(「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。)
4月28日、この日発売のスピリッツ22・23合併号に掲載された「美味しんぼ 604話」の内容があんまりという事でネット内で炎上騒ぎとなり、それに対してスピリッツ編集部から、以下の様なコメントが発表されました。
(クリックで拡大→)
この内容に対しても早速このようなtogetterが作成され、炎上の炎は鎮火する気配もなく、それはとうとう新聞各社の報道でも取り上げられるほどの事態となりました。
ツィッターでは今だに書き込みが行われている状況ですが、これについては私も色々思うところがあるので、改めて今回こちらで取り上げる事と致しました。
編集部コメントには、
鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図は無く、
取材先の皆様の実体験や作者の実体験について、
作中登場の実在の医師に見解を問う展開となっております。
とあります。
これを確かめようとコンビニに寄ってみたらまだこの号がありましたので、早速立ち読みして中身を確認してきましたが、正直の所、読み終えた後は大きな不快感を覚えてしまいました。
コメントに該当する場面は以下の部分で、そこでは鼻血を出した山岡が医者に診てもらって、
「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません。」
と言われ、山岡自身が
「うっかり関連づけたら大変ですよね」
と語っています(以下画像はネットより流用)。
確かにここまではスピリッツ編集部が言う通り
「作中登場の実在の医師について問う展開」
であり、放射線によるものとの「断定」はなされていません。しかし、
問題はこの後です。
ここから話の展開は、山岡が一安心と思った所に「実は私も~」と山岡と同じ体験をした地元住人からの声が上がり、そして海原雄山さえも「私も~」と語り出し、
そして最後のページでは双葉町前町長の井戸川氏本人が登場して、
「私も鼻血が~、疲労感が~」
「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。」
と語り、皆が呆然としたところで〔次号へ続く〕となる訳です。
もう一度編集部コメントを見てみましょう。
そこでは、【取材先の皆様の実体験や作者の実体験について、作中登場の実在の医師に見解を問う展開】とありましたが、実際は医師に見解を問うているのは山岡(作者)本人だけであり、取材先の皆様の実体験について医師に見解を問う場面などはどこにもなく、それどころか安心した山岡を再び不安に陥れるという内容となっています。
私が問題とするのは、今回のテーマに関して、果たしてこういう展開で〔続く〕はありなのか、編集部は何の問題意識も持たなかったのかという事です。
確かにマンガなどでは、続きを見たくなる様主人公が危機の場面や新たな展開となる所で〔以下次号〕とするのは極めてオーソドックスな手法ではあります。
しかし、通常ならばこれでも許されましょうが、今回のテーマの場合は果たしてどうでしょうか。
こういう話の展開ですと、これはどう見ても読者に対し、実は鼻血は放射線の影響ではと思う様に『誘導する』ものと言われても仕方がありません。
そして不安を煽ったところで〔続く〕として、次号を購入させようとするこの誌面構成。
私はここに、それまで安心させておいて最後に不安のどん底に叩き落し、
「安心するにはぜひこれを!」
と言って商品購入を勧める不安商法と同様のいやらしさとえげつなさを感じてしまうのです。
原発事故から3年、様々な機関による研究により、放射線の健康への影響は極めて小さいとする報告が次々と提出され、人々の間にはようやく安堵の気持ちが生まれつつあります。
しかしそんな中で突如、
「でも本当のところは分からない。」
などと語って人心をかき乱す心無い言説に、福島の住民はもううんざりしているのです。
福島県では今も尚、「風評」に苦しんでいます。
そして危険・安全の区別がはっきりしない中での、漠然とした不安感(漠たる不安)がこの様な風評を生み続けています。
この「漠たる不安」を拭うため、福島の農家の方や漁業者・医師らはこの3年の間、膨大な努力をかけて「確たるデータ」を積み重ね、それを提供し続けてきました。
しかしそれでも相変わらず外部からの「漠たる不安」を唱える声は絶える事なく、その度に福島の人達の心は傷付けられています。
そんな中での今回の「美味しんぼ」です。
この内容に対して多くの方が批判の声を上げていますが、掲載前に編集部では、こうなる事を予測出来なかったのでしょうか。
これまで作品中で福島の「風評」を問題視してると言いながら、結局それを作り出すのと同じ手法で今回の誌面が作られたという事に、果たして編集部では誰も気が付かなかったのでしょうか。
次号の展開がどうなるのかは知る由もありませんが、仮に鼻血が放射線のせいではないとか、皆で風評を無くそうとなってめでたしめでたしという展開になろうとも、こうして不安を煽って次号へ続くとする誌面構成は、とても被災地の住民感情を考慮したものとは見えず、はっきり言って無神経という他ありません。
コメント内で言われている『綿密な取材に基づいた』ものであるなら尚の事、掲載に当たってはもっと被災地への配慮があってしかるべきなのに、その様な配慮の欠片も見られません。
