Good Job!音羽台ケアマネージャー

成増・三園・高島平を中心にお話を伺いに回っています。

別れの季節🌸

2024-03-31 17:02:00 | 日記
こんにちは😊

今日は、急に暖かくなりましたね☀
暑いくらいでした

音羽台の桜も、少し開き出したようです🌸






今日で3月も終わり
明日から、新しい年度が始まります!

卒業される人、新生活を迎える方、万感の思いの方も多いかと思います。


さて
私どもの事業所でも
1人の素敵なケアマネージャーさんが、今日で卒業されることとなりました。

10年間、ケアマネージャーとして、地域の方や、たくさんの人たちと関わって来られた、本当に素晴らしい方でした。


その人のことを、少しお話させてください😊


ケアマネージャーの仕事って、どんな仕事なのか
ひとことでお伝えすることが、非常に難しい仕事です。

僕も、いつも暗中摸索
1つ1つ学んで、知識や経験を増やしていき、その人がその人らしく暮らしていくことができるように、
色々なお手伝いや、ご提案ができるよう、日々研鑽を積めるように努めてきました。
そういった、自分なりの知識と技法を携えて、利用者さんのもとに伺うように努めていました。

ですが
その人は、なんにも持たずに行くんです。
まっさらなままで
利用者さんのお話を、ご家族のお話を、最後まで聴き切る。
聴ききった上で、無理に結論を出そうとしない。
そのうちに、ご本人やご家族が自分で結論を出せるように。
専門職の言葉で誘導したり、結論を急いでしまったりしないように。

僕は
専門職として
専門的な技能と知識、それに基づいた提案をするのが、ケアマネージャーの仕事だと思っていました。

その人は
自分はなんにも分からない、と
自分は何者でもない、と
ただ、不確かな未来を一緒に歩むと
その方の人生に伴走するんだと

その人が来ると
利用者さんたちも
ご家族も
とっても嬉しそうでした


専門職の専門性って
色々なことがテキストには記されています。

テキストに記されていることを、
例えば、「自立支援」だとか「権利擁護」だとか

その実現のために、どのような手法を取るべきなのか
テキストに、画一的な正解は記されていません。
それをただ理解するだけでなく
個別性に富んだそれぞれの利用者さんに、無理にあてはめず
正解のない「生活」というものに、どれだけ多角的に考えて、
そうやって深く多角的に考え抜くことを
常に行動として落としこんで、
利用者さんやご家族と向き合うことができるか

その人は
とことん人に誠実に向き合っていました
誰とでも、丁寧に関わり
絶対に誰かの不満や悪口を言わず
強く自分を主張せず
ひたすら人の話を聴き
答えを出すことを急がず
答えを出さないことを恐れずに
ちゃんと言葉で伝え
不確かさを正さず
常に、誰もが居心地よく過ごせるように
本当に誠実に人と関わっていました
ただ、ひたすらに誠実に

同僚にも
同じ支援に入る人たちにも


最終出勤の日までに
よその事業所の方や、これまで関わってきたご家族が
たくさん彼女に会いに来てくれました

みんなみんな
頑張ってと
また、戻ってきてね


彼女の人への向き合い方
誠実に人と関わること
丁寧に仕事をすること
僕にとって、 
彼女と一緒に考えたり、
一緒に働けたことは、とても大きな学びとなりました

社会人として
ケアマネージャーとして
人間として
ずっと尊敬しています。



明日から
新しい季節🌸

彼女の新しいチャレンジを心から応援したいと思っています。

彼女から教わったこと、引き継いだことを大事にしながら

きっと
あなたは
どこにいっても
スペシャルだから


この場をお借りして
ひとことだけ

ありがとうございました✨







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