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雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

その124「ハードボイルドだど・その13」

2023-10-21 20:49:56 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 昭和51年12月20日初版発行の、中島河太郎編『ハードボイルド傑作選①』ベストブック社(ビッグバードノベルズ)

 の収録作品(作家名)を見てみよう。意外に興味深いよ。
 
 「非情な睡り(大谷羊太郎)」
 「腐ったオリーブ(河野典生)」
 「石の条理(清水一行)」
 「風のバラード(中田耕治)」
 「地獄の猟犬(皆川博子)」
 「星の岬(高城高)」
 「グアム島(菊村到)」
 「死者たちの祭り(生島治郎)」

 以上、収録順。
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その123著者名の謎・解決篇(2023/10/15)

2023-10-15 14:12:22 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 以前、<思考機械(旧題・探偵小説のこと)>その115著者名の謎(2022/02/11)で、元文社の<GENBUNSHA FAMILIAR BOOKS>『トランプ奇術とゲーム遊び』の作者名の謎を取り上げたが、今回はその続き(解決篇)だ。
 この前、中薗英助の本を捜している最中、積み上げている本の山の中から、ふと目に留まったのが、

 同じ元文社の<現代実用百科>シリーズの『誰にでもできる トランプ手品』

 だ。
 カヴァ表に印字してある、その著者名を見てニヤリ。
 そりゃあそうだろう。それが『トランプ奇術とゲーム遊び』の作者名と、そっくりだからだ。
 でも<森正観>ではない。<森観正>なのだ。
 まあ、これは出版社のミスだというのは、すぐ判る。本体の背や扉には<森正観>と印字してあるのだもの。
 それはいいとして、ここからが問題。

 ページを開いて、すぐの口絵(写真)を見たまえ。
 あなたは、きっと愕然とするだろう。
 『トランプ奇術とゲーム遊び』と『誰にでもできる トランプ手品』と、まったく同じ口絵ではないか!
 そこで、再び『トランプ奇術とゲーム遊び』を(斜め読みだが)読み直す。
 そして、ついに発見。
 10ページから11ページまで(3 カード奇術の写真について)をお読みいただきたい。

 (略)写真の実演はほとんど私です(略)

 これで謎はみごと解決だ。

 平岩白風著『トランプ奇術とゲーム遊び』口絵実演者①=平岩白風
 森正観著『誰にでもできる トランプ手品』口絵実演者②=?
 
 口絵実演者①=②/平岩白風=森正観

 燈台下暗し。
 「著者名の謎」の手がかりは、最初から提示されて(始めからわたくしの手もとに)あったとは。いやはや。
 眠れない日日が終わり、今日から快眠だ。
 お疲れさま。
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その122「ハードボイルドだど・その12」

2023-09-02 20:18:32 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 続きは、お詫びから始まる。
 前回の<その121「ハードボイルドだど・その11」>で、わたくしが触れた、

 それから(略)は、シリーズものを取り上げているくせに、どうして<片岡義男>は「時には星の下で眠る」なのだろう。不思議だ。

 の箇所は、わたくしの認識不足によるものだ。
 わたくしは「時には星の下で眠る」を「ときには星の下で眠る」と読み違えていた。
 「時には星の下で眠る」は、<アーロン・マッケルウェイ>くんの登場作に他ならない。
 ここにお詫びする次第である。
 よく確認して記述すればよいものを、同じような過ちを何度もくり返してしまうとは、わたくしの頭の中身の問題だと自覚する。これは以降も直ることはないだろう。開き直っているのではない。例えば、不祥事を何度も起こしながら、理事長の首だけすげ替えて、世間をやり過ごし、またその新理事長も大口を叩いて、今のざまという、どこかの私立大学に似ているように見えるかもしれないが、根本はまったく異なる。これは、わたくし本人の個人てき覚書だから。
 うむ。やっぱり居直っているようにしか聞こえないか。まあ、いいや。
 
 さて、直前の話題に戻る。

 驚いたのは、この傑作集に収録されてある著名人<三好徹>についてだ。<山下諭一>なら感覚として判らないでもない(あくまでもわたくし個人の感覚として)のだが、まさか、あの<三好徹>の著作権継承者が明らかではないとは。
 ううむ。そうかそうなのか。

 で、傑作集のこと。
 藤原審爾「新宿その血の渇き」は、ないだろう。
 どうせシリーズものにするのなら「おれの拳銃は歌をうたう」(『悪魔からの勲章』)だろう。阿久根くんが黙っちゃいないぜ。
 他にも、藤原作品は、シリーズものでなくても、ハードボイルドてきなのが多いけれども、<ヤクザ>絡みの作品が多いのが、ちよっとね。

