オトン介護日記~未知の世界へ~

認知症になったオトンの介護日記。
不安と不満を延々ぶちまけます。

さすがに凹むわ…

2016-02-08 12:34:55 | 介護日記
だいぶ前にオトンが家族のことを認識できなくなったという記事を書きましたが、
まぁ、その続編?…といいますか。

オカンや私のことをオバちゃんだのおばあちゃんだの呼ぶようになった。
それが今までのオトンだった。

とある日の夜。

帰宅した私をキッチンテーブルで腰かけていたオトンが出迎える。
というか、そこを通らないと居間にいけない。

「ただいま」

分からないだろうけどオトンに声をかける。
普段ならそなままオウム返しに「ただいま」と言うオトン。
たまにかろうじて会話が成立すると「おかえり」と言う時がある。
もしくは「オバちゃん来たよ」とか(笑)

が、その日は違った。

「……」

しばらくじっと私を見るオトン。
そしてキョロキョロと辺りを見回して一言。

「誰か来たよ」

はぁぁぁぁ~!?
なんだとぉぉぉ~!?

瞬間湧き起こるのはやっぱり怒りなわけで(笑)←初めて言われた時、

このやろぉぉ!って気持ちになるんだけど、

ふと、気持ちを落ち着かせると。

「はぁ…」
父親に誰か扱いされる娘って…。

さすがにちょっとメゲた。
凹むわ…。

○| ̄|_

ちなみに昨日は、

「お客さんだよ」

だった…orz


最新の画像もっと見る