こんな所に私は、被災地の人と中央の人の感覚のズレというのを感じてしまうのです。
今回の様なデリケートなテーマを扱う場合は、おかしな所でタメを作ってじらす様な続き物とするのではなく、増ページによる「前・後編一挙掲載」という形にすべきだったのです。
編集部コメントではさらに、
また風評被害を助長する内容ではないか、
とのご意見も頂戴しておりますが、そのような意図はなく、
すでに掲載済の「美味しんぼ」作中でも、
きちんと検査が行われ、安全だと証明されている食品・食材を、
無理解のせいで買わないことは、
消費者にとっても損失であると述べています。
とも述べられておりますが、これこそまるで無理解のコメントそのものである訳です。
今回問題視されているのは食品の安全性への評価ではなく、「低腺量放射線の人体への影響」についてであり、これにより湧き上がった福島県差別が、その後の「風評」へと繋がっていったという事を、編集部ではまるで理解されていないという事がよく分かるのです。
鼻血や疲労感が放射線によるものと断定する意図は無く、
「断定する」のではなく、それとなく「示唆する」のは構わないと言うのでしょうか。
今回の「美味しんぼ」の炎上についてはとうとうテレビのニュースでも報道がなされましたが、これは作者自身をどうこう言う前に、この様な構成で誌面に掲載を許した編集部こそが、一番責を取るべき問題であると私は思うのです。
ご理解いただきたく、何とぞよろしくお願いします。
(5月7日 追記)
5月7日、双葉町より小学館宛に厳重抗議が行われました(→こちら)。
抗議文には以下の様に記されています。
小学館への抗議文
平成 26 年 4月 28 日に 貴社発行「スピリッツ」の「美味しんぼ」第 604 話において、 前双葉町長の発言を引用する形で、福島県において原因不明の鼻血等の症状がある人が大勢いると受け取られる表現がありました 。
双葉町は、福島第一原子力発電所の所在町であり、事故直後から全町避難を強いられておりますが、 現在 、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません。第 604 話の発行により、町役場に対して、県外の方から、福島県産の農産物は買えない、福島県には住めない、福島方面への旅行は中止したいなどの電話が寄せられており、復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生じさせているほか、双葉町民のみならず福島県民への差別を助長させることになると強く危惧しております。
双葉町に事前の取材が全くなく、一方的な見解のみを掲載した、今般の小学館の対応について、町として厳重に抗議します。
平成26年5月7日
福 島 県 双 葉 町
(5月8日 追記)
5月7日の深夜、NHKのニュースでも取り上げられました(→こちら)。
ここはいずれ消されてしまいますので、キャプチャ画面も貼り付けておきます(→こちら)。
(さらに追記)
とうとう環境省まで今回の問題に言及するまでになりました。
〔読売新聞 YOMIURI ONLINEより〕
残念で悲しい…「福島鼻血」漫画で環境政務官
漫画雑誌「ビッグコミックスピリッツ」の4月28日発売号に掲載された「美味(おい)しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)で、福島県を取材してきた登場人物が鼻血を出すなどの表現があった件について、環境省の浮島智子政務官は8日の記者会見で、「とても残念で悲しいことだ」と述べ、遺憾の意を示した。
浮島政務官は、「福島の人も一生懸命頑張っている。言論の自由もあると思うが、風評被害対策の観点から影響を考えていただきたい」と述べた。
環境省も同日、福島第一原発事故に関し、「被曝(ひばく)が原因で住民に鼻血が多発しているとは考えられない」という見解を同省のホームページに公表した。この事故で、住民に鼻血といった急性障害などの影響は認められない、とした国連の報告書を引用した。
同省は、福島県が実施している県民健康調査を通じて、放射線の住民への影響を調査している。
2014年05月08日 20時02分
環境省環境保険部の見解はこちら。
(5月9日 追記)
今日の河北新報で、双葉町が抗議文を送った記事が掲載されていました(→こちら)。
〔河北新報ONLINE NEWSより〕
双葉町が「美味しんぼ」に抗議 全国から賛否200件超
福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面がある漫画「美味(おい)しんぼ」が掲載された「週刊ビッグコミックスピリッツ」の発行元・小学館に、福島県双葉町が抗議文を送ったことについて、町には8日、全国から200件を超すメールや電話、ホームページへの書き込みが寄せられた。
町秘書広報課によると、「頑張ってほしい」という賛同の意見と、「抗議することは間違っている」などの批判の両方があるという。
町が7日に送付した抗議文では「鼻血等の症状を訴える町民が大勢いるという事実はない」「許しがたい風評被害を生じさせている」などと訴えた。
小学館は「この問題について、自治体や有識者など、さまざまな方から意見を聞き、5月19日の『スピリッツ』で特集を掲載する。その中で編集部としての考え方を表明する」(広報室)と説明している。
2014年05月09日金曜日
つまり、「現状の福島はどうなのだ」、という具体論です。
