2025年5月28日水曜日19:30~21:30、大阪労山連盟事務所にて座学6「応急手当」が開催されました。
講師はYコーチ。
前半は講義です。
応急手当についての基本的な考え方や技術を教えていただきました。

後半は応急手当の実演です。
まず最初は回復体位。

続いて止血と創傷処置。
清潔な水(水道水)で洗い、その上にスーパーでもらえるロールのビニール袋を裏返して傷に当てます。
ロールのビニール袋は内側がほぼ無菌のため傷口に雑菌が入り込むのを防ぎます。
重量増にはなりますが、山へ行くときは飲み水ではない予備の水道水とロールのビニール袋を持っていきましょう。

さらにガーゼで圧迫し、スリングなどで固定して完成です。


腕を骨折した場合の対処。
三角巾などの上からスリングで固定。

足の捻挫などの対処。
靴を簡単に脱がせられない状態の場合は靴の上から固定します。

アルパインだけでなく、どんな山行でも山へ行くことは怪我のリスクと隣り合わせです。
いざというとき今回教えていただいたことを活かせるよう習得していきたいと思います。
Yコーチ、わかりやすい講義と実演を実施いただきまして本当にありがとうございました。