緊急事態宣言の延長が間違いない状況になった今、〝おうち時間“が増えてやる事がない!という人もいるかと思います。
自分的には仕事が通常通りなので、あんまり家にいる時間は変わらないんだけど、野球がない!のとドラマも止まってしまっているので、最近はやたらと映画を観まくっています。
おそらく過去最高のペースで観ている(ここで紹介している倍は観てる?)と思うんですが、だんだん観たいと思う作品がなくなってきて、かなりマイナーな映画にも手を出しています。
先日は2018年公開の〝名前“という作品を観ました。
意外と良かった!ですね。
WOWWOWで録画したんですが、津田寛治さんという普段は脇役が多い俳優さんが主演で、相手役は駒井蓮さんというデビューしたての若い女優さん。
なぜ観ようと思ったか?というと、原案が直木賞を受賞した道尾秀介さんという作家さんの作品だったから。(やっぱり名前って大事!ですね)
ただこの作品はタイトルにもある通り、何通りも偽名を使い分けて、別々の人間を演じているという男の物語。
「人間というのは、自分という役を演じているようなものだ」というのは誰が言った言葉でもありませんが、確かに場に応じて使い分けている部分はありますよね。
そんな男の前に、ある日突然娘を名乗る女の子が現れるんですが、これが謎!で引き込まれて観ちゃいました。
なかなかそんな経験できませんが、してみたいようなしたくないような。
男にも女の子にもいろいろ複雑な事情があるんですが、だんだん本当の父娘のように見えてくるところが、ほのぼのして良いですね。
ミニシアター系のマイナーな作品にも、良いものはあるなぁと、改めて思った次第です。
Shin
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