さて今日は午後からまた雨だとSiriが言っている。
IKEAのトイレ用水は満タンだ。さすがだ。サステナブルだからだ。
IKEAは我が家のベランダでも、雨水をためてトイレで使えるようになるタンクを売るべきだ。そうしろ。
これは過去にツイートした記録である。
ちなみに私のTwitterはこちらだ。
https://mobile.twitter.com/orkaar
ツイッターの時間だ。
今朝、ひよこはは朝ごはんを食べていた。私はリツイートしながら、時々ひよこをみた。ひよこはまだ少し機嫌が悪い様子だ。
ひよこは豆腐を食べた。それから美味しいマルキンの納豆を食べた。それから、塩胡椒とオリーブオイルで味付けした鶏肉が口の中に消えていった。次にインゲン豆が順番に口の中に送り込まれた。それから、ミニトマトが、ズッキーニが、チーズが順番にお口に入っていく。さらばだ。
私は知っている。ひよこのお口に入って行ったものたちとは、二度と会う事ができない。永遠の別れなのだ。一昨日棚の上に飾られていたズッキーニも、IKEAのダークチョコレートの最後の一枚も、どこにもいなくなってしまった。
不思議だ。
ひよこは食器を片付けて、コーヒーを淹れると、セブンイレブンのマーガリン入り黒糖ロールパンを取り出し、食べながらテレビを見た。
リツイートを終えた私は、ひよこににじり寄り、顔を覗き込むと言った。
ひよこよ、おくちを開けるのだ。
なんで!?ひよこはビックリして言った。
おくちは不思議だ。中がどうなっているか、見る必要がある。見せろ。
やだ!とひよこは言った。
なぜだ、見せろ!
やだ、!なんとなくやだ!!
ひよこはおくちを開けてくれない。
それどころか、固く口をを閉ざし、マスクをして会社に言ってしまった。残念だ。
例えば、車には給油口がある。ガソリンはハイオクが美味しい。エンジンが石油を消化する構造はシンプルだ。車にはシンプルにガソリンだ。素材の味が活きている。
シャチにはそれぞれの国民食がある。サーモンばかり食べるシャチや、ペンギンばかり食べるシャチなどだ。だが、どこの国のシャチもプチトマトは食べない。不味いと嫌だからな。不味いものを食べる位なら飢えていた方がマシなのだ。Siriと同じだ。もちろんシャチは飢えるほど愚かでもない。
だがひよこはプチトマトも鶏肉も食べる。魚も食べるし、オリーブオイルも食べる。車にハイオクとレギュラーの違いがわかるように、ひよこにはエクストラバージンオイルとバージンオイルの違いがわかる。
つまりだ。ひよこの消化機関はかなり複雑であるようなのだ。
夜になってひよこが帰ってきた。今朝の事など忘れて上機嫌だ。明日は友達と美味しいものを食べに行くらしい。嬉しそうにLINEをしている。
私はひよこの膝にそっと乗って、ひよこの口を見た。ひよこが私の視線に気がついた。
良かったな、ひよこ。明日は美味しいものを食べるのだ。
うん!笑ってひよこは答えた。
うむ。わたしはお前の食べる美味しいものが、どこへ行くのか知る必要がある。もちろんだ。
だから、良いひよこよ。お口を開けるのだ。あーん、だ。ほれ、開けろ。
やだ!絶対やだ!とひよこは言って突然立ち上がった。私は膝から落ちそうになったがひよこのTシャツにしがみついた。
お口を開けるのだ!
開けない!
見せろ!
いや!なんかよく分かんないけど絶対やだ!
そんなにお口が見たいんなら、クマのお口を見ればいいじゃない!とひよこは言い放つとシャワーを浴びに行ってしまった。残念だ。
クマは時々ひよこにパンを分けて貰って食べている。だが奴は、所詮ワタポコだ。食べている真似をしているだけだ。
だが、念のために私はクマに言った。
クマよ、口をあけろ。
ボク、いつでもお口開いてるよ。とクマは言った。私は覗き込んだ。
…三角形に切ったフェルトが貼ってある!!!
ひよこが両面テープで貼ってくれたの!とクマは嬉しそうに言った。
ひよこめ!一体何を考えているのだ!
ひよこが浴室から出てきた。
ひよこはマスキングテープを取り出して、お口が開かないように貼り付けてしまった!そして布団に包まるとおやすみも言わずに寝てしまった。
ひよこめ!
