【愛：与える愛】 この地球は輝いて見えるようになる

一貫して私が言い続けていることは、
みなさんが学び、実践するところの愛とは、
「与える愛」である、ということです。

与え続ける愛であり、無償の愛であると。
見返りを求めない愛であると。
こういうことを言い続けています。

これは一生言い続けるつもりです。

この基本的なことがわからないならば、
一生言い続けなければなりません。

そのことだけでもわかったならば、
そしてその単純なる教えが、
この日本の全土に広がったならば、
そして世界に広がったならば、
この地球は輝いて見えるようになるでしょう。


●神理学要論● より

【愛：与える愛】 ほんとうの意味で、まったく人の愛を受けていないわけではありません

マザー・テレサであっても、人の愛は奪っていました。
人の愛を奪わずには活動できません。
政府の援助や大勢の人の援助を受けて活動していたのです。

したがって、無我や与える愛といっても、
ほんとうの意味で、まったく人の愛を受けていないわけではありません。

それは、
「思いの中心が、奪うほうではなく、与えるほうに向いている」
ということなのです。

●現代のエクソシスト● より

【愛：与える愛】 与える愛と奪う愛は、ほんのわずかな違い

愛されたい気持ちは誰にでもあります。
それは、天使にも悪魔にもある心です。



しかし、天使といわれる人たちには、たいてい、
非常に自己犠牲的なところがあります。

彼らは、他の人のために、みずからの命を惜しいとも思わず、
不惜身命で戦った人たちです。

そのように生きざまが潔いのです。



悪魔たちには、そういう潔さはありません。
彼らは、「徹底的に奪いたい」という気持ちを持っていて、
それを悪いことだと思っていないのです。

「人から愛情を奪う」
「貢ぎ物を取って人を苦しめる」
「人を奴隷にし、使役して、言うことをきかなければ殺す」
ということを、悪いことだとは思わず、よいことだと思っています。


与える愛と奪う愛は、ほんのわずかな違いなのですが、
宗教は、この違いを教えているのです。

●現代のエクソシスト● より

【愛：与える愛】 愛というものを自己愛の意味だけに取ってはいけない

愛というものを自己愛の意味だけに取ってはいけない。
与える愛が大事である。

他の人に対して愛を与える行為が大事である。
あなたがたが愛だと思っているものは、ほとんどが奪う愛なのだ。
あなたがたは、他の人から貰うことばかり、
愛されることばかりを考えていて、
愛するということを考えていないだろう

●現代のエクソシスト● より

【愛：与える愛】 「愛のなかには本質的に同じものがあるけれども、その方向性に違いがある」

「与える愛というものは、縛りの愛、執着の愛、煩悩の愛とは、まったく違ったものだ」
として、それらを分けて捉えるのは、やはり間違っていると思います。

「愛のなかには本質的に同じものがあるけれども、その方向性に違いがある」
ということなのです。

より多くの人間のために役立つ方向で、
愛のエネルギーを使ったときには、
本来、「執着の愛か、与える愛か」というような二分化は
起きないのであり、愛は一元となっていくのです。


●幸福の科学とは何か● より

【愛】 「人間は同じ神から岐れてきた神仏の子である」

与える愛の本質というのはいったい何かと言うと、
まずそこに自他一体の悟りがあるわけです。

「人間は同じ神から岐れてきた神仏の子である」という悟りがあるのです。

彼と我とは別の個性を持っているように見えても、
その本質は一体であるという悟り、これが愛の基なのです。

他人と自分とが違っていると思っているからこそ、
いろいろな摩擦があり、軋轢があるのです。

自他が一体であり、ともに神の子であるということ、
唯一の神から岐れているということを知ったときに、
人間は愛さざるを得ないのです。

●幸福の原理● より

【愛：与える愛】 愛してほしいというような愛ではない

愛というのは、
あなたに愛してほしいというような愛ではないのです。

●幸福の原理● より

【愛：与える愛】 与える愛というのは、慈悲

この与える愛というのは何か。

与える愛というのは、慈悲のことを言っているのです。
愛を説いているから幸福の科学はキリスト教かと言ったら、
そうではないのです。

与える愛の本質は慈悲であり、
これは釈尊の教えの根本なのです。

現代的に言うならば釈迦は与える愛から始めなさい
と教えたのです。
これが慈悲なのです。

これが幸福の原理の第一です。

●幸福の原理● より

【愛：与える愛】 自分を愛するがごとく他人をも愛する

その愛とは何でしょうか。

他人を善く思うことです。
他人も育みたいと思うことです。
無私の愛です。
無償の愛です。
見返りを求めない愛であります。

それは、自分と他人が、結局同一のものだからです。
自分を愛するがごとく他人をも愛さねばならないのです。

●幸福の原理● より

【愛：与える愛】 知恵をもって、与えなさい

知恵をもって、与えなさい。

物質を与えることだけが、与えることではありません。
慈悲魔になることだけが、与えることではないのです。

真に与えるとは、真に人を生かす道であり、
真に人を生かすためには、知恵がなければならないのです。

だからこそ、私たちは、知恵をもって、勇気をもって、与える人生、
すなわち、無償の愛を人々に与える人生を歩んでゆこうではありませんか。

●太陽の法● より

【愛：与える愛】 与える者、受ける者、何を与えるのか

人に愛を与えるということが具体化していく段階で、
この布施の考え方が出てきますから、
この三輪清浄的観点
――与える者、受ける者、何を与えるのかという三点を
常に見ておかなければいけません。

そこに、「空」というものをもっともっと
慎重に適用していく余地があると思うのです。

●悟りの挑戦（下）● より

【愛：与える愛】 与えるとは

まず、与えることからはじめてごらんなさい。

与えるとは、
どうすればひとりでも多くの人々がしあわせに生きられるかを考えながら、
日々生きるということです。

与えるとは、
ひとりでも多くの迷える人々の心に、
愛の光を投げかけてゆくということです。

また、ひとりでも多くの人々を、
困難と挫折の人生から立ち直らせ、
知恵と勇気の日々を送らせるかということです。

●太陽の法● より