慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

終わりなき旅のバイブル

2012年04月20日 11時35分48秒 | 趣味

昨日朝日新聞の夕刊で、興味深い記事を見つけました。

1960年頃のアメリカで起こった、「ビート・ジェネレーション」というムーブメントについて。
(かなりマニアックな話になりますがすいません)

ニューヨークアンダーグラウンドで活動していた詩人や作家たちの事で、カフェ詩の朗読なんかをやっていた“ビートニク”とも言われるグループです。
いわゆる世間からドロップアウトしたアウトロー的存在で、後の“ヒッピー”なんかにも影響を与えた事で知られています。

ボクがその存在を知ったのは、ミュージシャンとしてリスペクトする「佐野元春」がその影響を受けている事を聞いてからでした。
関連の詩集や小説をいくつか読みましたが、中でも最高にカッコイイのが“ジャック・ケルアック”という人の「路上」という作品。

自由を求めてアメリカ中をヒッチハイクで放浪する若者の話で、酒や薬、女、とにかくなんでもあり。
でもそういう自由な生き方への憧れと、説明は難しいですが文章表現がとにかくカッコ良くて当時のボクのバイブル的小説でした。

読んだのは大学生の頃ですね。
思えばあれからボクの“放浪願望?”が始まった様な気がします。

ニューヨークに行った時に、彼らが通ったと言われているカフェに行ってお茶を飲みながら、
50年以上前に、ここにそういう人達がいたんだなぁ」と感慨にふけったのを思い出します。

地元の人しか行かない様な普通の“街の喫茶店”だったので、店員さんが不思議そうに見てましたが・・・。
彼らについてはボクもまだ知らない事が多いので、ライフワークとしてこれからも研究していきたいと思ってます。

なんか久しぶりにに出たくなりましたね~。
陽気も良くなってきたので、行きますか“放浪の旅”へ!

Shin