甲府に戻ってきました~
甲府は暑い!35度! ちょうど盛夏の時に戻ってきた格好になります。
成田に降り立つや・・・サランラップが顔に張り付いたような気が・・・
うーん、暑さと湿気のためですね。でも思えば日本はこの湿度のせいで
お肌には大変よろしい環境なのではないでしょうか。メルボルンは乾燥
していたのでオイルを塗りまくりでしたが、こちらでは何もしなくても毛穴が
開いて顔が油っぽく感じるので、洗顔、洗顔です。
今回の旅では、結局留学は再考することにしたものの、色々な発見がありました。
こうした旅をこの年齢でできるのもひとつには豊かな国に生まれ、女性として
生きているというメリットです。
■ メルボルンで分かったこと
1) 現在は留学に最適な時期ではありません
特に語学留学では日本人留学生に見合ったレベルの学校を見つけるのは
ほぼ不可能です。現地で会う日本人留学生のほとんどがクラスのレベルが
低すぎるとこぼしています。レベルが低いというのは2点あります。学習内容が
レベルが低い、また学習態度がレベルが低い、です。 現地では両方の
点で非常にレベルが低く、中には”学級崩壊状態”のところも少なくありません。
そうした欠陥を避けるには、留学生の数が少ないこと、国籍が偏っていないか、
などのチェックが必要です。
2) 現地はバブル前夜です(物価高&地価高)
メルボルンではここ6年で急激に人口が増加しています。シドニーより急激な
人口増で、数年後にはシドニーを追い越してオーストラリア最大の都市になる
といわれています。 この成長の良いところは・・・もちろん景気が良いことです。
たとえ労働許可を持っていなくても法定最低賃金以下を甘受できれば生活する
だけの仕事はできます。友人によると週$300くらいはワーホリでも稼げるそうです。
しかし、反面、メルボルン市内では週A$200の家賃を払っても一人暮らし
はできません。生活費は非常に高く日本と同程度かそれ以上(約A$1000がボトム
ライン)かかります。生活費の8割くらいが家賃に消えていく生活では、
必要なものも買えない、という現実が待ち受けています。
3) 人は良いです
人種的偏見の少ないことがオーストラリアに行く価値がある第一の理由では
ないかと思います。これに関してはアメリカでももっとも開放的である土地柄の
ひとつであると思われる、サンフランシスコより、断然オーストラリアです。
怖いほどに、外国という感覚無く、母国語のノリで生活できてしまいます。
例えば、先日銀行に電話をかけて、先方が少し早口だったので、少しゆっくり
話してくれるよう頼むと、トンでもなく恐縮されました。恐縮するのはこっちなのに。
というワケで逆の現象もおきます・・・とんでもなく英語がヘンな人も一杯います(^^;)
英語コンプレックスの人はオーストラリアへ行きましょう。解消されること請け合い☆
■ メルボルンの課題
1) 大きいことは負担だ!
国が大きいことは周知の事実なのがオーストラリア。しかし、場所さえあれば
人が生きれるわけではなく・・・問題は水です。 渇水は非常に大きな問題です。
その上、国が大きいということは国民一人当たりのインフラ負担率も大きい
わけですから・・・
日本という小さな国のメリットはその小ささにありますね。小さいがゆえに
インフラの充実度はピカ一です。
2) オーストラリアで高いもの
1) 食品、特に野菜・卵 → 卵12個入り6ドル
2) 家 → 一億円の家は普通
3) 利率 → 8%
4) 公共交通機関 → 月に約1万円が普通
5) 車 → 中古でも100万円を切る車はないです
6) 本
7) 携帯料金
8) インターネット
見てみると日本で安いものばかりでしょう・・・(笑)
日本の生活に慣れた人にはえ?っと驚く出費の時もあります。
オーストラリアの急激な人口増は、国別人気投票の結果のような面が
あり、他の移民先として定番のアメリカ、イギリス、カナダなどの国の経済が
傾いているためにオーストラリアを選んでいる人が多いです。例えば、
コロンビア人がどこへ移民するかを考えるときには、アメリカ、オーストラリア
イギリスなどから、生活のしやすさなどを天秤にかけて選びます。
アメリカが移民に対し、緊縮的な政策を取ると他国へ流れる、単純です。
一方オーストラリアから他国へ出国(移民)する流れも急増しています。
これはコモンウェルス間での流れが多いです。知人などは複数のパスポート
を持っており、経済状況にあわせてEC等へ移住します。まさに日本で
地元は景気が悪いから東京へ引越し、なんて程度のノリです(汗)
3) 日本とオーストラリア
オーストラリアにとっては最大の輸出国だった日本・・・オーストラリアにとっては