はっきり申し上げますが、現状の福島県の放射線量では議論すべき放射線量レベルにすら達しておらず、そういう現状を無視しての議論はただいたずらに不安を煽るだけのものであるという事が理解されていないのですね。
こちらの方のブログをぜひ参照して下さい。↓
http://toriiyoshiki.blogspot.jp/2014/05/blog-post_18.html
安全だと断定するということは悪魔の証明になるので誰にも出来ないです。
もしくはそれに変わる証明方法が有るならば別ですが。
現段階で放射線について分かっていることは100mSv以上被曝すると癌になる確率が上昇する。
これを逆に言い換えれば、それ以下の線量では癌に対する影響がはっきりしていない。
癌以外の影響についてはあまり研究が進んでいない。
長期間の低線量被曝はデータ自体が存在しない。
ということですので、断定できるはずがないです。
実際に有意な差は無いという言い方を聞いたことがあると思いますが、
学者の責任逃れみたいに思われるかもしれませんが、ある数値以下は分かりませんと言っているわけです。
国会議員ですらこの辺の言葉の意味を理解しているのか怪しく、
おかしな発言をするので誤解が広がっているように思います。
>安全だと断定できないのであれば風評ではありません。
安全だと断定できるのに、「不確実だから」と不安を煽っているので風評ですね。
安全だと断定できない所は、未だに帰還が認められていません。強制避難の方々には、物的・人的な支援が必要だと思います。
財源は有限なので、個人的には全ての人が元の生活を取り戻せるまで、税金の上乗せがあってもいいと思っています。
ちなみに原作者の方は海外在住なので、痛くも痒くもないでしょう。
表現の規制は、たとえ今回のまんがのような不適切な誤った内容でも、やるべきと声が上がっても、反対者が多いでしょう。どのみち規制する前に内容は広まっていますし(残念なことに)。
ただ、このような悪しき事例が増えるなら、今後「やはり規制が必要」という上からの意識も高まると思います。その意味ではとても残念なまんがだったと思います。
>そして危険・安全の区別がはっきりしない中での、
>漠然とした不安感(漠たる不安)がこの様な風評を生み続けています。
風評という言葉を使うのであれば事実と異なったイメージをという事ですので、
安全だと断定できないのであれば風評ではありません。
一番よく分からないのはなぜここまで大事にする必要があるのかということですね。
国会議員まで何らかの規制をとか訳の分からないことを言っています。
規制をする以前に、こうなった原因である不信感をどう払拭するかを考えるのが先でしょう。
しかも、双葉町は鼻血を出す人が有意に増えたというデータを持っているにもかかわらず公表していません。
全くもって不信感の払拭に努める気配はないです。
問題提起。そういう意味ではちょっと大袈裟な今回くらいがちょうど良かったのかな?という気もします。
当事者が一番困るのは宙ぶらりんな状況で進展がないことだと思いますから。
このまま何もなければ、ずっと中途半端なままだと思います。
「俺は、国土を汚したあの事故を許すつもりは毛頭ない。
そして、あいつが吐き出した放射能は怖い。
しかし、福島産をその恐怖のスケープゴートにしてはいけないと思っている」この
放射能への立ち向かい方に、“100%の正解”は、無いのかも知れません。
けれども、“事実”は、必ず存在します。
例えば、
・鼻血を出す人の割合は、本当に福島だけ高いのかどうか
・福島県産農産物の放射性物質の数値は、他県産と比べて高いのかどうか
・今回の「取材」が、いったいどのようなものだったのか
・・・・・・等々。
百%事実なんて存在しない…
自分で判断しましょう
自分で調べましょう
報道含め…残念ながら永田町も…
情報を征するものに負けて無いか?
自分で考えましょ…
>あまりに広い範囲を、福島でくくってしまっているのには賛成しかねますね。
一言で言いますと、まさにそれに尽きるのですね。
放射線量が高い所は今でも立ち入りは禁止されています。でもそれは、あの広い県の一部の地域です。↓
http://fukushima-radioactivity.jp/
遠くの地域からでは距離感など掴みづらいでしょうが、実際県内はもう普通に暮らせてます。私も何回か遊びに行ってますが良い所ですよ。
ここなんかお薦めですから、ぜひ。↓
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/c7e5ae6c29954acb033e9373a27e6ae5
ただ、建前なしの本音を言わせてもうと、あえて福島に転住、旅行などはしようとは思いませんね。
事実と反する風評とするのなら、ゴールデンウィークなどに家族で旅行にいけるはずです。
小さな子供やお腹の中の赤ちゃんと一緒に、ね。
少しでもためらいの気持ちがあるのであれば、福島に危機感を覚えているということです。
ただ、福島といっても広い。
原発付近は良い状態ではないでしょう。
あまりに広い範囲を、福島でくくってしまっているのには賛成しかねますね。
火のない所に-とはいいますけど、誇張表現はよくないですよね。
>出版社内部の上の人が、どこまで知ってた上でGOを出したのかが気になります。
私もそこの所が一番気になる所です。これはもう、一個人の責任云々を超えてます。
今新たなエントリーを作成中で、そこの部分をまた問題にしております。
