度行ったら、タイムサービスで58円。複雑な心境でもう一株購入。
1株目を購入したときにはいろどり程度にしか使うつもりはなかったのですが、2株もの立派なロメインレタスを見たら、「これはちょっと主役とまでは行かなくても、助演ぐらいに引き上げてやらなくては・・・」と思い直しました。
そこで、その日は「トンカツ用」に買って置いた「豚肩ロース」を「☆☆☆」に変更.ちなみに、三ツ星という献立名ではありません.まだ名前をつけていないだけです。
「☆☆☆」の調理法
【材料】
ブタロース肉 一人1枚(肩の方がおいしいですが、健康を気にされる方は肩を避けても可)
ロメインレタス 食べさせたいだけ、または食べたいだけ
調味料(塩、こしょう、しょうゆ、日本酒、その他好みのハーブやにんにく、ショウガ、香辛料)
【作り方】
【1】ロース肉の筋を切っておく。
【2】軽く塩、コショウをする。(このとき、好みの香辛料を使ってください.ちなみに、私は「ローズマリー」を使います・・・ウーちゃんはこれが嫌いみたいです。私は好きなの!!)
【3】よく熱したフライパンに少量の油を引き、【2】を入れる.中火で焼き、良い焼き色がついたら肉を返し、反対側も同様に焼く。
【4】肉を焼いている間に、しょうゆと日本酒を合わせておく。(割合は1:1、だいたい肉100グラムに対してしょうゆ、日本酒 各小さじ1)
【5】肉が焼けたら皿に取り、フライパンの余分の油をすてる。
【6】フライパンに余熱が残っている間に【4】の合わせ調味料を入れ、すぐに火を止める。
【7】【6】を【5】の肉にかけ、好みの大きさに切る。
【8】適当な大きさに切ったロメインレタスで巻いて食べる。
【コツどころ】
☆お肉の焼き加減が決め手です.表面はカリッと、中はジューシーに!ちょっと厚めのお肉のほうがよりおいしく仕上がります。
☆【5】【6】【7】は手早く。フライパンに合わせ調味料を入れたときにジュワーッと調味料が煮立つぐらいに余熱が残っていてほしい.煮立ったあとはすぐに火を止めて、いつまでもフライパンに入れておかない。
☆切り方ですが、大人はやっぱり噛みごたえのある大きさにきっていただきたいですねえ・・・!その方がおいしいです!!お子さんには無理のない程度に・・・食べさせたいレタスの枚数にあわせて切るとか・・・。
☆ロメインレタスは大きめに切ります。なんたって「助演」です。
【ちょっとアピール】
☆何の珍しいこともない、韓国焼肉とも変わりないものですが、簡単でおいしい。
☆私はあまりいろいろな香辛料を使わないシンプルな味付けをおすすめします.その方が、肉とレタス本来の味を楽しめます。
☆サンチェでもいいのですが、ロメインレタスの方が歯ごたえがあるのと、葉が大きいので子どもでも巻くのが楽です。何より安いし!
☆ロメインレタスをたくさん食べられます。
☆【5】【6】【7】のところに食べる人・・・夫や子どもがいると受けます。ただし、「ジュワー」がないといけません。これを見ると「ごちそう感」がアップし、母の株も上がります。
☆「ジュワー」を実現するには、厚手のフライパン(できれば鉄製)がおすすめです。
【あとがき】・・・・
「なんだ、久しぶりのレシピと思ったら、大したことないじゃないか」と思われるでしょうが、だまされたと思って試してみてください.そして、感想をぜひお聞かせください.
(次回のお届けがいつになるかは未定です・・・何しろ新しい食べ方を見つけないといけないので・・・)
【補足】実はこの料理には前身があります.
ウーちゃんは丼が大好きで(私は白いご飯が好き!!)、何でも思いつく限りのものをご飯にのっけて食べます.そのウーちゃんのために作っていたのが以下の『ポークソテーちょっとのっけ丼』です。
こっちの方が主婦にはお助けメニューかもしれません。
前の『牛丼』もそうですが、材料が少なくて手順も簡単なので、お休みのときやお留守番のときにご主人方がされるのもいいのでは???
【1】浅いお皿に薄くご飯を広げておきます.
【2】『☆☆☆』の【6】まで同じように調理します。
【3】焼きあがったお肉を削ぎ切りにして【1】の上にのせます.
【4】お肉の上から余熱で煮立たせた合わせ調味料をかけます.
*お好みで千切りにしたシソなどをのせ、和からしをそえてどうぞ!!