週刊ドラゴンズ2018 Vol.28〜野球界の忖度にまたしても涙腺崩壊〜

延期になっていた今シーズンの最終戦が、先週の土曜日に行われた我がドラゴンズ。
当日は今年で引退する荒木と岩瀬の引退セレモニーも行われるという事もあり、ナゴヤドームは満員！

試合は今季を象徴する様な結果で、延長11回2-3の逆転負けでしたが、
見どころも多く、またしても涙腺が緩みっぱなしの試合となりました。

本当なら2-1でリードした9回、ツーアウトランナーなしで岩瀬にスイッチし、
セーブを挙げて現役生活を締めてもらうのが最高のシナリオでしたが、なかなかそうは上手くいかず。

シーズン終盤に抑えを任された佐藤が同点に追いつかれ、なおもツーアウト三塁という場面で岩瀬が登板。
ここで阪神は、ドラフト同期でドラゴンズに入団した福留を代打に送る演出。

ここは忖度がありましたね！
福留は3球で空振り三振し、岩瀬に華を持たせてくれました。

荒木の方はスタメンで出場し、見事に2安打！
「最後に盗塁を決めたい」と言っていましたが、こちらは忖度なく、盗塁を試みるもアウトに終わりました。

ただ試合後のセレモニーの最後まで参加してくれた、阪神の福留と藤川、高橋聡文（元ドラゴンズの選手です）には感謝！ですね。
高橋聡文は二軍だったのに、この試合に参加するために一軍登録されたみたいですから。

そんな野球界ならではの気遣いに、思わず感動してしまったワタシです。
まぁ順位が決まった後の消化試合じゃないと、なかなかこうはできませんが。

そして新監督も発表され、来年に向けて動きだしたドラゴンズ。
今回で今年のこの連載？は終わりになりますが、来年こそは勝って感動させてほしい！

Shin