ネタのない日は 詩でも書くか。。
ちなみになつかしの全国版同人誌「マイ詩集」の同人でした（笑）
当時の話ですが。 厳しいオーディションがあるんですよ。
あのころはハッ！ 海をテーマの詩ばっかり書いていたなー。
1 理想の空間
長い間、待っていた。
闇の中を手探りで歩き続けてきた。
出会う人誰もが、ついてこなかった。
自分もまた、何者かであるということだけは分かっていた。
出会う人々もまた、多くは才能に満ち溢れていた。
無数に浴びせかけられた賞賛も批判も、自分を微塵も揺り動かせなかった。
なぜなら、聞かなかったし、読まなかったし。すぐに忘れたし。記憶に残す暇がなかったから。
まったくヒトというエネルギー体は。
その間、治らない、心と身体の痛みに苛まれ続けた。
その間、この星は１万回ほど回転しただろうか。
多くの民衆は目覚め。
大きく変わった。
でも、彼らには、いったい何をするのかだけは、だれも教えてくれなかったから、何もしなかった。
星は無数に降り落ちた。
高く聳え立っていた、あの高い山も
雨や風によって、ゆっくりとゆっくりと浸食されて
ある日突然崩れ去った。
権力という『追いはぎ』達はその間も民衆からすこしづつ奪い去っていった。
全ての民衆に馬鹿になれるように無限の情報が垂れ流され続けた。
真実を知るものは泣いた。
通りすがりの旅人が、私の背中に一言つぶやいてゆく。
「おやおや、口は災いの元ですよ。私はだんまりでいきますよ」
私は言った
「そうですか」
君は敗残者だ。逃げるがいい。
道化を、一生やっていればいい。
ピエロになっておどけていればいい。
私は勝か負けるか、どうでもいい、貴方をどうにかしてしあわせにするという世界に。またいまからいきます 。
わずかながら残った。 貴方がくれた水をつめこんで。
了
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