アップまでもうしばらくお待ち下さい。
「風化させないために…」。確かに改めて、あのころはあの人やあの人も責任もなく危険煽る事言ってたな、と記憶が新たになりましたよ。さすがに当時の人達も今ではナリを潜めてますが、今この時点でどういった立場を取るのか、の試金石にはなるなと。
医学的・科学的な誤りは、専門の方々が事実というデータをもって、論破・訂正・諭してくださるとして、
私が異議を立てたいのは、フィクションとノンフィクションが混じっていて、言い逃れする道を残しているコソクさ、と言いますか。「ちゃんと取材してるからあの部分はノンフィクションだ」「あそこは架空の登場人物が言ってるだけだ」「そもそも漫画なんだから娯楽作品だ」「迷惑をかけるからフィクション仕立てにした(その割には実名)」「科学的な説明は自分がきいただけだ(間違ってるとしたら説明した人が悪い)」と、少し考えるだけでいくつもできます。
(譲りに譲って、まんがの主人公たちが取材中にカリヤ氏に出会って、話を聞いた。それが驚くべきこんな内容で、という構造なら兎も角)
本当に警鐘を鳴らしたいのなら、本人の実名で、寄稿するなり・堂々と本を出せばいいじゃないですか。
原作者の取材はほんとうにしても(取材先に偏りはあるにしても)、きっと大事に大事に寝かしておいたらタイミングのがし、発酵でなく腐敗してしまった…のではないでしょうか。
出版社内部の上の人が、どこまで知ってた上でGOを出したのかが気になります。
予想が外れて、良識的な〈心からの〉反省文が載ればいいなと切に思います。
仰る事よく分かります。確かに事故発生時の政府の対応はひどいもので、原子力行政に対する不信が未だに続いている訳です。
ただ事故発生時はともかく現在の福島では、医師・専門家・生産者等の様々な努力で、ようやくかつての生活を取り戻せるまでに人々の心が落ち着いてきたのは確かです(食品の安全性も他地域よりも保障出来るほどです)。
ここにきて、以前盛んに行われた福島バッシング(←風評の別名)の再来です。
正直あの内容は、すでに科学的にもすべて否定されたものばかりで、私自身何を今更感いっぱいです。
地元の方の憤りはぜひご理解下さい。
小学館は、雁屋氏にやられちゃったという感じですかね。
しかし、今週号はもっと辛辣な内容でびっくりした。ここまで書くと作者も何らかの具体的な裏付けがあるのだろうか?小学館もかなりの覚悟をもって掲載したのだろう。
小学館不買まではちょっと行き過ぎかと。ビッグコミックには「そばもん」という良い作品もありますから。
今回の件でもし不買運動となり、一番迷惑するのは他のマンガ家さん達ですね。
ただ、当事者の痛みを理解してもらうための、何らかの働きかけは必要かもしれません。
「中央と被災地の意識のズレ」を知ってもらいたいと思います。
それくらいやらんと当事者の痛みは分からんでしょう
>少し過剰反応じゃないですか?
なぜこんな反応が起きたのか、そこの所を考えていただければと思います。
この3年間、被災地で過ごした人の思いはやはり周囲には届かないのかと、いただいたコメントを見て悲しくなりました。
少し過剰反応じゃないですか?
一方的な被害妄想しか考えられないのかな、毒舌で言うなら被害妄想は劇薬同然。
批判する人たちは人にして人にあらず、奇異なるものの奇異。
残せるものは皆無に等しく10に0で100に0。
仰る事もっともだと思います。今回の描写で、これまで風評に苦しんできた方はどれほど傷付いた事か。
3年経ってようやく落ち着きを取り戻しつつある中で、またあの時に逆行するあの内容は何とかならなかったのかと思います。
今現在、次号の中身をチェックしてますが、ますますヒートアップする内容となってます。
自分達の信じる正義がどれほど被災住民の心を傷付けてきたか、それに気付く気配はまるで見られません。
月曜日以降、大きな問題となる事でしょう。
前にむかって進んでいるのに、また、逆戻り
3年たった今も、福島というだけで、嫌がらせが、あること。そのことで苦しんでいること。
表現の自由はあると思いますが、不安をあおらない書き方はなかったのでしょうか?
真っ先に、役場機能を県外に移し、役職を投げ出し、時が過ぎた頃に、あの時は…とかはないんじゃないかな?
以下、名無しさんのコメントは非公開といたします。
双葉町から抗議文が送られましたし、事態が動くのはこれからですね。
編集部・出版社の対応に注目しましょう。
>『たかを先生』
「立つ鳥跡を濁さず」という、大人の対応を考えているのかもしれません(笑)。
ええと、冒頭の引用がどこからなのか、分かりやすく書いていただけたらと思います。
仰る事には私も同意いたします。
「美味しんぼ」自体、社会的に大きな影響を与えるほどの作品ですから、自分の発言が周囲にどう受け取られるか(特に福島で)、もう少し熟考してほしかったですね。
いずれにせよ雁屋氏の主張については、次号以降の展開を冷静に見守る事と致しましょう。
編集部の方は沈黙してしまったみたいですが。↓
https://twitter.com/spiritsofficial
とかは、流石に無神経すぎるモノ言いだと思いますね。
個人的な体験を、まるで住民の一般傾向の様に語られたら、それは差別してるなんてレベルじゃなくて、差別の原因を作ってるとしか言いようがありませんよ。
例えば、かなりシビアな話しになってしまいますが、雁屋氏の発言で、かなりの不特定多数の個人的な生活…就職や結婚などにも影響が出てしまうとは思いませんか?
