3月19日(木)大阪労山連盟事務所にて、2025年度中級登山学校の座学2が開催されました。
今月末から始まる実技に向けて、まずは理論を学びます。
装備紹介、カラビナの種類説明、アンカーの種類、支点構築方法、ビレイ方法など、実演を絡めながらのご講義です。

支点は強固なものを構築する必要があり、その重要性を実演を交えてご解説。
生徒さんたちも真剣に耳を傾けていました。

そしてスタッフによる実演です。
スタッフ2人が岩場についてロープを裁くところから始まります。
リードがシステム構築して、セカンドが2セルフをとるまでの所作に合わせて、Mコーチがご自身の経験を交えながらご説明されます。
限られた時間ですが、わかりやすく端的にご説明くださったので岩場でのイメージもつきやすく、生徒さんたちとも一連の動作を共有できたと思います。

最後は質疑応答。生徒さんの質問にMコーチが丁寧にご返答され、皆さん満足のゆく内容となりました。
今回のシステムとギア理論は、これからの実技で繰り返し思い出すご講義として生徒さんの中に深く印象づきました。
覚えることも多く大変ですが、一通りシステムを理解して、安全な登攀実技の日を迎えましょう。
このはな山の会Mコーチ、ご講義いただき有難うございます。