日本がもっとも重要な貿易相手、つまりお客さんでした。最近、中国がGDPで
日本を抜きましたよね? オーストラリアでも同じで、今後中国への輸出が最大
となり、脱日本、入中国、という様相です。そして中国人はインド人につぐ、
移民数です。勝手な感想ですが、アジアは歓迎するけど、そのほかの人たちは
あまり歓迎ムードではないような・・・?オーストラリアはアジア人との混血を望んで
いるように思いました。西洋人とアジア人の混血児が特に容姿端麗なのは
向こうでも広く認知されています。
日本からの移民はもっともこれまでもかなり少なく、日本人はマイノリティーです。
オーストラリアから見れば片思いだったことになりますが、アメリカにいたころ
感じたのは、日本人にとってアメリカは片思いの国だということです。
しかし、オーストラリアで高いものは日本で安いもの、であるように 日本とオーストラリアはかなり補完的な関係にあります。
この関係は中国とより強固ではないかと思いますが、いかんせん
中国は日本にとっても片思い相手です。つまり日本の貿易相手としても アメリカより中国の存在が勝っています。しかも、中国は日本を
好きではないでしょう・・・。 となると仲良しのオーストラリア
に中国との仲を取り持ってもらう、ということもあるかもしれません。 何しろ、日本が仲良しにしたがっているアメリカは、日本なんて
なんとも思っていないように思いますから。
こうしてみると誰からもモテなくて寂しい気がする日本君ですが
以外に東南アジアでは人気があります。
先進国の”ごまめ”としてではなく、東南アジアの”先輩”
として生きていくのが日本の姿なのかもしれないな・・・
そんなことも考えてしまいます。
甲府は暑い!35度! ちょうど盛夏の時に戻ってきた格好になります。
成田に降り立つや・・・サランラップが顔に張り付いたような気が・・・
うーん、暑さと湿気のためですね。でも思えば日本はこの湿度のせいで
お肌には大変よろしい環境なのではないでしょうか。メルボルンは乾燥
していたのでオイルを塗りまくりでしたが、こちらでは何もしなくても毛穴が
開いて顔が油っぽく感じるので、洗顔、洗顔です。
今回の旅では、結局留学は再考することにしたものの、色々な発見がありました。
こうした旅をこの年齢でできるのもひとつには豊かな国に生まれ、女性として
生きているというメリットです。
■ メルボルンで分かったこと
1) 現在は留学に最適な時期ではありません
特に語学留学では日本人留学生に見合ったレベルの学校を見つけるのは
ほぼ不可能です。現地で会う日本人留学生のほとんどがクラスのレベルが
低すぎるとこぼしています。レベルが低いというのは2点あります。学習内容が
レベルが低い、また学習態度がレベルが低い、です。 現地では両方の
点で非常にレベルが低く、中には”学級崩壊状態”のところも少なくありません。
そうした欠陥を避けるには、留学生の数が少ないこと、国籍が偏っていないか、
などのチェックが必要です。
2) 現地はバブル前夜です(物価高&地価高)
メルボルンではここ6年で急激に人口が増加しています。シドニーより急激な
人口増で、数年後にはシドニーを追い越してオーストラリア最大の都市になる
といわれています。 この成長の良いところは・・・もちろん景気が良いことです。
たとえ労働許可を持っていなくても法定最低賃金以下を甘受できれば生活する
だけの仕事はできます。友人によると週$300くらいはワーホリでも稼げるそうです。
しかし、反面、メルボルン市内では週A$200の家賃を払っても一人暮らし
はできません。生活費は非常に高く日本と同程度かそれ以上(約A$1000がボトム
ライン)かかります。生活費の8割くらいが家賃に消えていく生活では、
必要なものも買えない、という現実が待ち受けています。
3) 人は良いです
人種的偏見の少ないことがオーストラリアに行く価値がある第一の理由では
ないかと思います。これに関してはアメリカでももっとも開放的である土地柄の
ひとつであると思われる、サンフランシスコより、断然オーストラリアです。
怖いほどに、外国という感覚無く、母国語のノリで生活できてしまいます。
例えば、先日銀行に電話をかけて、先方が少し早口だったので、少しゆっくり
話してくれるよう頼むと、トンでもなく恐縮されました。恐縮するのはこっちなのに。
というワケで逆の現象もおきます・・・とんでもなく英語がヘンな人も一杯います(^^;)
英語コンプレックスの人はオーストラリアへ行きましょう。解消されること請け合い☆
■ メルボルンの課題
1) 大きいことは負担だ!
