gooブログはじめます。若いアダムとイブに地球を化学がを破壊したのを元に戻して将来を託す

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化学者をもてはやし歯止めなき資源の浪費地球の無限の資源を使い切っていた

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2011年07月30日 00時01分37秒 | のえのはこぶむもう1どいるかも
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2011/7/22
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2011/7/22
「アダムとイヴのへそ <1>」  
 地球という惑星において 「ヒトなる種がしばらくの間、存在
していたが、そのうちに出現したときよりも速やかに早く姿を
消してしまった」 という 神話 が、全宇宙のあちらこちらで
語り継がれるようになった頃のお話です。

 宇宙歴161億7002年に漂流を続ける一体の知的工作物と
思われる浮遊物を銀河航路GR311とSR911の対銀河空間
域(クロスエリア境界交差内)において偶然に遭遇し回収を
したことから、この物語は始まります。

 その物体は、我々でいうところの被覆加工 6061-T6 仕様
でコーティング(金色光沢陽極酸化処理)されたアルミニウム
の合金で作られていて、幅 229mm(9インチ)、高さ 152mm
(6インチ)、厚さ 1.27mm(0.05インチ)の概容で外観的には
変形した傘のアンテナのような形状をしていました。

 特徴的だったのは、そのアンテナ状の支柱部に取り付け
られていた金属板に意味不明の模様が刻み込まれていた
ことですが、その当時にはそれが何を意味するものなのか
誰にもわかりませんでした。

 それがTS-721恒星(太陽)系の概略図上の内側にあたる
第3惑星から送られた銘板であり、その惑星に存続したヒト
という種類の雌雄の姿と宇宙空間に最も多く存在する水素
の超微細遷移(水素原子の軌道電子のスピンが変化する
ことで放出される電磁波の波長と振動数をそれぞれ長さと
時間の単位として用いるという意味)の概念図であることが
判明するまでには、まだまだ時間が必要で、そのメッセージ
の解読には、さらなる時間(とき)の流れを要したのでした。

 宇宙歴161億7103年、つまり最初の発見から101年経って、
銘板のほぼ全容が解明され、この星の本格的な発掘調査
が始まったのです。

 それにより分かったことは、この星がおよそ24億年前まで
は地球と呼ばれていて、回収された物体は、地球歴(西暦)
1973年に パイオニア11号 と命名され送り出された
宇宙探査機 であったこと、そして、その前年(1972年)
にも、同様に パイオニア10号 がメッセージを携えて
送り出されていたことなどでした。

 なかでも、最も大きな収穫は、聖書(バイブル)なる不思議
な書物の存在でした。

 そこには、

 「はじめに神は天と地を創造された」 と

 第一行目にしっかりとした主張が明記されていましたが、
神が何を意味するものかは不明でした。

 解読された 『創世記』 と題する一連の文章によると
「主たる神は、土の塵で人を造り、命の息をその鼻に吹き
いれられた。 そこで人は生き者となった」 … として、まず、
「神」にかたどって「男」と呼ばれる雄が造られています。

 そして、男がひとりでいるのはよくないと 「野のすべての
獣と、空のすべての鳥とを土で造り」 男のところへ連れて
きたが、「男にはふさわしい助手とはならなかった」 ので、
神は男を眠らせ、その肋骨から「女」という雌をつくった。

 男は、非常に喜び 「男(イーシュ)からとったものだから
女(イッシャー)と名づけよう」 と言ったと記されていました。

 これが、アダムとイヴの誕生 の物語です。

 さあ、

 それでは、きょうは、24億年前の地球暦2011年の地球に
タイムスリップ して当時の地球人になりきることから
授業をスタートしたいと思います。

 唐突ですが、あなたは アダム と イヴ には、へそ が
あったと思いますか

 おそらく大多数の皆さんは 「あるに決まってる」 と答える
でしょうね。

 ところが、地球歴2011年の現時点から遡(さかのぼ)ること
500年前~19世紀に及ぶ頃までは、ヨーロッパを中心にして
「アダムとイヴにはへそがあるのか、ないのか」 これが、
天下の大問題 となって、喧々囂々(けんけんごうごう)と
する議場での 侃々諤々(かんかんがくがく)なる議論が
展開されていたのです。

