民主国家の体をなさない「日本」

まぁ、自民が議席を減らすのは当然でしょう。　有権者にはまだ
常識という2文字が微かに残っているという結果ですね。

小池率いる都民ファーストと創価学会：公明党の連携で議席を増
やしたことは、大勢的にはなにも変わらないという事で、都議会
に関しては相変わらず保守勢力の天下、ワシントン＝霞ヶ関のコ
ントロール下に置かれているという意味では、微塵も変わらない
のです。

自民が負けたと騒いでいる連中は何も解っていません。

都民からの搾取は続くのです。　まぁ、属国日本の首都ですから
それで万事つつがなく・・・というところでしょう。
困ったもんです。

しかし、自由民主党はなんでここまで横暴なんでしょう？
法の元の政党とは到底思えない狂った発言・行動が連日ネット情
報でアップされます。以前の政治家では考えられなかった振る舞
いで、これが日本の与党国会議員か？と耳目を疑うものばかり。

なんでだろう？と考えてみました。出た答えは・・・現在の日本で
は司法制度が崩壊してしまっているからなのでしょう。結果「法」
が機能しなくなっています。無法地帯です。　

※議員の1/4以上が国会召集を要求しているにもかかわらず無視
　を決め込む内閣は、憲法53条に抵触。

※防衛大臣が東京・練馬駐屯地近くで自民党の都議選立候補者の
　集会で、「防衛省、自衛隊、衛大臣としてもお願いしたい」と応
　援。　自衛隊法・公職選挙法への抵触

※安倍晋三総理大臣は秋葉原駅前で街頭演説を行った際、多数の主
　権者が「安倍やめろ」のコールに対して首相は、指を指して「こ
　んな人たちに負けるわけにはいかない」と演説中マイクを使って
　発言。街頭でしかも自民党総裁・総理大臣としての公務中に都民
　に指さし「こんな人たち・・・」とは、反対意見に耳を傾けるの
　が政治で、その頂点に立つ者の言葉ではない。

国有財産の私物化流用の森友問題。職兼乱用及び国家予算の民間法
人への補助金流用。等々の問題は何れ国会・司法で問われますが
無法地帯の日本での正統な審理は望めないので三文芝居に終わりま
す。

つまり、これほどの事を平気でやって世の中通ってしまうのが現在
の「日本」。　誰も裁かれない。　法を執行する機能が無い。　
ハッキリと法の下での国民に対する責任追及と刑罰の執行が日本人
の手で行われない。

元凶は、アメリカからの司法権・検察権を支配下に置いた日本属国
統治とそれを支える保守政党・組織団体です。

良いですか？　自民党も公明党も都民ファーストも民進も維新も
同じです。彼らはアメリカの為に日本を利用して生きている政党
です。

自民が大敗しようが、ファーストが勝とうが、民進が敗けようが
同じなんです。　アメリカからの保守コントロールは変わらない
のです。　ここを改めなければ日本は再起動できません。
終わったままです。

我々はココを考えなくてはならないのです。