今年のGWはがっつり休みがあったものの、都合が良くて
風が弱くて波が低い日がほとんどなし。
結局1日だけ油壺方面にボートで出ました。毎年この時期は
まだ浜はすいてるんですよね。ま、釣果はいまいちでした。
ただ、LIPを使った釣り方はなんとなくですが、練習できたので
良かったかなと。
これで風がもう少し弱ければね~。
そんなこんなで家でダラダラしてたら、嫁に怒られました。
どこかに行ってこいと(笑)
じゃ~、そうしますか。金がかからないとこを考えていたら、
ありました、いい場所が。前から探していた「景色のいい場所」
です。
ここに行った事に関しは置いとくとして、とりあえず地図
代わりにetrexに等高線を入れました。
いつものようにググッってみると、手元にあるVistaHCX
はすでに旧機種だからか、等高線を入れる方法は
情報が錯綜してますな。
なんとか色んな情報から等高線が入りましたので、
備忘録的にまとめときます。
まず必要なソフトは、
1、sendmap20
2、cGPSmapper
3、mapedit
4、それとexcelのVBA(Converter_CntrXML_to_PFM)
の4つ。
VBAは当然本体であるEXCELも必要です。
ちなみにConverter_CntrXML_to_PFMは「アベル父さんの
もっと山を、スキーを、感動を!」さん作!ありがとうございます。
それぞれにソフトが何をしてくれるのかは、ここでは述べません。
面倒なので(笑)
かんたんに手順を書いときます。
まずソフトをインストール1~3はググればすぐに出てきます。
mapeditはシェアウェアです。よくライセンスを確認してください。
つぎにEXCELのVBAですが、上記リンクページの【VBAモジュール】
から(ここをクリック)を押下してVBAを表示します。
でてきた物を上から下まですべて選んでコピーしときます。
次にEXCELメニューのツールからマクロ→Visual Basic Editor
を選びます。出てきた画面のメニューにから挿入→標準モジュール
を押下します。
出てきた右側の白いところに、先ほどコピーしたのを貼り付けます。
無事貼り付けられたら、Visual Basic Editorの画面をバッテン
押して終了します。
もとのEXCEL画面に戻りますので、メニューのファイル→
名前を付けて保存 を押下し、どこかに保存します。
これでEXCELの準備終了。つぎは肝心の等高線データ
を取りにいきます!
必要なデータは国土地理院の基盤地図情報にあります。
この基盤地図情報はちょっと前まで試験的に公開されて
いたのが、期間終了でダウンロード出来なくなっていましたが、
今は本番運用として復活しています。
ログインIDが必要なのでWebから登録してください。
無料ですぐにIDが取得できます。
この中の「縮尺レベル25000」JPGIS形式に等高線データが
入ってます。
必要な都道府県を選択し、その中にある「標高点
(数値標高モデルを除く)」を選びます。
選べたら「選択して次へ」。
次の画面にに色々出てきますが、
必要なのは「標高点(数値標高モデルを除く)」の3つ。
(神奈川県の場合です。)
ファイルはZIPで圧縮されているので、解凍し全ての
ファイルを同じフォルダに入れておきます。
次に先ほど保存しておいたEXCELを開きます。
EXCELのメニューからツール→マクロ→マクロ を選択
します。
こんなのが出ますので、メニューの実行を押下します。
ファイルを選択画面が出ますので、先ほど解凍した
等高線データをどれでもいいので、1つのみ選択します。
(1つ選択すると、同じフォルダにあるファイルが勝手に
読まれます。)
選択したらデータ変換が始まり、EXCELの画面に1/10
とかの数字が出ます。と同時に、等高線データのフォルダ
にnewPFM.mp ファイルが出来ます。
Mapeditがインストールされていれば関連付けされてい
るので、newPFM.mp をダブルクリックします。
Mapeditの画面に等高線が見えているはずです。
ちなみに海抜100m以上のみが表示されます。
これは「Converter_CntrXML_to_PFM」が等高線を
見易くするために、情報をまびいているためです。
これに気づくまでちょっと悩みました。GISデータにはもっと
等高線データがあるのに、変換すると消えるから(笑)
実は行きたい場所が650mだったんですけど、変換は
500m以上になってるんですよね。ってことでVBAの該当部分
を変更します。どこかはVisual Basic Editorから探してください。
「ただし標高499m以下は無視する」って文章の傍にあります。
2箇所ある「500」てとこを任意の数字にすればいい
はずです。自己責任で変更を!(笑)
次は、Mapeditのメニュからファイル→地図のプロパティ
を選択。ヘッダータブにある「ID:」欄を必要に応じて変更します。
これは、地図のIDになりますので、同時にEtrexに入れたい
他の地図のIDとだぶらないようにします。(8文字の数字)
OKを押下したら、ファイル→エクスポート→ガーミンIMG
を選択します。
ファイルの保存先を聞かれますので、適当な場所を
指定します。名前はなんでもOK。
ファイルを指定したら、こんな画面になります。
「cgpsmapper.exeへのパス:」には上記でインストールした
cGPSmapperへのフルパスを入力します。
この画面で実行するとgarmin用のマップファイルが作られます。
次にsendmapを起動します。(黒い画面も一緒に出ますが
気にせずに)
Mapeditで作成したgarmin用ファイル(拡張子がimg)を
sendmapへドラッグします。(選択リストに追加されます。)
ここで、最終的にetrexに入れたい他のマップファイルも
同時に入れておく必要があります。
(今回作成したマップファイルは、1ファイルになっています)
マップがリストに追加できたら、「Create GMAPSUPP.IMG」を
押下します。
ファイル選択画面がでますので、適当なフォルダを選択
しますがファイル名は変更してはいけません!
これでetrexに送るマップが完成しました。
(ファイルが1つになっています)
ここまで出来たらPCにetrexを接続し、sendmapの先ほどの
画面にある「Connect」を押します。(たぶん)自動で
接続したetrexが「Connect」ボタンの下に表示されます。
表示したら、その下にある「Upload maps to GPS」
を押下します。これでetrexにマップが転送されます。
etrex側のマップ選択で今回転送したのを選択すれば、
等高線が表示されます。