甲子園の魔物

しかし、甲子園にはドラマがありますね〜。
昨日準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った高校野球ですが、今年も盛り上がってます！

高校野球特有の大逆転劇が今年も何度か起きていますが、
ボクがたまたま観たのが、おとといの大阪桐蔭と仙台育英の試合。

1-0で大阪桐蔭がリードして迎えた9回裏の仙台育英の攻撃も、既にツーアウトランナーなし。
絶対絶命の状況から一人ヒットで出て、捨て身の盗塁が成功しランナー二塁。

次のバッターが四球を選び、二塁一塁としたものの、次の打者はショートゴロで万事休す。
ショートが取って一塁へ送球、ゲームセット！と思った瞬間・・・。

ファーストの足がベースから離れていたとの事で、判定はセーフ！
ツーアウト満塁となり、次のバッターがヒットを放って、なんと仙台育英の逆転サヨナラ勝ちとなりました。

「野球はツーアウトから」とよく言いますが、本当に高校野球は最後までわかりません。

「甲子園には魔物がいる」とも言われますが、もし本当にいるとしたら、
「これで勝った」と思った瞬間のわずかな隙に、それは潜んでいるのかもしれません。

何せ負けたら終わりなのが高校野球。
この刹那な感動はプロ野球にはないなぁと思いながら、ふがいない我がドラゴンズの試合を観ている今日この頃です。

Shin