戦国武将の名言集

著者:童門冬二の人生が開ける戦国武将の言葉 (単行本)より引用させて頂いています。

武田信玄の名言

2010年01月09日 | 戦う者の知恵
人は城 人は石垣 人は堀



武田信玄(たけだ しんげん)ウィキペディアで知る。

この言葉は、甲府に城を造らなかった武田信玄にとって、部下が城や石垣や堀だ、と解釈されている。
が、角度を変えてみると、これは、
分権と責任
という意味にもとれる。

つまり武田信玄が言うには、
自分の部下は、すべてトップの権限の一部を委ねられ、同時に責任を持つ存在でなければならない
ということだ。

現場にいて、お客に接する仕事をする若い職員も、それは自分という個人がお客の相手をしているのではない。
“トップである武田信玄の片割れであり、分身である部下が、お客の相手をしているのだ”と考えてほしいということだ。

だから、部下の言う言葉や仕草は、客からみればすべてトップの武田信玄が口にし、あるいは仕草に表していると受け取られる。
つまり、部下の一挙手一投足によって、武田家のイメージが固定されている。そういう考え方が必要だ!ということだ。

~戦う者の知恵~
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