 反省することしきりなので、以下、次回。
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その121「ハードボイルドだど・その11」

2023-09-02 18:51:29 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 『日本ハードボイルド全集第7巻』<傑作集>(東京創元推理文庫)をパッと一瞥したところ、はじめは物故者の作品ばかりを集めたのかと感じたが、しばらくしてそれは勘違いだと気がついた。だって、片岡義男氏は元気にご活躍しているものね。
 では、どういう選択なのか。わたくしには、三人の編者が思い思いに好き勝手に選んでいるようにしか思えない。
 例えば、大坪砂男「私刑(リンチ)」は、日下三蔵。藤原審爾「新宿その血の渇き」は、杉江松恋。阿佐田哲也「東一局五十二本場」は、北上次郎。てな具合(もちろん、わたくしの推測だよ。)
 それに収録作品は、どこかで見かけたことのあるものばかりで、この集での目玉が見当たらないなあ。
 まあ、稲見一良「凍土のなかから」か、阿佐田哲也「東一局五十二本場」ぐらいがそれに当たるのかもしれないが、前者は<ミステリ・マガジン>に再録されていたように記憶するし、また後者については、わたくしは、麻雀に対して(知識がないわけではないが)まったく興味がないから、読んでも面白くないだろうしなあ。食わず嫌いかもしれないが。
 それから<三好徹><藤原審爾>等は、シリーズものを取り上げているくせに、どうして<片岡義男>は「時には星の下で眠る」なのだろう。不思議だ。
 と、愚痴ばかり並べているが、実は、わたくしも褒められたものではない。
 なぜなら、未読作品が三作もあるのだ。
 三浦浩「アイシス讃歌」、阿佐田哲也「東一局五十二本場」、小鷹信光「春は殺人者」がそれだ。
 (山下諭一「おれだけのサヨナラ」も聴いたことがないなと思っていたら、【公益社団法人著作権情報センター】に、広告主名<東京創元社>から『山下諭一「おれだけのサヨナラ」〈ユーモア画報〉1963 年 5 月号掲載(初出時タイトル「ひとりだけのサヨナラ」)、『俺だけの埋葬簿』芸文社(1965 年3 月)収録 』の著作権継承者を捜しているのを見つけた。いったいいつから題名が「ひとりだけのサヨナラ」から「おれだけのサヨナラ」に替わったのだろう。『俺だけの埋葬簿』第三話のタイトルは「ひとりだけのサヨナラ」だけれども。)

 ・・・・・・ええっと、長くなりそうなので(ほんとうは、面倒くさくなったので)、以降、次回へ続く。
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その120「ハードボイルドだど・その10」

2023-08-29 20:19:43 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 では、東京創元推理文庫の『日本ハードボイルド全集第7巻』<傑作集>についてのいちゃもんです。
 次をご覧ください。
 
 島田一男「死者の呼び声」      
 高城高「ラ・クカラチャ」     
 大藪春彦「復讐は俺の血で」     
 河野典生「熱狂のデュエット」   
 藤原審爾「地平線はぎらぎらっ」   
 結城昌治「死体置き場は空の下」   
 菊村到「獣に降る雨」       
 山下諭一「ひからびたデート」    
 三好徹「天使の唄」       
 生島治郎「死んだ男にこの唄を」  
 仁木悦子「どこかの一隅で」     
 片岡義男「ミス・リグビーの幸福」  
 大沢在昌「感傷の街」        
 都筑道夫「苦くて甘い心臓」     
 逢坂剛「暗い川」         
 小鷹信光「ダーティな夜」      
 小泉喜美子「男は夢の中で死ね」    
 北方謙三「栗鼠の夜」       
 原尞「歩道橋の男」       

 新潮社編『昭和ミステリー大全集ハードボイルド篇』(新潮文庫)の収録作品です。
 あなたは、これを見てどう感じましたか?
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その119「ハードボイルドだど・その9」

2023-08-28 20:52:29 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)

 愉しみにしていた、東京創元推理文庫の『日本ハードボイルド全集第7巻』<傑作集>のラインナップが判明した。
 傑作集というのは、今までに収録のできなかった作家たちの選りすぐりの短篇を集めたものらしい。

