映画を見た後に、原作本も購入して読んでみました。
こちらは最近、カバーのイラストが新しくなったようです。
ゾンビーズシリーズ第1弾では、ゾンビーズの一員である南方が主人公となり
ストーリーが進んでいきましたが、この第2弾ではサラリーマンの鈴木さん
目線で話が進んでいきました。
映画ではゾンビーズの裏工作(?)も同時進行で描かれていきましたが、
本では後々になってわかってくるという感じで、今回はひか . . . 本文を読む
1978年生まれ(あ、同い年だ)の乙一(おついち)さんの作品です。
乙一さんは17歳の時に、第6回ジャンプ小説ノンフィクション大賞を
受賞してデビューしたそうです。
あまりこのテ(ホラー)の小説は読まないのですが、本棚にあったので
なんとなく読んでみました。
う~ん…ちょっと怖いと言うより、辛くなる感じの話でした。
主人公は小学生、あることをきっかけに担任教師から差別を受けるようになり
同級生も彼 . . . 本文を読む
金城一紀さんの「レヴォリューションNO.3」を読みました。
これはゾンビ―ズ・シリーズ第1弾というわれる本なのですが、
シリーズ第2弾は、7月9日(土)に全国東映系で公開される
岡田准一、堤真一出演の「フライ、ダディ、フライ」です。
映画を見に行きたいなぁと思ったので、読んでみました。
この「レヴォリューションNO.3」は、3話構成になっていて、
シリーズ名にもなってるゾンビ―ズという主人公たち高 . . . 本文を読む
村山由佳さんの「天使の卵」を読みました。
村山さんはこの作品で、96年第6回小説すばる新人賞を受賞
したそうです。有名な作家さんのわりに、03年の直木賞受賞作品
「星々の舟」しか読んだことがなかった…。
19歳の予備校生が8歳年上の精神科医に一目惚れするところから
物語が始まるのですが…意外なラストでした。
特に目新しい展開のある話ではなく、本当にありそうな
男の子の話とも言えるのですが、だからこ . . . 本文を読む
2004年週間文春ミステリーベストテンで1位を獲得した作品です。
雫井さんは「火の粉」を読んでからかなりひかれる作家さんです。
川崎で起きた、男児連続殺害事件の犯人を追う捜査をめぐるお話なのですが…
実際、日本ではありえないだろうと思われる、民放ニュース番組を使っての
劇場型犯罪ならぬ劇場型捜査が行われていきます。
タイトル通り、テレビを通じて「犯人に告ぐ」んです。
ラスト、犯人はけっこうあっさり . . . 本文を読む
だいぶ前に読んだのですが…雫井脩介の「火の粉」。
雫井さんは2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作
「栄光一途」でデビューした作家さんです。
この「火の粉」という作品がなかなかおもしろい。
元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が
引っ越してきて、梶間家の生活に入りこんでくる武内とその家族との関係が
さまざまなストーリーを展開させていくんですが…
家族のどの立場に自分が近 . . . 本文を読む
恩田陸著「夜のピクニック」
本屋大賞を受賞した作品。
特に大きな事件が起こるわけでもなく
学校行事に参加する高校生の普通の会話がストーリーを
展開させていきます。でもそれがおもしろい。
高校時代に似たような行事があったなぁとなつかしくなりました。
山道23キロを休憩なしで歩きつづけるという…。
. . . 本文を読む