オヤジっちの週末超スローライフ

Team三連敗 海を渡る


遂にTeam三連敗ジャージが海を渡りました。アロ~ハ~♪

長年の夢だったホノルルセンチュリーライドに保父さんと参加してきました。勿論イベントの前後は三連敗スタイルで!。現地時間の9月28日に入国して、午後からはフードバトル&ショッピング。今回は嫁さん同行なのでレディー達がネイルアートに行っている間に地元のバイクショップ巡りなどを楽しんだ。翌日は保父さんのガイドでレンタカードライブ。青く広い空とハワイならではの豪快な食事を満喫しました。全てのプランを保父さん夫妻が企画してくれたので完璧なぶら下がり(笑)。楽しい思いをさせてもらいました。


現地時間 9月30日 AM 5:40
スタート地点のカピオラニ公園には既に沢山のライダーが集まっていた。いつもと違うのは外国人が多い(笑)。当たり前の話だが海外のイベントに参加している気分がいっそう盛り上がる。


予定より5分遅れてスタート。日本ならスタートが遅れるなんてあり得ないがそこがお国柄か!?

スタートはAグループ、Bグループ、Cグループに別れていて自己申告。Aグループの最後尾からスタートすることにした。Aグループは時速30Km以上で巡行出来る経験の豊富なライダークラスなので遠慮がちに後方からスタートしたが、みんな遅い。精々時速25Kmがいいところだ(笑)。


カハラからはハイウェイを走る。日本で言えば東名高速(驚)。


海岸線は緩やかなアップダウンが続きます。


マカブウの絶景ポイントで記念撮影。因みにJALパックで参加すると専属のシャッター係が待機しているのにはビックリ!


火山の島を実感しながら気持ちよく海岸線を下っていきます。


勿論、Team三連敗のお決まり「パンク」も欠かせませんね(笑)。


25マイル地点の給水ポイントです。さてどんな御馳走があるのかな。


お~!。あれに見えるはシェイブアイス(ジャパニーズカキ氷)。


しかもてんこ盛り(笑)。食べきれませんでしたョ。


海岸線を離れて住宅街を走ります。ハワイの空は広い。


絶好調の保父さんはジャパニーズD51化して暴走。手当たり次第に抜いていきます。


再び海岸線を走ります。素晴らしいとしか言いようがありません。


地元のバイクショップで購入したジェル。商品名の通りハンマーヘッドになっているところが面白い。味もオモシロイ(笑)。


100マイルの折り返し地点に到着。時間に余裕があるので復路はペースダウンして走ります。


ハワイ~って感じの光景でしょ。風が気持ちいいっ酢。


往路には無かったエイドステーションがあったので立ち寄った。保父さんはヒトデを食べてます(嘘)。


地元の食材がずらりと並びます。栄村のハワイ版みたいな感じです。


子ども達の演奏で歓迎してくれます。ハワイの人はみんな優しい。


ハワイ名物スコールの予感がしてきましたが、みんな関係なくマイペース。


ハワイでは交通量の多い道では自転車道路が整備されいます。


路面にはこんなマークがあります。グットなデザインですね。


ハワイでは自転車と自動車のロードシェアーが確立しています。日本ではありえませんが、例えば3車線道路を左折(日本なら右折です)するときに左手を出して進路変更すると自動車は自転車に道を譲ります。自転車も歩道や公園内を走ったり並走して走ったりすることはありません。道路事情の違いもありますがお互いに認め合っているところが日本のケースと違っています。


マカブウビーチパーク付近でこの写真を撮ろうと思った時にアクシデントが発生しました。

前輪をギャップにとられて左側に転倒。緩い登り坂だったしスピードも出ていなかったのですぐに起き上がろうとしたが左足が全く動かない。

腰を強打したので痺れているのだろうと思ったがいつもの打撲と痛みの種類が違う。やっとの思いで立ち上がったが保父さんに自転車を支えてもらわないと乗車すらできない。

ここでも、車から降りてきてくれて「大丈夫か」と地元の人が声を掛けてくれた。日本ならまず素通りされてしまうとことだろうがハワイの人は本当に優しい。

マカブウのピークまで走ってみるが左足に力が入らない。クリートすらはめることができない。腰の痛みは治まってきたが脚の付け根の痛みは増すばかり。以前、手首を圧迫骨折したことがあるがその時の痛みに似ている。体の芯から痛んでくる。心地よい気候なのに背中に悪寒が走る。

ゴールまであと約15マイル(約24Km)。ここで911をコールしてしまったらすべてが終わる。しかし保父さんのことだがら「俺にかまわず先に行ってくれ」と言っても俺を置いていくような男ではない。

最後まで諦めるな。王滝で学んだことだ。平地でもインナー×ローに近いギア比で少しずつ前進する。

残り10マイル(約16Km)のエイドステーションで応急処置をしてもらう。自転車を降りて10M先のテントまで自転車を杖代わりに歩く。ちょうど日本の女性ライダーが切り傷の手当てを受けていて話しかけられたので「骨折をした時の感じに似ている」と話すと「走らないほうがいいですよ」と囁かれ、正直に言ってぐらっときたが、ここであきらめたら日本男児の名がスタル(頑)。

アイシングしてもらい再びゴールを目指して漕ぎ出すもペースは全く上がらない。「途中でタイムアウトになるかもしれないから先に行ってくれ」と保父さんに話すが「間に合うよ」の一言でかたずけられてしまう。持つべきものは友だと実感する。もしこの時点で一人になったら911をコールしていたかもしれない。


スタートしてから約10時間。制限時間ぎりぎりでフィニッシュラインを超えるととができた。

現地時間 9月30日 PM 4:00
ゴールして自転車を降りたら一歩も動けなかった。呆然と立ちすくんでいると地元のボランティアの人が声を掛けてくれフルーツや水などを持ってきてくれた。英語なので言葉はわからないが気持ちは十分伝わってくる。なんて優しんだ。俺はこれほど他人に優しくしたことがあるのか?


完走賞をもらって記念撮影。後半はアクシデントに苦しんだが、ホノルルセンチュリーライド100マイルクラスを完走することができた。

カピオラニ公園からホテルまではペダルに足を置くことすらできなかった。ホテルに戻りシャワーを浴びて一休みする。

夕食は完走祝いを兼ねてハワイ最後ディナーをウルフギャングでステーキ&ビールで締めくくる三連敗スタイル。レストラン&嫁さん同伴なのでいつものようにはいかないが、楽しいひと時を過ごした。

また機会があったら走ってみたい。素晴らしいロケーション、美味しい食べ物、心優しい人達、ハワイは自転車海苔にとってもヘーブンアイランドです。

コメント一覧

峠のゴブリン
>シルキーさん

ありがとうございます。アドレナリンの凄さを実感した15マイルでした(笑)。

続きのブログもお楽しみ下さい。
シルキー
http://blog.goo.ne.jp/silky_mist
おやおや、こんな事になっていたとは
存じませんでした

なるほど怪我の多い年になってしまいましたね
ここはゆっくり休んで、来年に弾けて下さいマシ

お大事に

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