 それでは、その作品をご覧いただきたい。

 大坪砂男「私刑(リンチ)」
 山下諭一「おれだけのサヨナラ」
 多岐川恭「あたりや」
 石原慎太郎「待伏せ」
 稲見一良「凍土のなかから」
 三好 徹「天使の罠」
 藤原審爾「新宿その血の渇き」
 三浦 浩「アイシス讃歌」
 高城 高「骨の聖母」
 笹沢左保「無縁仏に明日をみた」
 小泉喜美子「暗いクラブで逢おう」
 阿佐田哲也「東一局五十二本場」
 半村 良「裏口の客」
 片岡義男「時には星の下で眠る」
 谷 恒生「彼岸花狩り」
 小鷹信光「春は殺人者」

 はい。
 どう? ご感想は、いかがなものかな。
 わたくしの感想は、

 「駄目」

 の一言だね。
 この「ダメ」は、「相変わらず、代わり映えしない、穏当な選択だね」という意味だけれども、詳しくは、次回に。
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その120続・幻の傑作(2023/07/14)

2023-07-15 16:24:01 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 さて、例の、覆面冠者『八角関係』だけれども、いよいよ、2023年8月25日に、発売が確定したようだ。
 書影も<cover comming soon...>から、ようやく、スタイリッシュな洗練されたカヴァ写真みたいなのに替わっているぞ。格好いい。

 で、出版社の内容紹介はというと、

 「父親の遺産によって贅沢三昧の暮らしをする三兄弟と妻、さらには警察官や女流作家が同居する広大な屋敷内で殺人事件が発生。住人たちを恐怖に震えあがらせる惨劇は連続殺人事件へと発展する……。不可能犯罪の魅力を満載した本格探偵小説、雑誌連載から72年の時を経て初の単行本化!」

 今から72年前ということは、1951(昭和26)年か。敗戦後復興期のころ。
 『オール・ロマンス』誌掲載ってことは、愛慾にまみれた妖気漂う作品なのかしらん。
 まずは、愉しみ。
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その119春は名のみのあたたかさ

2023-01-22 12:55:18 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 さて、例の、覆面冠者『八角関係』だけれども、当初の2022年7月上旬刊行予定が、あれよあれよというまに、いつの間にか2023年2月中旬刊行予定に延期されている。その刊行まであと一か月を切ったにも関わらず、未だに<cover comming soon...>とカヴァイラストさえ決まっていない。ひょっとして、出す(出版する)出す詐欺ではないかしらん。
 
 それはさておき、その出版社(論創社)が、創業50周年記念「論創ミステリ大賞」と長篇探偵小説を公募していたので、その結果を愉しみにしていたのだが、ううむ。
 受賞の言葉をみると、受賞作は、わたくしの期待していた、この出版社だからこその、破天荒な内容では、残念ながら無いようだ。

 最終候補者(受賞者を含めて)の顔ぶれはどうかというと、

 三咲光郎(受賞作『刻まれし者の名は』) 
 小早川真彦(ばらのまち福山ミステリー文学新人賞候補・アガサ・クリスティー賞候補)
 根本起男(アガサ・クリスティー賞候補)
 高原伸安(『予告された殺人の記録』)
 木田洋二(?)
 安斉幸彦(?)

 調べてみて判ったのだが、ミステリの各賞の常連が応募していたようだ。
 恥ずかしながら、わたくしは、上記のうちお一方の名前しか知らなかったが、読んだその作者のたった一作から判断するのは早計かもしれないが、その作者の作品が最終候補に挙がることから推しても、記念すべき第一回のこの賞の質が大いに疑問だ。
 わたくしは、申し訳ないが、今回の受賞作を読むことはないと思う。
 
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その118「ハードボイルドだど・その8」

2022-10-01 22:01:16 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 「To say goodbye is to die a little」

 わたくしは、モテモテなので、なかなか、サヨナラは言わせてもらえないようだ。
 お相手は『日本ハードボイルド全集第5巻』<結城昌治>集。

 Web東京創元社マガジンの「直木賞作家・結城昌治のハードボイルドを凝縮した最強の入門書!『日本ハードボイルド全集5 幻の殺意/夜が暗いように』」(http://www.webmysteries.jp/archives/29796573.html)を見ると、(以下、勝手に引用)

 【収録作品】
 『幻の殺意』(長編)
 「霧が流れた」
 「風が過ぎた」
 「夜が暗いように」
 「死んだ依頼人」
 「遠慮した身代金」
 「風の嗚咽」
 「きたない仕事」
 「すべてを賭けて」
 「バラの耳飾り」

 高校生の息子が殺人犯として逮捕された! 平凡な会社員である田代の身にある日突然もたらされた悲報。あくまで息子の無実を信じる男が、ぎこちない探偵行の果てに知る真実とは……。映画化もされた忘れがたき傑作長編『幻の殺意』を巻頭に、『暗い落日』などで知られる私立探偵・真木が登場するすべての短編(「霧が流れた」「風が過ぎた」「夜が暗いように」)、(略)