今回の件では、まるで住民の大半が影響を受けており、誰も言ってないから表に出てないだけ…と受け取られる…というかそう受け取って欲しいわけでしょう、雁屋氏は。
それで、いい加減なソースと掲載方法で、そんな個人個人の人生にも関わる深刻なことを、さも一般傾向みたいに垂れ流す。
注意されれば、個人的体験を言うのもダメなのか、差別と受け取るなとか…。
雁屋氏も擁護者の人たちも、ご自分の正義に酔いすぎて、まともな人間の心からずれすぎてると思いますね…。
差別を作りだす人間は、そんな意図はなかった…ですむ話しですが、当事者にしてみれば人生のかかった死活問題にもなりうる、ということを想像力や思いやりの乏しい頭で、少しは考えるべきでは…。
ういろうさんの仰る事が事の核心であり、私も全面的に同意するものです。
>「非科学的で不安を煽るだけの批判」は、結局は逆効果になってしまうのですから。
事故後3年間、福島ではずっとこの様な批判に晒され続けていたのですね。
そういう状況に置かれた住民感情というものを、作者・編集部はもっと考慮して欲しかったと思います。
>作中に『同じ症状の人が大勢いる、言わないだけ』とありますが、声をあげないと実際どのような状況なのかがわかりません。私も知りませんでしたし。
このコマだけ見ても、『同じ症状』というのが鼻血なのか疲労感なのか、それとも両方なのか、一体何をさしているのかがはっきりせず、そしてただ『何か重大な事』がこれから語られるかの様な形で「続く」となってる訳です。
つまりこの最後のページでは、ただ次号への読者の想像を掻き立てるばかりで、重要な事は何も言ってないのですね。
そしてこれがいわゆる「不安煽り」の手法というもので、原発事故以来福島では、こういうもったいぶった言い方により、住民達が心理的に段々追い詰められていくという状況に晒されてきたのです。
>この漫画によって周知され議論が巻き起これば
今回なぜこれほど大きな批判が湧き上がったか、その背景がもっと周知される事を私は望みます。
尚、今回の内容については、以前雁屋氏自身がインタビューで述べており、その内容についてもすでに批判が出ております。↓
http://www.j-cast.com/2014/01/15194236.html?p=all
「福島で原因不明の鼻血」というケースが現実に起きている事だとして、それは福島で「だけ」起きているのか。他の地域と比較して特別と言えるほど頻度が高いのかどうか。
「福島での発生率が他の地域に比べて有意に高い」事が事実だと確かめられた時に、
「ならばその原因は何か」とについて論じることができる段階になるのでしょう。
「根拠薄弱だろうが何だろうが、不安を煽ればいい」という手法は、もし仮それが善意から出ているものだとしても、本当に問題を解決することにはならないのだと言うことを、例えば《原発や放射能の危険性》を訴える人たちには、よく判ってほしいと思います。
「非科学的で不安を煽るだけの批判」は、結局は逆効果になってしまうのですから。
1.福島は基準値以下の放射線量でも鼻血がでたり疲労感が耐え難いものだから行かないほうがよい。
2.原因不明の体調不良で苦しんでいる人がいる。
問題になっているのは1で風評被害や差別につながるから安易に掲載すべきではないと思いますが、2の部分を考えるとどちらとも言えない気がします。
作中に『同じ症状の人が大勢いる、言わないだけ』とありますが、声をあげないと実際どのような状況なのかがわかりません。私も知りませんでしたし。
この漫画によって周知され議論が巻き起これば早期の原因究明→対策につながるのではないかと期待してしまいます。
ですが福島の方々は差別されると受け取ってしまうんですかね?少なくとも作中に登場する方々は今の状況を知ってもらいと思って、取材をうけたんだと思いますが。
私のブログは基本リンクフリーですのでご自由にお使い下さい。
ただ掲載画像については私もネット内から拝借しているだけでして、個人的には一応引用の範囲と考えておりますが、正式なクレームが来ましたら削除する事になるかもしれません。
その点はご了承願えればと思います。
尚、個人的な連絡の場合は、左サイドバーの「メッセージ」欄から直接連絡する事も可能ですので、ぜひこちらを利用して下さい。
此方の記事を拝読し賛同致しまして、つきましては此方の記事に在る、『美味しんぼ』の1シーン画像をお借りし、又記事内容を参考致したくお邪魔させて戴きました。
拝借の可否を戴けましたら幸いです。
当ブログも相当偏っており、転載・引用が躊躇われると思います。
若し、NGでしたら当ブログでの投稿は致しません。
又、当ブログはコメントの拒否設定をしておりますので、後日お邪魔させて戴きます。
宜しくお願い致します。
>連載が終わった段階で作者が表に出てくることを望むばかりです。
何か、先に紹介した雁屋氏のコメントによると、このシリーズは後2回ほど続くみたいな事が述べられていました。また不安煽りで〔続く〕とやるつもりでしょうか。
これこそ掲載する時は、どうせなら残り一気に載せてもらいたいものですね。
仰るとおりです。
まあ、あくまで雁屋氏にとっての「真実」ではある訳ですが。
特に最近のツイッターやSNSの普及がそれに輪をかけ、一部の〔声の大きい人〕の話が拡散されてしまって、事が大きく複雑になってしまってます。
他でも言われてますが、今回の問題とは別に「風評加害」の問題をどこかで扱ってほしいと思います。
本当は彼はどう思っているんでしょうね。
いつか彼の本音を聞きたい所です。
>蛭子能収さんに
ひょっとしていいかも…(笑)。
>この掲載写真はその立ち読み本を撮影されたのでしょうか。
いいえ、ちゃんと「ネットから流用」と書いてます。
当初は買って来ようと思っていたのですが、立ち読みしてるうちに買う気が失せましたので、掲載写真はネット内に公開されているのを引用しました。
>マナーが悪過ぎます。
立ち読みだけではなんだったので、ちゃんと「スピリッツ」の代わりに「モーニング」を買いましたσ(^^)。
お二人とも同様の主旨の事を述べられているので、共通の返信とします。
>ある者が体験したり、あるいは取材して聞いた本当のことを書いたとしてそれが風評と呼べるのだろうか?
