gooブログはじめます。若いアダムとイブに地球を化学がを破壊したのを元に戻して将来を託す

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化学者をもてはやし歯止めなき資源の浪費地球の無限の資源を使い切っていた

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2011年07月29日 23時58分06秒 | ノアの方舟も1度必要かも
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2011/7/23
「アダムとイヴのへそ <2>」  
 ジリリリ! ジリリリ! ジリリリン

 目覚まし時計の音ではありません。

 grrr―grrr―grrrrn―n タキオン粒子の電磁位相による

 相転移の際の潜熱探知のシグナル音です。

 この時代では、理解不能の物理概念のひとつですが …

 未来では実用化されている量子重力のテクノロジーです。

 時空間移動 の 転送用 に、開発された技術で
携帯型タイムコントローラー のエラー探知や
救難信号の送受信の確認などにも応用されています。

 どうやら、

 『アダムとイヴのへそ <1>』
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/239.html から

 緊急発信されたと思われる状況ですが …

 一時的に元の時空間に戻れなくなっているエラー状況を
確認し再計算をしていますので、修正・復旧までのしばらく
の間、アダムとイヴのへその話をつづけることにしましょう。

 休憩も十分にとれたし、ここからは、前稿のつづきです。

  皆さんが 『アダムとイヴのへそ<1>』 の内容
を把握しているものとして話を進めますが、分からない方は
上記 印の をクリックしてみてください。

 さて、

 アダムとイヴの長男であるカインの妻の正体は後に譲る
として、地球の発掘で発見・解読した旧約聖書の『創世記』
の記述をもう少し先まで読んでみましょう。

 24億年前の地球では、有名だったという 「悪魔の囁き」
『創世記』の失楽園 の場面です。

 神に敵対するものとして蔑(さげす)みの対象とされている
サタンの化身であるヘビが、女を誘惑して、禁断の木の実
(善悪を知る木)を食べさせ、女は男にもそれを食べさせる。

 するとふたりの目が開け、自分たちが素っ裸であることが
わかったので、イチジクの葉をつづりあわせて腰に巻いた。

 何のことはありません。 あわてて恥部を隠したのです。

 イチジクの葉で覆い隠したのは腰のまわりだけ、胸(乳房)
も腹(へそ)もあらわなままだったはず …

 そこが、どうもよくわからないのです。 妙にセクシーだとは
思うけど、女にへそがなかったとしたらどうなんだろう

 余談になりますが、マネキンには、へそはありませんよね。
キューピーにはへそがあるけどカエルにはない。 

 ついでに言うと、宇宙人にはへそがないのが普通ですし、
神にはあろうはずもない代物でしょう。
 
 ちょっと想像してみてください。

 マネキンにへそがあったら、生々しいものになってしまうし、
キューピーからへそをとったら、そらぞらしい印象です。

 カエルにへそをつけると、何とも奇妙キテレツな生き物に
見えるはずです。

 それは、おそらく宇宙人(地球外生命体)も同じでしょう。

 つまり、それは、

 世の中にはそれらしい姿 とそれらしくない姿 があって、
へそは、その決定因子のひとつです。

 たとえば、<足>はどうでしょう。

 天才的に早描きの絵師が蛇を描くのに時間を持て余して
しまい足まで描き入れたことから<蛇足>という言葉が
生まれたわけですが、蛇に足があってもそれほどの違和感
はありません。

 それはそのかたちに似た別の生き物がいるからです。

 同様に、馬や虎や人間に翼を与えても奇妙なものとは
映りませんが、牛や山羊だと 悪魔の使い のように
なってしまいます。

 多分にイメージの世界の話なので、それこそ 蛇足 に
ならないうちにやめましょう。

 ここでは、へそは是非もないものではなく、是 と 非 を
つけるものだと思ってください。

 話を 失楽園 に戻します。 人間が善悪を知るという
ことは 「恥を知る」 ということです。

 スッポンポンでいる 全裸の姿 が恥ずかしかったわけ
ではありません。生まれたままの純粋で無垢な身体を恥じる
理由はどこにもないからです。

 では何故、

 ふたりはイチジクの葉っぱで恥部を隠したのでしょうか   

 そこが、やっぱり<恥部>だったからです。  

 シンボリックに表現された恥部に他ならなかったからです。 

 もっとも愛すべき場所であって、いちばん人間的なパーツ
だったからです。

 神のように 善悪を知る者 になりたいとリンゴを口にした
結果は、惨めなものだった。

 それは、エデンの園から追放されたからではなく、本当の
自分の姿を知ることになったからです。

 善 を知っても、善 を行なうことができない。

 悪 を知っても、悪 をやめることができない。

 その恥ずかしさをもっとも知る部分として、人間的な快楽を
つかさどる器官に、つまり、もっとも 男 であり、女 である、
その部分を 象徴 させているのだと思います。

