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楽しみ見つけて猛突進

おっさんらしさとは・・・

etrexに等高線

2012年05月13日 17時43分36秒 | うんちく・小ネタ

今年のGWはがっつり休みがあったものの、都合が良くて

風が弱くて波が低い日がほとんどなし。

結局1日だけ油壺方面にボートで出ました。毎年この時期は

まだ浜はすいてるんですよね。ま、釣果はいまいちでした。

Dscf0343_1

ただ、LIPを使った釣り方はなんとなくですが、練習できたので

良かったかなと。

これで風がもう少し弱ければね~。

Dscf0342_1

そんなこんなで家でダラダラしてたら、嫁に怒られました。

どこかに行ってこいと(笑)

じゃ~、そうしますか。金がかからないとこを考えていたら、

ありました、いい場所が。前から探していた「景色のいい場所」

です。

ここに行った事に関しは置いとくとして、とりあえず地図

代わりにetrexに等高線を入れました。

いつものようにググッってみると、手元にあるVistaHCX

はすでに旧機種だからか、等高線を入れる方法は

情報が錯綜してますな。

なんとか色んな情報から等高線が入りましたので、

備忘録的にまとめときます。

まず必要なソフトは、

1、sendmap20

2、cGPSmapper

3、mapedit

4、それとexcelのVBA(Converter_CntrXML_to_PFM)

の4つ。

VBAは当然本体であるEXCELも必要です。

ちなみにConverter_CntrXML_to_PFMは「アベル父さんの

もっと山を、スキーを、感動を!」さん作!ありがとうございます。

それぞれにソフトが何をしてくれるのかは、ここでは述べません。

面倒なので(笑)

かんたんに手順を書いときます。

まずソフトをインストール1~3はググればすぐに出てきます。

mapeditはシェアウェアです。よくライセンスを確認してください。

つぎにEXCELのVBAですが、上記リンクページの【VBAモジュール】

から(ここをクリック)を押下してVBAを表示します。

でてきた物を上から下まですべて選んでコピーしときます。

次にEXCELメニューのツールからマクロ→Visual Basic Editor

を選びます。出てきた画面のメニューにから挿入→標準モジュール

を押下します。

出てきた右側の白いところに、先ほどコピーしたのを貼り付けます。

無事貼り付けられたら、Visual Basic Editorの画面をバッテン

押して終了します。

もとのEXCEL画面に戻りますので、メニューのファイル→

名前を付けて保存 を押下し、どこかに保存します。

これでEXCELの準備終了。つぎは肝心の等高線データ

を取りにいきます!

必要なデータは国土地理院の基盤地図情報にあります。

この基盤地図情報はちょっと前まで試験的に公開されて

いたのが、期間終了でダウンロード出来なくなっていましたが、

今は本番運用として復活しています。

ログインIDが必要なのでWebから登録してください。

無料ですぐにIDが取得できます。

Gis

この中の「縮尺レベル25000」JPGIS形式に等高線データが

入ってます。

必要な都道府県を選択し、その中にある「標高点

(数値標高モデルを除く)」を選びます。

選べたら「選択して次へ」。

次の画面にに色々出てきますが、

Gis2

必要なのは「標高点(数値標高モデルを除く)」の3つ。

(神奈川県の場合です。)

ファイルはZIPで圧縮されているので、解凍し全ての

ファイルを同じフォルダに入れておきます。

次に先ほど保存しておいたEXCELを開きます。

EXCELのメニューからツール→マクロ→マクロ を選択

します。

Vba

こんなのが出ますので、メニューの実行を押下します。

ファイルを選択画面が出ますので、先ほど解凍した

等高線データをどれでもいいので、1つのみ選択します。

(1つ選択すると、同じフォルダにあるファイルが勝手に

読まれます。)

選択したらデータ変換が始まり、EXCELの画面に1/10

とかの数字が出ます。と同時に、等高線データのフォルダ

にnewPFM.mp ファイルが出来ます。

Mapeditがインストールされていれば関連付けされてい

るので、newPFM.mp をダブルクリックします。

Mapeditの画面に等高線が見えているはずです。

ちなみに海抜100m以上のみが表示されます。

これは「Converter_CntrXML_to_PFM」が等高線を

見易くするために、情報をまびいているためです。

これに気づくまでちょっと悩みました。GISデータにはもっと

等高線データがあるのに、変換すると消えるから(笑)

実は行きたい場所が650mだったんですけど、変換は

500m以上になってるんですよね。ってことでVBAの該当部分

を変更します。どこかはVisual Basic Editorから探してください。

「ただし標高499m以下は無視する」って文章の傍にあります。

2箇所ある「500」てとこを任意の数字にすればいい

はずです。自己責任で変更を!(笑)

次は、Mapeditのメニュからファイル→地図のプロパティ

を選択。ヘッダータブにある「ID:」欄を必要に応じて変更します。

これは、地図のIDになりますので、同時にEtrexに入れたい

他の地図のIDとだぶらないようにします。(8文字の数字)

OKを押下したら、ファイル→エクスポート→ガーミンIMG

を選択します。

Mapedit

ファイルの保存先を聞かれますので、適当な場所を

指定します。名前はなんでもOK。

ファイルを指定したら、こんな画面になります。

Cgps

「cgpsmapper.exeへのパス:」には上記でインストールした

cGPSmapperへのフルパスを入力します。

この画面で実行するとgarmin用のマップファイルが作られます。

次にsendmapを起動します。(黒い画面も一緒に出ますが

気にせずに)

Mapeditで作成したgarmin用ファイル(拡張子がimg)を

sendmapへドラッグします。(選択リストに追加されます。)

ここで、最終的にetrexに入れたい他のマップファイルも

同時に入れておく必要があります。

(今回作成したマップファイルは、1ファイルになっています)

マップがリストに追加できたら、「Create GMAPSUPP.IMG」を

押下します。

Sendmap

ファイル選択画面がでますので、適当なフォルダを選択

しますがファイル名は変更してはいけません!

これでetrexに送るマップが完成しました。

(ファイルが1つになっています)

ここまで出来たらPCにetrexを接続し、sendmapの先ほどの

画面にある「Connect」を押します。(たぶん)自動で

接続したetrexが「Connect」ボタンの下に表示されます。

表示したら、その下にある「Upload maps to GPS」

を押下します。これでetrexにマップが転送されます。

etrex側のマップ選択で今回転送したのを選択すれば、

等高線が表示されます。