国が大きいことは周知の事実なのがオーストラリア。しかし、場所さえあれば
人が生きれるわけではなく・・・問題は水です。 渇水は非常に大きな問題です。
その上、国が大きいということは国民一人当たりのインフラ負担率も大きい
わけですから・・・
日本という小さな国のメリットはその小ささにありますね。小さいがゆえに
インフラの充実度はピカ一です。
2) オーストラリアで高いもの
1) 食品、特に野菜・卵 → 卵12個入り6ドル
2) 家 → 一億円の家は普通
3) 利率 → 8%
4) 公共交通機関 → 月に約1万円が普通
5) 車 → 中古でも100万円を切る車はないです
6) 本
7) 携帯料金
8) インターネット
見てみると日本で安いものばかりでしょう・・・(笑)
日本の生活に慣れた人にはえ?っと驚く出費の時もあります。
オーストラリアの急激な人口増は、国別人気投票の結果のような面が
あり、他の移民先として定番のアメリカ、イギリス、カナダなどの国の経済が
傾いているためにオーストラリアを選んでいる人が多いです。例えば、
コロンビア人がどこへ移民するかを考えるときには、アメリカ、オーストラリア
イギリスなどから、生活のしやすさなどを天秤にかけて選びます。
アメリカが移民に対し、緊縮的な政策を取ると他国へ流れる、単純です。
一方オーストラリアから他国へ出国(移民)する流れも急増しています。
これはコモンウェルス間での流れが多いです。知人などは複数のパスポート
を持っており、経済状況にあわせてEC等へ移住します。まさに日本で
地元は景気が悪いから東京へ引越し、なんて程度のノリです(汗)
3) 日本とオーストラリア
オーストラリアにとっては最大の輸出国だった日本・・・オーストラリアにとっては
日本がもっとも重要な貿易相手、つまりお客さんでした。最近、中国がGDPで
日本を抜きましたよね? オーストラリアでも同じで、今後中国への輸出が最大
となり、脱日本、入中国、という様相です。そして中国人はインド人につぐ、
移民数です。勝手な感想ですが、アジアは歓迎するけど、そのほかの人たちは
あまり歓迎ムードではないような・・・?オーストラリアはアジア人との混血を望んで
いるように思いました。西洋人とアジア人の混血児が特に容姿端麗なのは
向こうでも広く認知されています。
日本からの移民はもっともこれまでもかなり少なく、日本人はマイノリティーです。
オーストラリアから見れば片思いだったことになりますが、アメリカにいたころ
感じたのは、日本人にとってアメリカは片思いの国だということです。
しかし、オーストラリアで高いものは日本で安いもの、であるように 日本とオーストラリアはかなり補完的な関係にあります。
この関係は中国とより強固ではないかと思いますが、いかんせん
中国は日本にとっても片思い相手です。つまり日本の貿易相手としても アメリカより中国の存在が勝っています。しかも、中国は日本を
好きではないでしょう・・・。 となると仲良しのオーストラリア
に中国との仲を取り持ってもらう、ということもあるかもしれません。 何しろ、日本が仲良しにしたがっているアメリカは、日本なんて
なんとも思っていないように思いますから。
こうしてみると誰からもモテなくて寂しい気がする日本君ですが
以外に東南アジアでは人気があります。
先進国の”ごまめ”としてではなく、東南アジアの”先輩”
として生きていくのが日本の姿なのかもしれないな・・・
そんなことも考えてしまいます。