テーマ別幸福の科学の教え

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【反省:四諦(苦・集・滅・道)】 四諦とは「苦・集・滅・道」

2016-03-30 | 【反省:四諦(苦・集・滅・道)】
四諦とは「苦・集・滅・道」です。


「苦」とは、「人生は苦しみである」という真理を見抜くことです。

なぜ人生は苦しみなのでしょうか。その根拠をたどれば、
「この世は仮の世界、仮の世なのだ」ということに行き着きます。
仮の世であるこの世を、完全な世界、永遠に続く世界のように思って生きているところに、
人間の苦しみが生まれる原因があるのです。

「この世は仮の世であり、実在の世界ではないのだ」という目で見れば、
みなさんが、この世で「幸福だ」「楽しい」「こうなったらよい」などと思っていることは、
ほとんど逆であり、実際には苦しみの種をつくっていることのほうが多いのです。

世界の真相を知らない人には、苦しみに見えないかもしれませんが、
世界の真相を知った人から見れば、苦しみの世界であることが多いわけです。

「そういう目で見なさい」ということです。


次に、「集」とは、苦しみの原因を探究することです。


そして、
「こういう苦しみは、なくさなければいけない。
 苦しみから解放された世界に還らなければいけない」
と決意することが「滅」の心です。


そのための道が「道」です。
これは、伝統的には「中道に入る」ということであり、
その中道の内容が実は八正道なのです。

八正道について、「正しさの基準が分からない」と言う人もいますが、
実は中道の「中」が正しさなのです。

「中」とは何かというと、
物事について両極端を考え、どちらも間違っているとして
、そのあいだを取っていくことです。
「両極端を否定しながら、その中なる道を探していくなかに、真実の生き方があるのだ」
という考えです。



●八正道の心● より

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