ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

動物福祉(アニマルウェルフェア)について

2016年07月21日 | 日記
最近、動物福祉という考え方が有るようです。
食物としての家畜がどのように世話されているのかについて考えようという取り組みも有るようです。
難しい問題ですよね。
命をいただくのですから考えるべきなのでしょうね。
私たちはダチョウさんも牛さんも他の経済優先の牧場に比べてとても幸せな環境で育てているという自負はあります。
いろいろな記載を読んでみると、我々は動物福祉を実践できているようです。
けれども決して十分とは思えません。
生きるということは命をいただくということですから、業というのか責任というのか分からない荷物を持たされているように思われます。
あてがわれた荷物を下ろさずに、どこに行くか分からずノロノロと歩み続けて行くというのはなかなか堪えますね。
けれども、いただいた命を有効に使わないことの方が罪深いように思われるのです。
自然への感謝と敬意を忘れずに謙虚に生きようなどと言われるまでもなく、そのようになっていくのですから牧場生活とは不思議なものですね。
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