体験談というのは、実はその人の主観も入った、真実の一側面でしかありません。
またちゃんとした「裏取り」を行わずに流した情報が、後に「誤報」となる騒ぎも後を絶ちません。
何が真実で何が虚報か、それをしっかり見極める目を持つことと、発信後の影響もよくよく考えるべきだと思います。
お二人にはこちらの記事をじっくり読む事をお薦めします。↓
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20140502/1399037284
05-04 22:21:21 Unknownです。
ご返信ありがとうございます。
名前に関して失礼しました。
作中での鼻血描写ですが、医者にかかるシーンで
「うっかり関連付けたら大変」
との旨の発言をさせておきながら、
福島に行ったら疲労感が酷く、鼻血が出た、と登場人物何名にも言わせ、
挙句に編集からのコメントは「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図は無く」とのこと。
『断定』はしていないが『示唆』や『誘導』なら良いとでも言うのでしょうか。
今年の初め頃に、作者の疲労感と鼻血についての体験談を公開した時にも非難多数だったとのことですが、懲りもせずにこのような形で作中に載せる神経が分かりません。
しかも断定はしていない、うっかり関連付けたら大変だ、と逃げ道をしっかり残して言いたい放題。
連載が終わった段階で作者が表に出てくることを望むばかりです。
これは
「鼻血が出た事がデマ」
と言うのではなく、
「放射能が原因で鼻血が出た」
という事が「鼻血デマ」の本当の意味なのです。
そもそも鼻血など、鼻をぶつけたりせずとも季節の変わり目・体調不良・ストレス・のぼせなどで誰にでも起こる事ですし、放射線の専門家や医師達の見解でも、現状の放射線量での鼻血はあり得ないとされてます。
つまり「鼻血被害」という事自体が〔作られた真実〕であり、鼻血が出ただけで過剰に不安反応を起こしてしまい、余計なストレスを抱えてしまった人達を生み出してしまった事こそが、本当の「鼻血被害」ではないかと言えるのです。
批判する事や、真実をいう事がダメだって言ってるんじゃないんですよね。
しっかり裏を取って、余計な風評被害が出ない様に、きちんと配慮した上で発信する…という誠意や配慮が欠けてるから、問題になるわけで。
今回の件に関しても、編集があくまで一般人の体験に基づくものです、次回以降に続きますから、それを見て下さい…とか。
誌面だけ見れば、鼻血が出るのが、さも一般的な傾向にある…とも読み取れ、しかもそれが結論の様な形で、次回に続く…です。
編集のフォローが入ってから、冷静に見ようよ、と言われても、雁屋氏の配慮のなさには呆れるほかありません。
繰り返しますが、個人の見解で放射能の危険性を指摘するのは、個人の言論の自由です。
しかし、公の場でそれを言うのならば、個人見解なのか、それが科学的に証明された一般傾向なのか、きちんとさせるべきでした。
そういった配慮を怠って、俺を責めるな、言ってないけど次回に続くんだ、冷静に見ろ、批判は意見封殺だ…などと開き直るのは、子供の言い訳に過ぎません。
真実ならば、どのような形でも、放言、悪口、罵詈でも許されるなどは、ジャーナリズムのはき違えの最たるもの…雁屋氏が罵倒する週刊誌的発想でしょう。
真実なればこそ、言い方や言葉使い、掲載方法、情報の出処に、きちんと責任を持ち、配慮すべきだったはずです。
言うな、ではなく、こういった問題には言い方や発信方法、情報の出処に配慮せよ…と言っても、独善的で過激な言い回しや表現が好きな雁屋氏には理解できないんでしょうか…。
>「連載が終わるまで反論は待て」とのことですが、終わった後に雁屋氏は出てくるのでしょうか。
何かこんな事言ってるみたいですね。↓
「鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない。」
http://news.livedoor.com/article/detail/8801046/
「鼻血ごときで騒いでいる人たち」って、確か初めは「不安煽り反原発」の人たちだったんですよね。いや、中央マスコミの人たちだったか…。
ただ、本当に不安に怯えていた地元の方に向かっての言葉ならば、これは本当の「脅し」の言葉でもある訳です。
この発言の真意も考えながら、次号以降はチェックしていかなければならなくなりましたね。
典型としてさらしておきます。
>何故、これを良しとして世に送り出したのか。
それを本当に判断するのが後編という訳なんですね。
作者の雁屋哲氏の意見は意見として、それを良しとして掲載する事を決めたのは編集部です。
あの編集部コメントが納得出来るか否か、後編を見てからじっくり評価しましょう。
そのためにも、今は冷静になる事が大切です。
>Unknownさんへ
世間的にも大きな影響力を及ぼす人は、自分の言動にはそれなりに配慮が必要だと思います(最たるものが政治家である訳ですが)。
ただUnknownさんにも一言。
批判する事は構いませんが、それが誹謗中傷にならぬ様気をつけていただければと思います。
単なる誹謗中傷は、あなた自身の批判者としてのイメージを著しく貶める事となるだけですから。
>Unknownさん
>こんな下らない事で批判して
この一言が、中央と被災地との意識のズレを端的に言い表しているのですね。
あなたにとっては【下らない】事かもしれませんが、そんな気持ちで揶揄する言動が、今まで福島の住民の心をいかに傷つけてきた事か、多分あなたには理解出来ないのでしょうね。
本来ならば〔名無し〕さんのコメントは無視する前提でおりますが、自分の名も名乗らない捨て台詞の典型例として、敢えて公開する事と致します。
※ 返信する都合上、コメントを下さる方は捨てハンでも構いませんので名乗っていただけたらと思います。
>調べると震災後から鼻血被害が多数ブログやツィッターなどで取り上げられていますし医師から心配される人へのメッセージなどもあり
>中には、いまでもそういった症状で苦労している人もいます。
こういうところが典型ですが、
キチンと取材して、与信がされている新聞に書いてあることは信じないのに、