 なんだか不思議ですが、当時は大真面目に論争されて
いたようで、旧約聖書に基づく『創世記』のアダムとイヴの
誕生物語の記述もあって学者も含め、かなりの数の人々が
「とんでもない、へそなどあろうはずもない」 と、一方の論陣
を張っていました。

 ホトホト困り果てていたのが画家という職業の人たちです。

 イヴは長い髪で隠してしまえばゴマかせるけど、アダムは
そうはいきません。 へそをつけたり、つけなかったり … 

 そんななかでミケランジェロという画家だけは断固として
へそを描いたそうです。

 彫刻家でもあった彼には<へその存在>を無視できない
ものと感じていたのかもしれません。

 このことに対し、17世紀の学者 トマス・ブラウンは、へそと
呼ばれる曲がりくねったこぶ状のものをつけるのは恐るべき
誤りだ。 なぜなら 「創造主が余計なものを好み、なんら用途
、効用のない部分を与えた」 ことになるからとミケランジェロ
を批判したそうです。

 神とは、ここでは創造主、全知全能なるもののようですね。

 その全能の神がまったく必要のないものを、ただのひとつ
といえども造りたもうはずがないと言うのが、トマス・ブラウン
の意見なのです。

 そして、その「神の存在」については、現時点においても
未だに<いる、いない>の決着がついてはいないのです。

 神がいるのか、いないのか それは問題になりません。
認識する対象ではないからです。

 宇宙の果てのその先がどうなっているのかさえ想像すら
できない頭で、全宇宙よりも偉大だとされる神の存在をどう
認識しろと言うのでしょう。

 「ある種の意志をもったエネルギー体(神)が宇宙(天と地)
を創造した」 と考えるしかありません。

 アダムとイヴにへそがあろうとなかろうと、それもまた問題
にはなりません。あると考える人にはあり、ないと思う人には
ないだけの話なのです。

 でも、そう言ってしまうときょうの授業が成り立たなくなって
しまうので、少しだけ検証してみましょう。

 「我、思うゆえに、我あり」 実存主義のヘイゲル先生では
ないけれど、「私は誰、何ゆえに、存在しているの」 と思い
自分の父母、そのまた父母の、そのまた父母と … どんどん
遡っていって、アダムとイヴの子供にまでなんとか辿り着いた
としましょう。

 アダムとイヴにとっての初めての子供はカインです。

 カインこそは人間らしい快楽と苦痛の末に産み出された
人類最初の男(人間)ということになります。

 そのあとに次男アベルが生まれ、しばらく時をおいてから
セトという男児にも恵まれます。

 この三人の男には、間違いなくへそがあるはずですね。

 へそは、臍帯(さいたい)を切除した痕であり、臍帯は母体
のなかの子供との栄養補給のパイプラインです。

 カインもアベルもセトも、間違いなくイヴの腹から生まれて
きたのです。

 断じて、神とやらに造られたわけではありませんから …。

 さて、問題はここからです。

 成人したカインは、エデンの東にあるノドという土地で
妻を娶って、エノクという子供を儲けます。

 問題は、

 このカインが見つけた妻である女(イッシャー)の存在です。

 神はアダムを塵からつくり、その肋骨からイヴをつくった。

 つまり、この時点での地球上の女(イッシャー)は、ただイヴ
ひとりのみのはずですよね。

 そうなるとエノクを産んだこの女性はイヴについで出現した
2番目の女性となるわけですが、いったいどこのどなたから
生まれてきたのでしょうか

 もう、それこそ、へその有無どころの話ではありません。

 忽然と登場した 正体不明 のこの女性の 素性 を

  「誰か、教えてください」 

 ピンポン パンポン  残念ですが …

 チャイム ですので、きょうの授業はここで終わります。

 それでは、皆さん。

 タイムコントローラー を元に戻してください。

  ジリリリ! ジリリリ!ジリリリン!
 
  ゆっ、夢か!!

