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おしゃべりな猫

英語・音楽・演劇・絵画etc
大好きなものが、たくさんありすぎて・・・
そんなミーハー猫のdiaryです。

コレ何だろう?

2017年05月13日 | ボランティアガイド

ボランティアガイドを始めて8年目になるかなぁ
だけど、これ見たの初めて

お客様に聞かれて答えられなくて焦りました。

本日ご案内したのはオーストラリアからの楽しいご夫婦とドイツからの仲良しご家族。
件の質問はオーストラリアのご夫婦から。

好奇心旺盛なお二人で石垣の謎のマークから自衛隊や憲法問題までたくさんの質問を受けました。
この後、広島に行くとおっしゃるお二人。
だからこそ、丁寧に答えたいなとちょっとしゃべりすぎちゃったかなぁ

ちなみに日露戦争の折に建てられたものだそうで・・・
頑張って勉強します。


本物の英語力~鳥飼玖美子(著)

2017年05月06日 | ボランティアガイド

「言語は生涯かけて学ぶもの」

鳥飼久美子さんの本からは、毎回、たくさんのことを学びます。
前書「国際共通語としての英語」では、Nativeとは異なる英語であっても怯むことなく話す勇気をもらいました。
この本からは、だからと言って文法や発音を学ぶことを怠ってはいけないことを学びました。

’bone'と’born'
講演で発音の甘さから上手く伝わらなかったというノーベル賞受賞者の山中教授のエピソード。
そして、未だに英語を勉強し続けているという話。
あんなに著名でアメリカでも研究活動を続けている方でも英語の悩みがあり学び続けていることを知り、ハッとしました。
学ぶことにゴールはないんだなぁ・・・と。

文法の大切さ。
単語だけでも通じることはあるけども、きちんとした文法で話した方が深い話ができるのは当然のこと。
Nativeじゃないからと開き直るのではなく、Nativeじゃないからこそ謙虚に学びたいなと思いました。

完璧に話すことはできなくても、ハチャメチャじゃ嫌。

ハチャメチャと完璧の間を目指す。
なるほどね・・・

というか、「ハチャメチャ」という言葉に親近感。
鳥飼さんの本には、時々、こういうチャーミングな日本語の使い方があります。
そして、それは間違いなく目的をもって使われていると思います。

と言うのも・・・コンテクストについて語った部分。
「英語をむやみにカタカナにして日本語で使うのは好きではない」とはっきりと伝えたうえでこの言葉を使っているからです。

日本語に訳すると「文脈」になってしまうけども、英語のcontextにはそれ以上のものがあるのです。
前後の文脈だけでなく文化的コンテクストや状況コンテクスト。
それらを理解したうえで英語を使うことの大切さと難しさ。

う~ん。語学って奥が深い。

この本で学んだことをしっかりとこれからのボランティアガイドに活かしたいなと思うのでした。


政治談義の花も咲く

2017年04月15日 | ボランティアガイド

兼六園の無料開放も終盤。
桜の花びらが舞う中でのご案内。

アメリカからのお客様を2組。
スウェーデンからのお客様を1組。
この時期、ボランティアガイドは大忙しです。

そのうちの1組のお客様からの質問。
「どの国からのお客様が多いのやっぱりヨーロッパ

新幹線が開通し東京からのアクセスが良くなり、金沢を訪れる外国人旅行客が増えたこと。
先日ご案内したお客様が、それまではバカンスをヨーロッパで過ごしていたけどもテロや差別への不安から今回の休暇は日本で過ごすことにしたとおっしゃってたこと。etc

話の流れで、日本は治安が良く自分達も安心して旅ができているという話になり・・・
ふと聞きたいことが心に浮かびました。

「トランプ大統領になってアメリカは変わりましたか

一般的に政治と宗教の話は避けた方が無難と言われていますが、お客様の中にはそういう話を好まれる方もいらっしゃいます。

今回のお客様は後者のような気がして、「政治的なことになりますがお聞きしてよろしいですか」と前置きしたうえで聞いてみました。

「ヒラリーが好きならワイフに聞いてみな」
「うちの人、トランプなんか崇拝しちゃっているのよ」

ご家庭でもよく政治の話をするらしく、熱い話を聞けました。

オバマの広島と退任直前のスピーチ。
私が感動したという話に頷く奥様と「やつぁ~口だけは達者だ」と手厳しいコメントの旦那様。

興味深い話を聞けた楽しい時間に今日も感謝。

 


素朴なギモン・複雑なキモチ

2017年04月02日 | ボランティアガイド

暖かくなり兼六園には、色々な国からたくさんのお客様が訪れています。
久しぶりに3回のご案内。

オーストラリアの女性。
イスラエルのご夫婦。
そして、同時に窓口に来た3組のお客様の合同(?)チーム。

膨らみつつある桜の蕾に「咲いたところを見たかった」と残念がる方。
まだまだ見頃の梅に喜ぶ方。
同じ景色でも感じ方・捉え方は人それぞれ。

写真はイスラエルのお客様から別れ際にいただいたマグネット。

最近、金沢にはイスラエルからたくさんのお客様がいらっしゃっています。
ボランティア仲間と、「なにかキャンペーンでもしているのかな?」と不思議に思っていました。

気さくなお二人に軽い気持ちでその疑問を投げかけてみました。
帰ってきた言葉に「嫌な思いをさせちゃったかも・・・」と反省。

少し前までは、イスラエルで海外旅行といえばヨーロッパが主流。
遠い日本は、彼らの選択肢には入っていなかったそうです。
が、イスラム過激派のテロやそれに伴う人種差別から、ヨーロッパ旅行が困難になってしまったとのこと。
そこで選ばれているのが、遠いけども治安のよい日本。

そんな人達に「遠いけど来て良かった」と思っていただけるように・・・
頑張りたいと思います。


もうすぐ桜~!

2017年03月19日 | ボランティアガイド

3月も後半に入り、兼六園では桜の季節の準備が始まりました。


今日ご案内したのは2組のお客様。

1組目はアメリカからの賑やかな3人のお姉様方。
日本へはツアーで来たとのこと。
他の方達はオプショナルツアーで白川郷へ。
「ちょっぴり疲れたので自分達は大人しく金沢でじっとしているの・・・」
と言いつつ、エネルギッシュ。
3人揃えば姦しいのは日本もアメリカも一緒なんだね・・・

2組目のお客様はオーストラリアからのご夫婦+そのご友人の男性。
「兼六園というのは6つの美を兼ね備えた庭園で・・・」と説明したら、奥様が旦那様にいたずらっぽい笑顔で一言。
「私とガイドさんがいるから、今日は8つの美でしょ
私も「美」の中に混ぜてもらっちゃって恐縮

今日も楽しい出会いに感謝