前夜の鮎まつり花火大会の河川清掃に朝6時から参加したので、自宅を出発したのは朝7時。ザリガニさんと大磯のコンビニで7時30分を目安に待ち合わせをしていたので、朝一番からハイペースで小田厚の側道を走ります。先週の栄村の疲れが多少残っているのか、昨夜のビールが残っているかは不明ですが側道は30Kmをキープするのが精一杯。金目を過ぎたあたりから呼吸も整ってきたので35Kmペースで集合場所を目指します。到着するとザリガニさんが朝食をとりながら待っていてくれました。
軽く朝食を済ませ8時にスタート。国道1号線は思っていたより空いていてザリガニさんに引っ張られながら快走します。海岸線に出ると急に渋滞が始まって、並んでいる車の脇を注意しながら南下して行きます。真鶴で「どうする」とザリガニさんに聞かれたが、先が長いので「熱海まで行こう」と応えます。そもそもザリガニさんは赤信号かボトルの水が無くなったか生理現象でない限り止まらないそうです。
根府川を過ぎると渋滞は解消されたが、急に停まったり幅寄せしてくる車などがあるので注意しながら走行します。
熱海へ向かう長坂を終え1時間半程走ったので街中のコンビニで休憩。するとザリガニさんは怪しいコーラを購入していきなり反省を始めた。まだ反省材料など無いだろう!と思いつつ一口付き合うと、学生時代の懐かしさを感じさせる「コークハイ!?」。よ~く見るとちっちゃく「これはお酒です」と記載されていました。反省直後のザリガニさんは、短いながらも傾斜のきつい熱海の坂で七転八倒。瞳孔が開いていました。そんなザリガニさんをよそに伊東まで起伏のある海岸線をマイペースで進みます。
伊東のハトヤあたりまで来ると元気が戻ってきたようだった。
ザリガニさんの情報では「熱海の坂道が一番きつくて後は大したことない」とのことでしたが伊東を通過して川奈にさしかかると7~8%の坂が延々と続いている。しかも直線だし途中に長いトンネルもあるし...。ガセネタで精神的打撃を受けながら長い坂を上りきると高原だけあって涼しい風が正面から吹いてきた。「暑いよりましか?」と割り切って再び渋滞している伊豆高原を進み、途中のコンビニで休憩をとって東伊豆を目指します。このあたりまで来ると海岸線の起伏が益々激しくなってきます。
伊豆高原を過ぎると海岸線の光景が変わってきます。
ちょっとした自慢?になるかもしれませんが、今回からハンドルをカーボン(TNI)のショートリーチタイプに変更しました。休憩毎に取り付け角度を調整してポジションを設定。ハンドルの下を握っても走りやすく細かい振動をカーボンが吸収してくれるので乗り心地もよくとても気に入りました。
北川温泉の坂道を上りきると交通量はめっきり減ってきて走りやすくなりました。熱川付近で12時を少し回ったので本日のお楽しみ「磯辺」でランチタイムにしました。
今日の昼食はザリガニさんお勧めの「磯辺」。期待できそうです!
いくら丼と言うよりは超豪華海鮮丼!? この男には「てんこ盛」という言葉がよく似あう。
海の幸を堪能し膨れた腹をさすりながら下田を目指します。稲取手前の坂道をりをフ~フ~言いながら上り河津を通過。ここから先はザリガニさんも自転車では走ったことがありません。それ以前に今回は長距離ランなのに地図のコピーすら持ってきていません。道は海岸線の一本道なので迷うことはないのですが距離感が無いので、ひと峠を越えたら次の町といった感じで進みます。
ミヤタカップの会場になった東伊豆の分岐点を通過。
砂浜以外は荒々しい海岸線になってきた。その分、上り下りがキツイ。
小さな起伏を繰り返し上り下りして午後2時前に下田駅に到着した。さすがのザリガニさんも120Km地点を通過した辺りからちょっと疲れてきたようだ。それにしてもマウンテンバイクでここまでロードと対等に走ってくるのだからタダ者ではない。自転車が逆だったら間違いなく成立していないツーリングだ。駅前のコンビニで一息入れて残り18Km、目的地の石廊崎を目指す。
下田を過ぎればゴールは間近。南伊豆に突入した。
弓ヶ浜を通過すればあとは海岸線をダラダラ走るだけ
トンネルの手前を左に降りていくと石廊崎の港に出た。ここから先は車両乗り入れ禁止なので自転車を降りて押していく。仮に乗ってもいいよと言われたところで上っていける傾斜ではないのだか...。石廊崎灯台の脇を通過して最南端地点まであと少しの所まで来たが、これ以上自転車を押していくと観光客に迷惑がかかりそうだったので断念。午後3時30分、伊豆半島最南端の石廊崎に到着。カップルばかりでちょっと場違いな二人となってしまったが太平洋をバックに記念撮影のシャッターを押してもらうことにした。
残念ながら自転車はここまでで断念した。
ここが伊豆半島の最南端。北緯34度35分、東経138度50分。
石廊崎港でカキ氷を食べるちょっとお疲れモードのザリガニさん。
目的を達成し真っ白になった二人だが、まだ下田まで戻らなくてはいけません。帰りの電車での反省会を心の励みしして重いペダルを漕いでいく。あまりにもでかくてザリガニさんに言われるまで気付かなかったが、弓ヶ浜に風力発電に使用するプロペラが置いてあった。間近で見ると、とてつもなく大きかった。小さな峠を二つ越えると渋滞が始まり注意しながら車の脇を通過して下田駅に到着。全走行距離164Kmのロングツーリングはめっちゃ疲れたがとても楽しい一日となった。
帰りは伊豆急下田駅から輪行です。
帰りの踊り子号の中では楽しい反省会。
前回の反省会の反省を活かして、続きは火曜日にと言うことで反省し過ぎないように小田原駅で別れて無事に帰宅。
ザリガニさんお疲れ様でした。あんたは凄い!。次回は北方面?それとも東方面?
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