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おさる日和

日々の出来事。
遊び・料理・映画などなど。

フライ、ダディ、フライ

2005年07月13日 20時19分16秒 | この本読んだよ
映画を見た後に、原作本も購入して読んでみました。 こちらは最近、カバーのイラストが新しくなったようです。 ゾンビーズシリーズ第1弾では、ゾンビーズの一員である南方が主人公となり ストーリーが進んでいきましたが、この第2弾ではサラリーマンの鈴木さん 目線で話が進んでいきました。 映画ではゾンビーズの裏工作(?)も同時進行で描かれていきましたが、 本では後々になってわかってくるという感じで、今回はひか . . . 本文を読む

死にぞこないの青

2005年07月06日 21時37分46秒 | この本読んだよ
1978年生まれ(あ、同い年だ)の乙一(おついち)さんの作品です。 乙一さんは17歳の時に、第6回ジャンプ小説ノンフィクション大賞を 受賞してデビューしたそうです。 あまりこのテ(ホラー)の小説は読まないのですが、本棚にあったので なんとなく読んでみました。 う~ん…ちょっと怖いと言うより、辛くなる感じの話でした。 主人公は小学生、あることをきっかけに担任教師から差別を受けるようになり 同級生も彼 . . . 本文を読む

レヴォリューションNO.3

2005年07月05日 20時37分21秒 | この本読んだよ
金城一紀さんの「レヴォリューションNO.3」を読みました。 これはゾンビ―ズ・シリーズ第1弾というわれる本なのですが、 シリーズ第2弾は、7月9日(土)に全国東映系で公開される 岡田准一、堤真一出演の「フライ、ダディ、フライ」です。 映画を見に行きたいなぁと思ったので、読んでみました。 この「レヴォリューションNO.3」は、3話構成になっていて、 シリーズ名にもなってるゾンビ―ズという主人公たち高 . . . 本文を読む

天使の卵

2005年07月03日 23時40分00秒 | この本読んだよ
村山由佳さんの「天使の卵」を読みました。 村山さんはこの作品で、96年第6回小説すばる新人賞を受賞 したそうです。有名な作家さんのわりに、03年の直木賞受賞作品 「星々の舟」しか読んだことがなかった…。 19歳の予備校生が8歳年上の精神科医に一目惚れするところから 物語が始まるのですが…意外なラストでした。 特に目新しい展開のある話ではなく、本当にありそうな 男の子の話とも言えるのですが、だからこ . . . 本文を読む

犯人に告ぐ

2005年06月28日 14時50分24秒 | この本読んだよ
2004年週間文春ミステリーベストテンで1位を獲得した作品です。 雫井さんは「火の粉」を読んでからかなりひかれる作家さんです。 川崎で起きた、男児連続殺害事件の犯人を追う捜査をめぐるお話なのですが… 実際、日本ではありえないだろうと思われる、民放ニュース番組を使っての 劇場型犯罪ならぬ劇場型捜査が行われていきます。 タイトル通り、テレビを通じて「犯人に告ぐ」んです。 ラスト、犯人はけっこうあっさり . . . 本文を読む

火の粉

2005年06月27日 21時31分18秒 | この本読んだよ
だいぶ前に読んだのですが…雫井脩介の「火の粉」。 雫井さんは2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作 「栄光一途」でデビューした作家さんです。 この「火の粉」という作品がなかなかおもしろい。 元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が 引っ越してきて、梶間家の生活に入りこんでくる武内とその家族との関係が さまざまなストーリーを展開させていくんですが… 家族のどの立場に自分が近 . . . 本文を読む

夜のピクニック

2005年06月14日 13時12分35秒 | この本読んだよ
恩田陸著「夜のピクニック」 本屋大賞を受賞した作品。 特に大きな事件が起こるわけでもなく 学校行事に参加する高校生の普通の会話がストーリーを 展開させていきます。でもそれがおもしろい。 高校時代に似たような行事があったなぁとなつかしくなりました。 山道23キロを休憩なしで歩きつづけるという…。 . . . 本文を読む