 うわぁ、ほんとうか?
 と、びっくりしてしまったのは、わたくしが、以前このように、

 (略)「真木の登場する短篇は4作ある」と、どこかで眼にした記憶があるのだが、私が読んでいるのは「霧が流れた」「風が過ぎた」「夜が暗いように」の3作だけのはず。残りの1作をぜひ読んでみたい。(略)

 記したとおり、私立探偵・真木が登場するのは、ぜったいに3作だけなのかという驚きなのである。
 だから、これを見て、面倒だが、書庫をごそごそ漁って、

 結城昌治『汚れた刑事 自選傑作集』頸文社(ケイブンシャ文庫)

 を捜してきたぞ。
 巻末の「自作解説・私の推理小説作法」の427ページを読んでおくれよ。

 (略)
 真木という私立探偵を初めて登場させたのは一九六五年八月号から「オール讀物」に連載した「暗い落日」だが、(略)
 しかし、同じ主人公で長篇を三作、短篇を四作書いたが、早くも壁に突き当たった感じで、力及ばずの感が深い。
 (略)

 作者本人が四作書いたという短篇が、三作なのか。
 作者の勘違いか、作者は嘘つきか。

 現物を購入してみれば、編集者あるいは解説者がその謎を解いてくれているのかもしれないが、お金の持ち合わせは無いし、立ち読みしようにも、近所の新刊書店には、一冊も置いてないし、ああ、疑問の山がまた増えてしまった。

 (追記)
 権田萬治 新保博久監修『日本ミステリー事典』(新潮社)の<真木>の項を見ると、

 紺野俊秋氏の執筆で「(略)長編3作のほか4短編で活躍。」

 との記述があった。
 一応、報告まで。
 2022.10.1
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その117続続続続一人二役(2022/06/07)

2022-06-07 22:13:23 | 思考機械(旧題・探偵小説のこと)
 (略)
 ところで今度数冊を読み返しているうち、「トランプ殺人事件」のあとがきに新保博久氏が、こんなことを記しているのに初めて気づいた。
  ・・・・・・竹本氏が理想とする三冊の探偵小説ー「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」「虚無への供物」にしても、私には大して面白くなかった。「匣の中の失  楽」も決して好きなタイプの作品ではないのだが、作者の人柄に触れてからは、いずれ再読した上もう少し点を甘くしようと考えている。
 とまあかなり思いきった発言で、「虚無・・・」はともかく「黒死館・・・」や「ドグラ・・・」まで、"面白くない"人が、ミステリーについて何か述べるということか らして私には不可解きわまりない。
 たぶん竹本健治はこの当時、あまり味方のいない孤立無援な状態にいたのだろう。そこで誰にしろ近寄ってくれればただありがたく、頼もしい味方だと思い込む羽目にもなったのだろう。だが編集者経験の長い私には、いまから三十余年前、寺山修司にしたり顔で近づき、いきなりうしろから棍棒をふるうたぐいの"批評家"とよくも似た口舌に眉をひそめたい気がする。(略)
 <中井英夫解説/竹本健治『囲碁殺人事件』河出文庫>

 のっけから、長長とした引用で申し訳ないが、これは、下記の、<桂千穂>氏の追悼コメントを見て、そういえばと、書庫をひっかきまわし、捜し出した文庫版から、書き写させていただいたものだ。
  
 新保博久 @oldmanincorner
 国産ハードボイルド黎明期の作家・島内透と同一人ではないかとブログで騒ぐ人が15年ほど前にいましたなあ。桂千穂(島内三秀)と横書きでキタナい字でメモられていた「三秀」を粗忽者が「透」と誤読した結果だろう。本物の島内透氏は大正12年生まれだから健在なら97歳。ご存命なのだろうか。2020-09-01 22:46:36

 インターネット上の、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を見ると、コメント氏は<ミステリの評論家>だそうで、そのような肩書のある方のおっしゃることなら、間違いはあるまい。
 結論。

 <島内透≠桂千穂>

 これにて、本問題は終結としたい。
 それにしても、15年ほど前にブログで騒ぐ人とは誰なんだろう。
 ちょうど15年前、まったく同じ件でとても驚いていたわたくしからすると、コメント氏の、高みからせせら笑うようにしか感じ受けられないツイートには、中井氏のように"眉をひそめる"程度のような上品な拒否反応ではなく、吐き気を催すような嫌悪感しか抱かない。
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