誰が書いてあるかわからない、主観に過ぎないネット記事は信じられるような方がいるから、
日本っておかしくなるんですよね。
そもそも、ふくいちって原発の新設反対運動がされていたから、動いていたわけで、ふくいちの事故って反原発派の皆さんの責任が大きいってわかってらっしゃるんでしょうか。
とりあえず、放射脳な皆さんは、自分たちが放射能の影響を一番受けていると理解した方が良いかと思いますね。
この影響とは、物理的な影響ではなく、心理的な影響ですがね。
>まるみさん
いらっしゃいませまるみさん、初めまして。
ご紹介いただいたtogetter見てみました。なるほど、あの違和感をこう解釈しましたか。
私はあのコマを後編へ繋げるための「演出」として見ていたのですが、どちらにせよ本当の評価は次号を見てからだと思います。
ストーリー全体がはっきりしないうちに、想像だけであれこれ意見を述べるのは危うい事だと思います。
編集部のコメントでもはっきり、
【鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図は無く】
とあるのですから、今の時点では一応編集部の意見を尊重して様子を見ようというのが私のスタンスです。
でもそれにしても、あの【演出】はとても被災地感情を考慮したものとは思えず問題ではないかというのが、今回のブログテーマである訳です。
ご紹介のtogetter内容をすべて否定する意図はありませんので念のため。
人間は一人一人皆違いますから、安全なレベルといわれる放射線量であっても体調にどのような変化が現れるのかは人によって変わってくるのではないでしょうか。
自分の体調が少しおかしいと感じても、周囲が何も言わず頑張っているから自分も我慢して声をあげようとしない人もいるかもしれません。というかそういう空気になってますよ。
被災者の方々への配慮も必要だとは思いますが、そのために真実が隠されるのはどうでしょうか。
新聞、テレビなどのメディアでは不都合な情報は隠されて、その結果対策が遅れて手遅れになるという事態が今まで何度もあったので、叩く前にまず検証してこうした健康被害を訴える人がいるならば早急に何らかの対策を立てるべきではないでしょうか。
ストックが切れたらこんどからは作画は蛭子能収さんにでもまかせませう(笑)。
この掲載写真はその立ち読み本を撮影されたのでしょうか。
マナーが悪過ぎます。
それが風評なのかそうじゃないわからないとしても、本当のこと、真実を語ることをどうやってこの世の中で担保するのでしょう?
そしてこれは人類の普遍的な問題であって福島の問題だけではないと思う。
まず、鼻血被害はないんだって人が沢山いる事に驚いています。
新聞でも福島の施設の人に話をきいたらそんな鼻血なんて出たこともないとまったく福島ではそういった被害届けがないように書かれていました
調べると震災後から鼻血被害が多数ブログやツィッターなどで取り上げられていますし医師から心配される人へのメッセージなどもあり
中には、いまでもそういった症状で苦労している人もいます。
一部の福島の人にアンケートをとってそんな事はないといってしまうとそれが真実になりかねないので、すべてが悪いということはないと私は思います
それに真実を書くという事はときに不快に思っても仕方がないわけですしね
美味しんぼのセリフとほとんど同じセリフを書いていた震災で子供の鼻血にとまどっているママさんもいたりしているので、嘘だなんだ風評被害だどうだと騒ぐ前に、冷静に考えることが大事だと思います
そういう意味では今回取り上げたことでいままで明るみに出てなかった事例が知れていいことだと思います
震災後に仕事を失い、首都圏に上京した宮城県民です。
全文に同意致します。
作者の雁屋哲氏は過去に、
「離乳食にハチミツと半熟卵(単行本未収録になった)」
「ホタルイカの踊り喰い(寄生虫がいる)」
「Windows批判(マイクロソフトから広告を引き上げられた)」
などで度々問題を起こしています。
が、いつも問題の訂正や謝罪は編集部や小学館が行い、雁屋哲氏が表に出て謝罪や訂正したことはありません。
それどころか間違いを認めたこともないのです。
思い込みと偏りが著しく、自分の意向に沿うような『取材』とやらを行っているように見えますね。
今回の件も、「連載が終わるまで反論は待て」とのことですが、終わった後に雁屋氏は出てくるのでしょうか。
また小学館からのコメント一つで済まされるような気がしています。
農業に携わる、福島の友人が涙を流し連絡をしてきてからこの漫画の事を知り、本当に胸が痛みました。
何故、これを良しとして世に送り出したのか。
「緻密な取材を繰り返した」のなら、福島の方が風評被害にどれだけ苦しんで、それでも毎日頑張っていらっしゃるのか、分かるはずです。
こう書いてあるから~なんて言葉だけで、全て許されると思って欲しくはありません。
それが分からないのなら、誰にどう取材をしたのか、本当に被災地の方に話を聞いたのか…疑問を感じざるを得ません…。
次を見てから、との発言でようやく少し冷静になりました。今感情的になって憤っても仕方ないんですよね。
とにかく次を待ってから、改めて私も色々と考えたいと思います。
OSの件とか、科学調味料の件とか。
全共闘とその影響下の世代ですか、そういう過激さみたいのがカッコいい!みたいな、おかしな知的ファッションが流行ったのは。
個人主義を貫くのは結構なんですが、それと周囲に配慮がまったく足りない、というのは単に無神経で、精神が杜撰なだけですね。
いい大人なんだから、そこら辺はきちんと配慮した上で、批判なり個人主義を主張すればいいと思うのですが…。
やはり、まっとうに社会に出ずに、漫画原作者というカラに閉じこもって半生を過ごしたので、そういった方面の人生経験が全く足りず、当たり前の配慮や注意ができない大人コドモなのでしょうか。
まあ、そういった原作者を甘やかす編集も編集ですが。
集団主義とかじゃなく、同じ人間として、当たり前の配慮が何故できないのか…。
作家及び、編集部という閉じたサークルの集団主義の無神経の温床こそ、おかしな因習に思えてなりませんね。
逆に言わせてもらうけどこんな下らない事で批判してまた表現の自由を狭くするんですか?