 男(アダム)はその妻の名をエバ(イヴ)と名づけた。

 彼女が 「すべて生きた者の母」 だから …
 
 人間のルーツは、イヴであると言っています。

 アダムはともかくとして、少なくともオッパイがある以上に
おいて、イヴは哺乳動物のはずです。

 しかし、それだけでは、へそがある理由にはなりません。

 しかも、彼女は母親を介しては生まれていません。

 神は、「エデンの園の中央に、命の木と善悪を知る木とを
生えさせられた」 そうしておいてからアダムの為の助け手を
土で造ったが、アダムの気に入るところではなかったので、
その肋骨からイヴをつくった。

 土 や 塵 からではなくアダムの 骨 からつくられたもの
が、人類の祖先、すべての母であるイヴなのです。

 すなわち、

 アダムとイヴとでは誕生の仕方、その仕様が違うのです。

 簡単に言えば、クローン技術(肋骨からDNAを採取して、
シャーレーの中で培養した分裂細胞からクローン胚をつくり、
ある卵から核を取り除いて、この胚を移植した核に置き換え
られた卵を、子宮内に戻す方法)を進化させて、母親の胎内
を必要としない方法で、神はイヴをつくったのでしょう。

 そして、彼女が、へそを介してつながり続ける 原罪 を負う
人間として、人類の 最初の母 となったのです。

 神は、エデンの真ん中に、二本の木を置いて、そのうちの
一本の木の実を食べてはいけないと禁じました。

 「明日(あした)という字は、明るい日と書く」
 「人の為と書いて、偽(いつわ)りと読ませる」
 「儲かるとは、信者と書きますが信じる者が諸人こぞりて
  いったい、何が、どこが、誰が、儲かるのでしょうか」

  答えは言わずもがな … でしょう。

 禁じていた<善悪を知る木>と、禁じられていなかった
<命の木>、そうして、神は、「二本の木を示しておいて
禁じる」と言う。

 まさかとはおもうけど、「木と木を示して 禁 じる」 とは、
漢字的にも、なかなか意味深い気がします。

 そろそろ、結論を急ぎましょう。

  アダムとイヴにへそがあったのか、なかったのか

 言わば、神にとって、アダムはプロトタイプ(原型・基本型)
であって、そこからパイロットタイプ(試作・実験型)のイヴが
つくられ、セックスを介しての生産システムが構築される。

 その段階で、イヴ以降のタイプには量産(神の意志として
の生めよ、ふえよ、地に満ちよ)の都合上、へその存在が
必要となったのではないだろうか

 そして、

 快楽 こそがそのための大事な エサ というわけです。

 従って、アダムとイヴのへその行方(有無)を結論づける
とすれば、アダムにはなく、またイヴにも標準装備はされて
いなかったということになります。

 ただし、アダムのクローンタイプとしてのイヴをつくる際に
神が用意した卵(ミトコンドリアDNA)に哺乳・臍帯システム
がプログラムされていて、イヴ以降の人間には、自動的に
標準装備となっているわけです。

 つまり、神が人間のルーツは アダム ではなく イヴ
だと宣言したのも、原罪をその子孫に負わせつづけるのも、
「すべて生きた者の母」 である イヴ が犯した
罪に因るものなのです。

 さて、残る 謎 は … …

 長男のカインの妻である女(イッシャー)の正体ですね

 それは、元の世界に帰ってからにしましょう。

 えっ、なに、まだまだ復旧のメドが立たないって …

 どこかで聞き覚えのある言葉だなぁ

 仕方ない、この時代の人気ドラマ 『JIN(仁)』 でも
みながら、しばらくは地球暮らしをエンジョイしようっと

 まさか、
    永久に戻れない
         なんてこと …

 ないよね !!

白い雪とノアの箱舟

2011年07月29日 23時50分08秒 | ノアの方舟も1度必要かも
白い雪とノアの箱舟

イタリア・カルニケ山脈にある山荘から電話をする太一。「今、例のジョナサン山荘に来ています。彼もここに来るはずなんですが、なにしろ、この大雪じゃ」山荘はオーナーのナカルトロ夫人、管理人、ちょっと知恵遅れであるが気の優しいステファーノの3人で切り盛りしていた。そこに息も絶え絶えの状態で、ベイマーがやってくる。

気を失いながら、少年時代を思い出すベイマー。ジョナサン師が説教をする。「皆さん。神は再び、我々に裁きをくだそうとしています。我われはどうなるのか。渦巻く波に飲み込まれるのか。ここで皆さんに、キャプテン・クロスを紹介しよう。この世で天使を見た数少ない人物です」話し始めるベイマー。「母に捨てられたその日はとても寒かった。大雨が降っていました。僕は呆然として街角の明かりを見ていました。そのとき、天使を見たのです」

