人間五十年 2009年11月04日 | Weblog 『人間五十年』 織田信長 織田信長が愛唱した「敦盛(あつもり)」の一節。 信長は、はじめから人生五十年と決めていたようだ。このニヒリズムは、戦国時代、一部の“ばさら者”が愛していた思想だ。 後白河法皇が撰した「梁塵秘抄」や流行した小揺のなかで「死のうは一定」などという無常感が漲っていた。 時代の先端をいく信長は、こういう歌や謡を愛した。同時に信長自身、しを恐れず、神仏も信じなかった。 この敦盛(あつもり)の歌は、信長が桶狭間の合戦に出撃する時に歌ったことで有名だ。 ~この人にこの名言あり~ « 愛さないくらいなら、生きて... | トップ | 石田三成の言葉 »