風評被害やれ、放射能やれ、被爆やれ・・・。
こんなものは一方的な錯乱です、批判するやからははっきり言ってゴミ虫です。
被爆や放射能を浴びて思考がマヒしているんじゃないんですかね?
狂牛病にかかったも同然な腐った牛のスポンジ頭。
ただ山岡(作者)が医者の説明を聞いて「安心」したというのはちょっと違うかも。あれは以下のまとめにあるように医者の説明を揶揄してるんだと思います。
http://togetter.com/li/660826
いらっしゃいませかまぼこさん、初めまして。
前の宮城県民です(^-^)さんにも言いましたが、作者が何を語るかは続きを見てからの判断にいたしましょう。
ただ今言える事は、編集部の人達はもうすでにその内容を把握しているという事です。
ですからもしその内容が無責任と判断されるものならば、それは作者に対してだけではなく、当然編集部全体にも及ぶという事を彼らはもう覚悟しているはずです。
そんな内容にはなっていない事を私は祈ってます(いやマジで)。
いらっしゃいませ〔宮城県民です(^-^)〕さん、初めまして(名前とタイトルが逆になってるみたいです)。
双葉町前町長の井戸川氏については確かに色々ありましたね。一時期私も追いかけておりました。
ただ今回に限っては話はこれからという所ですので、井戸川氏の評価についてはここでは保留としています。
このブログテーマはあくまで誌面構成の問題ですから、話の内容については続きを見てから判断したいと思っております。
まあ、彼の登場でいやな予感はしていますが…。
いらっしゃいませももさん、ご無沙汰でした(って、以前コメントいただいた「ももさん」ですよね?)。
>編集者(出版社)4・原作者4・作画家2くらいの責任度
私は編集者の責任はもっと重いと思ってます(6ぐらい)。
作者がどんなにビッグでも、その作品を載せる載せないを決めるのは最終的には編集部の判断であり、それだけ編集部の責任は重いはずです。
ただ以下の様な話も出ていますから、実際の所どうであるのかは、今後の成り行きを見守りたいと思います。↓
http://anond.hatelabo.jp/20140502011854
いらっしゃいませいるかさん、初めまして。
ああそうか、読後感じた嫌悪感が確か前にもどこかであったなぁと思っていましたが、言われて思い出しました。
あれはあまりの設定に、一話目の途中でチャンネル変えてしまい、以後記憶の中から消してましたから(笑)。
掲載前に編集部も、この一件を思い浮かべてくれれば良かったのですがね。
いらっしゃいませ甕星亭主人さん、初めまして。
>シリーズが完結する迄待てぬのかね。
ブログ中でも述べましたが、不安を煽った形で〔続く〕とする構成は、今回のテーマについては不適切というのが私の主張です。
このような福島の地元を刺激する極めて微妙な問題では、『起承転結』などの演出は不要なのです。
勿論表現の自由は認められています。が、自由というものは道徳的責任があってこそ成り立つものです。放射能と福島の人達への健康被害の関連があると本当に自信を持っていえるならば原作者の方も一人の作家として、答えるべきだと思います。少なくともご自身が表現した自由の責任はしっかり持たねばなりません。
この井戸川克隆元双葉町町長はあろうことか2011年3月3日には政府は地震や津波が来ることを知っていた!と公言する方です。
YouTubeにも残ってますよ。
そんな妄言吐く方を実名で登場させるなんて!スピリッツも地に落ちたもんですね;^_^A
ずっと買ってたのにガッカリです。
個人的には、「雑誌回収してお詫びを発表」もありなレベルだと思っています(って全然思ってないですね)。更に特集記事って、売れればいい、だけなんですか?
私見では、編集者(出版社)4・原作者4・作画家2くらいの責任度だと思います。
日本テレビのコメントにも批判が殺到し、さらなる火種となりました。炎上対策班は学習しないのですかね。
そういえば「明日ママはいない」でも、ドラマを見て児童施設の子どもたちがパニックになったという批判意見に対して、ドラマで児童施設の酷さも描いてくれて良かったという施設出身の子どもの反論が出るという、「当事者」同士の争いになりましたね。
これも今回の漫画に置ける、twitterの福島県民と井戸川氏の被災の当事者同士の対立と同じですね。