正気に戻るベイマー。話しかけるナカルロ夫人。「ようこそ、ジョナサン山荘へ」「変わったホテルですね。まるで教会のようだ」「ここは教会でしたのよ。ある偉大なキリスト信者が建てられたの。いつか、この山荘がふもともマルス村を救うことになると。あなた、20年前、宗教界に吹き荒れた「聖なるジョナサン旋風」を知らない?」「さあ」「そう。彼は偉大なる預言者として現れ、世界の終末を説いたの。そして迫害を受け、稀代のペテン師として死んだ」「私は神とは無縁でしてね。信じているのは科学です」

また少年時代の夢を見るベイマー。ジョナサン師に新聞記者がインタビューする、。「予言の話しですが、本当に南ドイツに大洪水が来るのですか」「それが神の御心です」「あんたは多大な寄付金でヨーロッパ各地に贅沢な別荘を建設中だと」「無礼な。誰かこの男を追い出してくれ」ジョナサン師に質問するベイマー。「どうして、あなたは僕をキャプテンと呼ぶんですか」「夢を見たんだよ。お前が船に乗っている夢をな」「……」「それは大きな箱舟のようだった。水槽の中のアダムとイブはどうだ」「ええ。毎日梯子を上っています」「2匹のカエルは、きっとお前と箱舟に乗るだろう」

目覚めたベイマーは太一に話しかける。「ノアは実在したと思いますか」「1883年に、トルコ軍の雪崩調査隊がアララト山の山頂で、巨大な船の残骸を見ています。ロシア軍がアララト山中で撮った箱舟の写真が革命で紛失したという伝説もありますし」「いずこも同じ、詐欺師の口上だ」「いや、1955年に発見された木材は5000年前のものだと言われているし。5年前にはアンカラ大学とハーバード大学の合同調査団が派遣されています。私はあながち嘘だとは思ってません」「あなたは夢があっていい。そのあなたが探偵だとは」「……」「ここがよくわかりましたね」「あなたの過去を調べたんです」「私のやったことはたいしたことじゃないでしょう。あの男は大金持ちだし、保険会社にだって迷惑をかけていない」

そして2人はミシミシという嫌な男を耳にする。「雪崩がやってくる。早くここを脱出しないと」しかし、山荘は孤立した状態になっていた。「雪崩はここをつぶして真下に行くんでしょう」「真下にはマルス村が」「誰か一人でも下へ。ソリか何かないんですか」「スノーモービルだ」

しかしスノーモービルはベイマーがステファーノを従えて、持ち出していた。こうなれば道はひとつしかない、というナカルロ夫人。「ジョナサン師の予言とおり、我々が雪崩を食い止めるのです」

スノーモービルを押すベイマーとステファーノであったが、ステファーノは足を滑らせて、転落してしまう。「ははは。じきに奥さんたちが助けに来るさ」「大丈夫。あんたも頑張ってくれ」「頑張ってくれ?」「俺、知ってるよ。あんた、下の村に雪崩を知らせにいくんだろう」「私を信じるのか」「俺、あんたを信じるよ。それに、奥様は言ったよ。あんたはキャプテン・クロスという偉い人だって」「!!」

太一たちは丸太を切ってバリケードを作り始める。そこにステファーノを抱えて、ベイマーが戻ってくる。ステファーノに何をした、とくってかかる管理人を制するナカルロ夫人。「ベイマーさんには村に行って、雪崩のことを知らせるようお願いしたんです」「……」「ベイマーさん。今度は2人を手伝って」「はい」

そして太一たちはV字型のバリケートを完成させる。そこにズズズズという音が。「来た」「皆さん、中へ」そしてナカルロ夫人はベイマーに何か面白い話をしてくれと頼む。「はい。稀代の預言者とペテン師の話をしよう。彼は世界各地の大雨や洪水を次々と予言し、多くの信者を獲得していった。それは莫大な献金をもたらした。マスコミが注目し、科学者が疑問を唱え、迫害が始まった。ついに彼は神に見放され、心労から病の床についた」

「彼には一人の熱心な弟子がいた。まだ幼かったが、大切なパートナーだった。少年は師を信じていた。たとえ世間が彼をペテン師呼ばわりしようとも」「キャプテン・クロス。アダムとイヴは元気かね」「元気ですが、梯子には登りません」「じゃあ、明日は晴れだ」「!!」「もうわかったろう。私は詐欺師だ。預言者ではない。全てが科学の応用だ。カエルは温度があがると、水から出て梯子を上る」「嘘だ」「私には神の声など聞こえない。一番怖いのは死だ。天国も地獄もない。人間は偶然の産物だ」「だけど、僕は天使を見たんだ」「もういい。それも嘘なんだろ。俺たちはペテン師だ」「少年は寄付金を持って、どこかへ消えた。そして本当のペテン師になった」

そして雪崩はやってくるが、山荘は何とか持ちこたえる。ナカルロ夫人に頭を下げるベイマー。「この山荘でやり直させてくれませんか」「大歓迎よ」ほほえむ太一。「村の人たちはこの山荘を望遠鏡で見上げて、面白いことを言っていますよ。ジョナサン山荘はまるで雪原に浮かぶノアの箱舟のように見える、って」