チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

原発立地の自治体の将来像が見えてきたようだ・・・

2014-08-30 19:33:00 | 脱原発・反原発・非原発


東京新聞Webからの記事です。 


東京電力福島第一原発事故による除染の廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設
について、福島県は大熊町と双葉町での建設を受け入れる方針を決定した。
この事は原発立地の場所が過酷事故が発生した後どうなるのかという事を物
語っています。

事故当初からすでに予想されていたことですが、大熊町・双葉町は核のゴミ
を受け入れるしかその土地を利用する方法が無い事が浮き彫りになってきま
した。 

今日の記事には福島第一原発から搬出される放射能廃棄物という事ですが、近
い将来は国内のあらゆる原子力関連施設から出る廃棄物の貯蔵利用されること
となるでしょう。

具体的には福島第一原発の立地である大熊・双葉の両町は原子力産業の以外の
他の産業(商業や工業・農業や漁業)で生計を立てる事は未来永劫不可能とな
ったという事です。

町民の意思は関係ありません。否が応でも汚染物質を受け入れることしかでき
ないのです。なぜならば、放射能で汚染されたモノ・放射性廃棄物は拡散する
ことができませんし(実際には日本政府の手で震災の時の汚染瓦礫が全国にば
らまかれてしまいましたが)ましてや、現在汚染されていないところになどに
運び込むことはできないのです。汚れた場所で汚れたモノを受け入れることが
唯一最良の方法なのです。

チャーリーが思うに、この事は1960代に始まった福島での原発誘致が始まった
時点で既に運命づけられていたのです。その時から約50年を隔てて、大熊・双葉
両町は土地を失い、人々の暮らし営みを失ったのです。

残念ながら福島県と大熊・双葉町は核のゴミ捨て場として生きその名を残すし
か無いようです。そこに通常の人々の生活はありえません。

明確にしておかなければならないのは、他の原発立地道県でも同じことが起こる
という事です。可能性があるとかの次元の話ではなく、巨大地震・大ツナミに襲
われれば結果そうなるのです。

北海道・青森・宮城・新潟・茨城・静岡・石川・福井・島根・愛媛・佐賀・鹿児島
の各道県と立地自治体は覚悟できているのでしょうか?

人の手で造ったもの建てたもの壊れます。当たり前です。 ましてや巨大地震のが
起こりうるところにわざわざ建てているのです。自然災害・その他不慮の事故を想
定していない事自体狂気の沙汰です。が、そうはいかないことを福島で学びました。 

でも自民・公明党に支えられた安倍政権はお構いなしで核利用を進めています。

私たちは、福島第一から眼をそむけるのではなくこの先立地自治体がどのような運
命をたどるのか注視しなくてはなりません。そのうえで、大熊・双葉町の教訓を自
分の将来に生かさなくては人生を全うできないばかりか、目に前の生活、明日の生
活も失いかねない状況です。

変な国になってしまったものです。

なぜって?放射生物質と放射能に脅え、普通の生活ができないのですから・・・

 


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