 違いますよ 

 時空間移動の転送不能を知らせるアラーム音です。

 ええっ!!  ひょっとして戻れないのぉ~

 大丈夫ですyo! ご心配なく  

 いつものことですから …

 じゃあ、ちょっと 休憩しましょう
 地球という惑星において 「ヒトなる種がしばらくの間、存在
していたが、そのうちに出現したときよりも速やかに早く姿を
消してしまった」 という 神話 が、全宇宙のあちらこちらで
語り継がれるようになった頃のお話です。

 宇宙歴161億7002年に漂流を続ける一体の知的工作物と
思われる浮遊物を銀河航路GR311とSR911の対銀河空間
域(クロスエリア境界交差内)において偶然に遭遇し回収を
したことから、この物語は始まります。

 その物体は、我々でいうところの被覆加工 6061-T6 仕様
でコーティング(金色光沢陽極酸化処理)されたアルミニウム
の合金で作られていて、幅 229mm(9インチ)、高さ 152mm
(6インチ)、厚さ 1.27mm(0.05インチ)の概容で外観的には
変形した傘のアンテナのような形状をしていました。

 特徴的だったのは、そのアンテナ状の支柱部に取り付け
られていた金属板に意味不明の模様が刻み込まれていた
ことですが、その当時にはそれが何を意味するものなのか
誰にもわかりませんでした。

 それがTS-721恒星(太陽)系の概略図上の内側にあたる
第3惑星から送られた銘板であり、その惑星に存続したヒト
という種類の雌雄の姿と宇宙空間に最も多く存在する水素
の超微細遷移(水素原子の軌道電子のスピンが変化する
ことで放出される電磁波の波長と振動数をそれぞれ長さと
時間の単位として用いるという意味)の概念図であることが
判明するまでには、まだまだ時間が必要で、そのメッセージ
の解読には、さらなる時間(とき)の流れを要したのでした。

 宇宙歴161億7103年、つまり最初の発見から101年経って、
銘板のほぼ全容が解明され、この星の本格的な発掘調査
が始まったのです。

 それにより分かったことは、この星がおよそ24億年前まで
は地球と呼ばれていて、回収された物体は、地球歴(西暦)
1973年に パイオニア11号 と命名され送り出された
宇宙探査機 であったこと、そして、その前年(1972年)
にも、同様に パイオニア10号 がメッセージを携えて
送り出されていたことなどでした。

 なかでも、最も大きな収穫は、聖書(バイブル)なる不思議
な書物の存在でした。

 そこには、

 「はじめに神は天と地を創造された」 と

 第一行目にしっかりとした主張が明記されていましたが、
神が何を意味するものかは不明でした。

 解読された 『創世記』 と題する一連の文章によると
「主たる神は、土の塵で人を造り、命の息をその鼻に吹き
いれられた。 そこで人は生き者となった」 … として、まず、
「神」にかたどって「男」と呼ばれる雄が造られています。

 そして、男がひとりでいるのはよくないと 「野のすべての
獣と、空のすべての鳥とを土で造り」 男のところへ連れて
きたが、「男にはふさわしい助手とはならなかった」 ので、
神は男を眠らせ、その肋骨から「女」という雌をつくった。

 男は、非常に喜び 「男(イーシュ)からとったものだから
女(イッシャー)と名づけよう」 と言ったと記されていました。

 これが、アダムとイヴの誕生 の物語です。

 さあ、

 それでは、きょうは、24億年前の地球暦2011年の地球に
タイムスリップ して当時の地球人になりきることから
授業をスタートしたいと思います。

 唐突ですが、あなたは アダム と イヴ には、へそ が
あったと思いますか

 おそらく大多数の皆さんは 「あるに決まってる」 と答える
でしょうね。

 ところが、地球歴2011年の現時点から遡(さかのぼ)ること
500年前~19世紀に及ぶ頃までは、ヨーロッパを中心にして
「アダムとイヴにはへそがあるのか、ないのか」 これが、
天下の大問題 となって、喧々囂々(けんけんごうごう)と
する議場での 侃々諤々(かんかんがくがく)なる議論が
展開されていたのです。

