ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

同じ格好でだちょうさんと関わることについて

2020年01月03日 | 日記
だちょうさんと関わる時はいつも同じ格好が大切です。
人間と違って動物は着替えないですよね。
違う格好、違う匂い、違う大きさ。
違和感を感じるとだちょうさんは興奮してしまいます。

昔、いつもと違う格好をしてダチョウ舎の掃除に入り、大変痛い思いをしました。

冬は、発情期に入ってもおかしくないので、特に危ないです。
発情し始めると、だちょうさんは縄張りを守る意識が高まり、知らない存在や邪魔者を追い払おうとします。

昔に比べると、顔や雰囲気でなんとなく私だと察してくれているようですが、気の緩みは油断大敵です。
思えば蹴られた時、私は油断していました。
あの時は本当に死ぬかと思いましたが、大変勉強になりました。

相手の立場に立って、相手の事を良く考えて接することは本当に大切ですね。