チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

ダメだ、こりゃ・・・ Vol 2

2014-05-13 15:47:35 | 脱原発・反原発・非原発

原発事故後体調の変調を訴えても、相手にされないばかりか逆に地域
のイメージダウンに繋がると攻撃を受けてしまっています。漫画の中
での「鼻血」の表現が福島県に対してイメージダウン・又は風評被害
に繋がるとして出版社や原作者が非難・抗議を受けています。 

非難・抗議をている人は元双葉町長の井戸川氏の言葉がをどう受け止
めるのでしょうか?井戸川氏がウソをついているとでも言うのでしょ
うか。

3機の原子炉が破壊されて、炉心の核燃料がどのような状態になってい
るのか解らない状況では放射線の影響がないとするほうがおかしいし
もし仮に影響が無いならばとっくに収束の兆しが見えてくると思うので
すが、実際には収束などというのは夢物語なのです。

元双葉町の井戸川氏の話す「鼻血」も漫画で表現されている「鼻血」も
原発事故の核心を突くほど、原発推進の立場からすれば本当に都合が悪
いモノなのでしょうね。そうでなければ、出版社も原作者もこれほど非
難浴びることはないでしょう。「たかがマンガ・・・」放置されて終わ
りです。

事故から2年が経ち、さらに年を経るにつれ鼻血だけではなく他の様々
な変調が体に現れるはずです。特に乳幼児・子供、青少年などの低年
齢層を守らなくてはならないのにそれをやってきていない酷い国です。

実際に体の変調が表に出てしまった段階では遅いでしょう。治療には早
期の発見が重要ですが福島県も国も手を打っていないようです。そりゃ
そうでしょう、原発事故による放射線の影響は無いとして、ぎゃくに避
難している人達を帰還させようとしているのですから。

また、住民の判断を鈍らせているモノに、住民の心の底では、「放射線
は怖い」「被曝は健康被害に繋がる」とする常識を持ちながら、一方で
住民の「絆」という言葉に惑わされ腹の探り合って自分の意見をハッキ
リといえない空気があるようです。 声を上げなきゃならない被害者が
自ら「風評被害」という実態の無いモノを持ち出し、発言を自粛したり
という風潮、異論を許さない全体主義的なムードを作っているようです。

「命」を軽んずる「絆」ならば、そんなものさっさとゴミ箱に捨てたほ
うがいいですよ。「絆」を大切にするならば、お互いに真実に目をむけ
事実を声に出したうえで助け合わなければ問題の本質を明らかに出来な
いし、未来永劫福島の人々は放射線で汚染された地域に置かれ不当な差
別を国家や自治体から受けるのです。

今の福島は戦前の日本、もしくは北朝鮮のように「本当の思いを口に出
来ない」21世紀の民主国家とは思えない後退ぶりですね。

チャーリーがこうして反核・反原発を訴えているのは、日本全国いつで
も・どこでも同じような事態が起こりうると言う思いで話しています。
自分の問題なのです。 何故なら、家族があり、友人があり・・・自分
を含め、全ての人に怖い思いや辛い思い、差別などの不当な扱いを受け
てもらいたくないのです。




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