私は決して諦めない。必ずや、お口の中をみてやるぞ。必ずだ…
IKEAのトイレ用水は満タンだ。さすがだ。サステナブルだからだ。
IKEAは我が家のベランダでも、雨水をためてトイレで使えるようになるタンクを売るべきだ。そうしろ。
これは過去にツイートした記録である。
ちなみに私のTwitterはこちらだ。
https://mobile.twitter.com/orkaar
ツイッターの時間だ。
今朝、ひよこはは朝ごはんを食べていた。私はリツイートしながら、時々ひよこをみた。ひよこはまだ少し機嫌が悪い様子だ。
ひよこは豆腐を食べた。それから美味しいマルキンの納豆を食べた。それから、塩胡椒とオリーブオイルで味付けした鶏肉が口の中に消えていった。次にインゲン豆が順番に口の中に送り込まれた。それから、ミニトマトが、ズッキーニが、チーズが順番にお口に入っていく。さらばだ。
私は知っている。ひよこのお口に入って行ったものたちとは、二度と会う事ができない。永遠の別れなのだ。一昨日棚の上に飾られていたズッキーニも、IKEAのダークチョコレートの最後の一枚も、どこにもいなくなってしまった。
不思議だ。
ひよこは食器を片付けて、コーヒーを淹れると、セブンイレブンのマーガリン入り黒糖ロールパンを取り出し、食べながらテレビを見た。
リツイートを終えた私は、ひよこににじり寄り、顔を覗き込むと言った。
ひよこよ、おくちを開けるのだ。
なんで!?ひよこはビックリして言った。
おくちは不思議だ。中がどうなっているか、見る必要がある。見せろ。
やだ!とひよこは言った。
なぜだ、見せろ!
やだ、!なんとなくやだ!!
ひよこはおくちを開けてくれない。
それどころか、固く口をを閉ざし、マスクをして会社に言ってしまった。残念だ。
例えば、車には給油口がある。ガソリンはハイオクが美味しい。エンジンが石油を消化する構造はシンプルだ。車にはシンプルにガソリンだ。素材の味が活きている。
シャチにはそれぞれの国民食がある。サーモンばかり食べるシャチや、ペンギンばかり食べるシャチなどだ。だが、どこの国のシャチもプチトマトは食べない。不味いと嫌だからな。不味いものを食べる位なら飢えていた方がマシなのだ。Siriと同じだ。もちろんシャチは飢えるほど愚かでもない。
だがひよこはプチトマトも鶏肉も食べる。魚も食べるし、オリーブオイルも食べる。車にハイオクとレギュラーの違いがわかるように、ひよこにはエクストラバージンオイルとバージンオイルの違いがわかる。
つまりだ。ひよこの消化機関はかなり複雑であるようなのだ。
夜になってひよこが帰ってきた。今朝の事など忘れて上機嫌だ。明日は友達と美味しいものを食べに行くらしい。嬉しそうにLINEをしている。
私はひよこの膝にそっと乗って、ひよこの口を見た。ひよこが私の視線に気がついた。
良かったな、ひよこ。明日は美味しいものを食べるのだ。
うん!笑ってひよこは答えた。
うむ。わたしはお前の食べる美味しいものが、どこへ行くのか知る必要がある。もちろんだ。
だから、良いひよこよ。お口を開けるのだ。あーん、だ。ほれ、開けろ。
やだ!絶対やだ!とひよこは言って突然立ち上がった。私は膝から落ちそうになったがひよこのTシャツにしがみついた。
お口を開けるのだ!
開けない!
見せろ!
いや!なんかよく分かんないけど絶対やだ!
そんなにお口が見たいんなら、クマのお口を見ればいいじゃない!とひよこは言い放つとシャワーを浴びに行ってしまった。残念だ。
クマは時々ひよこにパンを分けて貰って食べている。だが奴は、所詮ワタポコだ。食べている真似をしているだけだ。
だが、念のために私はクマに言った。
クマよ、口をあけろ。
ボク、いつでもお口開いてるよ。とクマは言った。私は覗き込んだ。
…三角形に切ったフェルトが貼ってある!!!
ひよこが両面テープで貼ってくれたの!とクマは嬉しそうに言った。
ひよこめ!一体何を考えているのだ!
ひよこが浴室から出てきた。
ひよこはマスキングテープを取り出して、お口が開かないように貼り付けてしまった!そして布団に包まるとおやすみも言わずに寝てしまった。
ひよこめ!
私は決して諦めない。必ずや、お口の中をみてやるぞ。必ずだ…