 なんだか不思議ですが、当時は大真面目に論争されて
いたようで、旧約聖書に基づく『創世記』のアダムとイヴの
誕生物語の記述もあって学者も含め、かなりの数の人々が
「とんでもない、へそなどあろうはずもない」 と、一方の論陣
を張っていました。

 ホトホト困り果てていたのが画家という職業の人たちです。

 イヴは長い髪で隠してしまえばゴマかせるけど、アダムは
そうはいきません。 へそをつけたり、つけなかったり … 

 そんななかでミケランジェロという画家だけは断固として
へそを描いたそうです。

 彫刻家でもあった彼には<へその存在>を無視できない
ものと感じていたのかもしれません。

 このことに対し、17世紀の学者 トマス・ブラウンは、へそと
呼ばれる曲がりくねったこぶ状のものをつけるのは恐るべき
誤りだ。 なぜなら 「創造主が余計なものを好み、なんら用途
、効用のない部分を与えた」 ことになるからとミケランジェロ
を批判したそうです。

 神とは、ここでは創造主、全知全能なるもののようですね。

 その全能の神がまったく必要のないものを、ただのひとつ
といえども造りたもうはずがないと言うのが、トマス・ブラウン
の意見なのです。

 そして、その「神の存在」については、現時点においても
未だに<いる、いない>の決着がついてはいないのです。

 神がいるのか、いないのか それは問題になりません。
認識する対象ではないからです。

 宇宙の果てのその先がどうなっているのかさえ想像すら
できない頭で、全宇宙よりも偉大だとされる神の存在をどう
認識しろと言うのでしょう。

 「ある種の意志をもったエネルギー体(神)が宇宙(天と地)
を創造した」 と考えるしかありません。

 アダムとイヴにへそがあろうとなかろうと、それもまた問題
にはなりません。あると考える人にはあり、ないと思う人には
ないだけの話なのです。

 でも、そう言ってしまうときょうの授業が成り立たなくなって
しまうので、少しだけ検証してみましょう。

 「我、思うゆえに、我あり」 実存主義のヘイゲル先生では
ないけれど、「私は誰、何ゆえに、存在しているの」 と思い
自分の父母、そのまた父母の、そのまた父母と … どんどん
遡っていって、アダムとイヴの子供にまでなんとか辿り着いた
としましょう。

 アダムとイヴにとっての初めての子供はカインです。

 カインこそは人間らしい快楽と苦痛の末に産み出された
人類最初の男(人間)ということになります。

 そのあとに次男アベルが生まれ、しばらく時をおいてから
セトという男児にも恵まれます。

 この三人の男には、間違いなくへそがあるはずですね。

 へそは、臍帯(さいたい)を切除した痕であり、臍帯は母体
のなかの子供との栄養補給のパイプラインです。

 カインもアベルもセトも、間違いなくイヴの腹から生まれて
きたのです。

 断じて、神とやらに造られたわけではありませんから …。

 さて、問題はここからです。

 成人したカインは、エデンの東にあるノドという土地で
妻を娶って、エノクという子供を儲けます。

 問題は、

 このカインが見つけた妻である女(イッシャー)の存在です。

 神はアダムを塵からつくり、その肋骨からイヴをつくった。

 つまり、この時点での地球上の女(イッシャー)は、ただイヴ
ひとりのみのはずですよね。

 そうなるとエノクを産んだこの女性はイヴについで出現した
2番目の女性となるわけですが、いったいどこのどなたから
生まれてきたのでしょうか

 もう、それこそ、へその有無どころの話ではありません。

 忽然と登場した 正体不明 のこの女性の 素性 を

  「誰か、教えてください」 

 ピンポン パンポン  残念ですが …

 チャイム ですので、きょうの授業はここで終わります。

 それでは、皆さん。

 タイムコントローラー を元に戻してください。

  ジリリリ! ジリリリ!ジリリリン!
 
  ゆっ、夢か!!

 違いますよ 

 時空間移動の転送不能を知らせるアラーム音です。

 ええっ!!  ひょっとして戻れないのぉ~

 大丈夫ですyo! ご心配なく  

 いつものことですから …

 じゃあ、ちょっと 休憩しましょう