志村けんさんが亡くなりました。
日本全体が大きな喪失感を感じています。
コロナウイルスの恐ろしさがまだ良く分かっていなかった方に、改めて警鐘を鳴らしてくださったと言っている方もいます。
悲しいことから何かを見いだそうとすることは大切です。
ただ、志村けんさんは生きたかったでしょうし、生きて、これからもたくさんの笑いや喜びを作り出し、人生を楽しめたのです。
死んでしまったら、その人の人生はそこまでなんです。
そして、周りにはその人の死を悲しむ人が残されます。
こうした悲劇を防ぐためには、正しい知識を得ることが大切だと思います。
感染から自分や大切な人を守り、誰を傷つけない為に、正しく恐れて対策を取りたいですね。
ただ、正しい知識、情報を見極めることは本当に難しいです。
今、正しいと思えた情報も、明日には間違っているかもしれません。
疾病に関する情報が、かつてない速度と量でSNSを通じて飛び交い、不安から、デマが広がりやすい状況です。
良かれと思って発信した情報が、間違っていたり、人を不用意に不安にさせたりすることが起こっています。
感情的な訴えは心に響きやすいですが、冷静さを忘れさせ、物事を間違って見せてしまいます。
特に、コロナウイルスから直接影響を受けている事業者や医療の現場にいる方からの訴えは切実で、心が揺さぶられます。
こうした時には、専門家の情報や信頼できる機関からの情報を何度もチェックすることが大切です。
そして心にストレスを与え、不安をあおる情報から意識して遠ざかることが大切です。
自分のできることは何かを知り、どうしようも無いことに悩まないこと。
明るい話題や楽しいと感じるニュースに触れ、好きな趣味の知識を深めましょう。
これからもまだまだ悲しい事や苦しい事、不安にさいなまれる事が起こるでしょうけれど、決して振り回されず、自分や周りの人の人生を守りましょう。
一般の人向けのWHOが推奨するメンタル面でのコロナウイルス対策を分かりやすくまとめた図が有ったので貼りました。
この世には生きてさえいれば楽しめ、味わえる素晴らしいことがたくさんあります。
長く楽しむ為に、皆さん一緒に頑張りましょう。
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