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・午前中、鹿児島市の介護相談員の方が2名見えられ、熱心に利用者さんの意見や要望を聞かれ利用者の方も熱のこもった話をされました。午後からは、宅労所「シオンの家」の西村施設長のご好意で片マヒや全マヒの方の移乗介助について研修し、シュミレーションを行いました。
<お昼のメニュー>
・トーフハンバーグ ・三色サラダ ・みそ汁 ・ごはん ・ジュース ・きんかん漬け
・鹿児島市介護相談員の方から次の報告をいただきました。(「おとなり」利用者の話から)
Hさん(79歳)の話
・「もともと自分が暮らしていた家であり、この家でデイサービスをはじめたことは最初は非常にストレスがあった。今はいろいろな方がみえるようになったが利用者がもう少し多くなったらよいと思う。なにぶん初めてのことで最初は驚いていたが最近、認知症の方に出会っていろいろと学ばされるところがありテレビを見るなどして勉強している。もう少し若ければ資格を取りたいぐらい」とニコニコしてお話しされた。
・スタッフについて、皆さんとてもよい方々で楽しく過ごそうと努力している姿勢が伝わってくる。掃除も行き届いており、浜平所長が働くことに対するキチンとした信念・哲学を持っておられ、また1週間分の食事の見本を冷凍保存していることなど衛生管理がしっかりしていることなどに感心させられている」と話された。
・行政への要望では「歩道が斜めになっており歩行が困難なため、もう少し広くして水平にしてほしいこと。狭い歩道を音もなく走ってきてサーっと追い抜いていくなど、最近自転車乗りの人のマナーが悪く危険を感じることがある」などのご意見があった。
Aさん(56歳)の話
・「介護技術の面ではまだいろいろと注文もあるが、おとなりのスタッフの人たちは本当に一生懸命なところがよい。ですから私もどしどし言わせてもらっている。ただし、実際に介護に当たる人は他人の身体を直接扱うわけだからできれば介護福祉士や看護師など資格のある人にしてほしい」との意見を述べられ、「他の利用者が高齢の方ばかりなのでできれば同年代の利用者さんがいてほしい」などと話された。
・利用者の立場から見ると「介護保険制度そのものが本当に必要な介護ニーズや現場の実態に応えるものになっていない。NPO法人に福祉有償運送が認められたが、実際に利用しようとしても早くから予約しないと急には間に合わなかったりする。行政は利用者の訴えをしっかり聞き実際の介護の現場をしっかり見て制度を運用してほしい」と述べられた。
・「生活支援なども含めて、コツコツと実績を積み上げたNPO法人にもっと助成金を出してほしい」と要望されていた。
Rさんの話
・「おとなりさんに来るのは2回目でお風呂と食事がよい。あちこち連れて行ってもらえると聞いたので楽しみにしている。今、週2~3回通っている小規模作業所は「トイレ」が汚いのでとてもイヤだと思っている」と話された。
・「家では年老いた母とけんかばかりしている。何でも先に母がしてしまうので苦労をかけたくないと思い、もう少し自分でできることを増やして任せてほしいと思っていること」などをお話しされた。
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