インフレータブルに船外機を付けて、釣りをするのも3年目。
そりゃ~楽しいもんなんです。
が、釣りの度に憂鬱になるのが、砂浜へのボートの引き上げ。
行きはいいんです。体力もいっぱいあって、チョイと押し出
せば海にプカリと浮いて楽に出航。ただ、帰りはそりゃ、
悶絶もんです。筋トレどころじゃ~ありません。
罰ゲームを超えて、想像を絶するほど辛い作業なんです。
いったい皆さんどうしてるんでしょうね。
で、考えてみました。何故に引き揚げが辛いのか。
図を描いてみました。ボートのトランサムにドーリーを
付けてます。
ボートのバウ部分には、アイがついていてここを持つと
安定するので、ついついここを持ってしまいます。
するとどうなるか?
トランサムドーリー部をクローズアップすると、下の
ようになるんです。
つまり、砂浜の浪打際でドーリーが上に揚がる力は、
”ひっかかる”方向になるんですね。なので、揚がり辛い。
なので、バウの上にある持ち手を持つとどうなるか?
この場合のトランサムは、下になります。
見ての通り、砂浜に揚がる時、ドーリーは段差に引っか
からない方向になるんです。
つまり、バウの上にある持ち手を持つと「ちょっとは楽」に
なるんですね。
砂浜に引っ張り揚げる度に、バウの上持ったり、下持ったり
しましたが、何故か上持つ方が楽だとは思ってたんです。
よく考えると、こんな感じだったんですね。
は~、それにしても。砂浜からのボートは辛い。
何とかもっと楽にならんもんですかな。