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犯罪者には諄々とお説教してやるのが理想なのはいうまでもありません

2011年07月31日 19時27分05秒 | 犯罪者に説教することは犯罪ではありません
このあとどうする!?



ある法律書を読みました。

その本によると、相手をいくら罵倒しても、いくら「バカ」「アホ」「人」「ケダモノ」等の罵詈雑言を浴びせても、電話や手紙なら犯罪にならないということです。

もちろん犯罪者には諄々とお説教してやるのが理想なのはいうまでもありませんが、必ずしも乱暴な言葉がいけないというわけではないのです。



しかし、次のことには気をつけてください。



電話や手紙の際のご注意


「死ね」「殺すぞ」「**してやる覚悟しろ」等の言葉は使わないでください。犯罪を予告していることとなり、脅迫罪になります。

やくざがよく「夜道の出歩き気ぃつけや」「東京湾の水は冷たいでぇ」等という言い方をするのは、実はこの脅迫罪を避けているためなのです。

「死ね」「殺すぞ」と言いたい人はそのかわりに「いつまで生きているつもりだ?」「生きているべきではないと思わないか?」「こんなことでタダで済むと思うのか?」等の疑問形に換えましょう。




相手に知られてもかまわない場合を除き、ダイヤルする際には「184」をつけてください。人間性の腐った、なかなか立ち直りそうもない相手ですから、あなたの番号を知られると逆恨みで被害にあう危険があります。しかし身元を明かしてお説教したいという勇気のある方は、「184」をつけなくてもけっこうです。

184をつけて電話をすると「186をつけてかけ直してください」というアナウンスの流れる相手には、公衆電話からかけるといいと思います。




寿司やピザ等の嘘の注文をしたりしないでください。寿司屋やピザ屋への業務妨害罪になります。非合法なデリヘルについては業務妨害罪になるかどうかはわかりません。




傷害罪について



電話や手紙の場合、相手がそのストレスにとって心身に傷害をきたし、その因果関係が医師の診断書によって明確になった場合、傷害罪が適用されます。

被害者の側は警察に、医師の診断書を添えて告訴状を出します。

警察は裁判所から令状を取り電話局を家宅捜索し、発信人を突き止め、逮捕します。

1日に何百回といたずら電話をかけて相手をノイローゼにさせたために逮捕された者もいます。



ところが電話をかけたのが何百人何千人といたらどうなるでしょうか?ひとりひとりが少しずつしか電話していなかったらどうでしょうか?

ひとりひとりの行為が心身障害の原因とは断定できないこととなります。数日に1回くらいの電話では、その行為が心身障害の原因とは医学的にとても言えないのです。

もっとも、組織的行為ならば、いたずら電話の作戦を立案して指揮をとった中心者が傷害罪となるでしょうが、電話をかける人たちが組織化されていず中心者がおらず、ただ義憤にかられ自発的な気持ちでやっていただけだとしたら、とうてい傷害罪は成立しません。



私は皆さんに対して具体的な手段を何も述べていません。ただ「非難の声をあげよう」と抽象的なことを述べているだけです。あとは「やってはいけない」ことを述べているだけです。

それでも強いて拡大解釈して、私を傷害の「教唆罪」で摘発しようとするのはどうでしょうか?

これも無理でしょう。主犯がいない「教唆罪」などありえません。



電話局に残っている通話記録について



電話局には、何番の電話から何番の電話へ、いついつ、何分何秒間通話したか、記録が残っています。これは184をつけて通話しても関係なく記録されます。

電話番号は日本中に何千万台分もあるので、莫大な情報量であり、この記録は1ヶ月で廃棄されます。つまり1ヶ月間だけ記録が残っているというわけです。

しかしこの記録は門外不出であり、裁判所発行の捜査令状を持参した警察官しか見ることができません。それ以外の者に見せたら、その電話会社従業員は処罰されます。

つまり、犯罪に関係ある場合にだけ、警察に知られるというわけです。

上記に私が述べたことに注意し、犯罪にならないように気をつければ、通話先に電話番号が知られることはないのでご安心ください。

もしも184をつけたにもかかわらず通話先にあなたの電話番号が知られるようなことがあったら、それは電話会社従業員が買収等で取り込まれている可能性があります。電気通信事業法違反の疑いがあります。この罪は意外と重罪なのです。逆に追及してやりましょう。



民事問題について



繰り返しますが、犯罪者に電話でお説教してやることは犯罪ではありません。刑事問題にはなりません。

ただし、あくまで可能性としてですが、民事上の損害賠償請求の対象になることならありえます。一応ご留意ください。

もっとも、民事問題では警察が動くことはなく、したがって電話局や郵便局の家宅捜索が行われることはありません。

身元を伏せている限り、問題になることはないでしょう。



犯人の家族について



クソガキ犯罪者の場合、成人犯罪者とちがって両親にも責任があります。両親も私たちの糾弾の対象です。

ただし、兄弟姉妹については、共犯でない限り、糾弾の対象ではありません。したがって私も、たとえ実名がわかっていてもここでは暴露しません。

犯人への怒りの声をあげる皆さんとしても、ここのところをよろしくご留意のほどお願い申しあげます。