東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

最終便「がんばっぺ宮城 復興ボランティアバスツアー」

2012年06月06日 | 日記

 第33便 大型バス3台 過去最多総勢133名!!! 


 

今までのボランティア参加者1780名の思いを乗せて、3月30日22時に新大阪を出発しました♪


今週は2か所に分かれてのボランティア活動。


①南三陸町歌津


②気仙沼小泉地区


震災以来、ネットワーク宮城阿部さんはじめ現地の方たちとの直接の声を聞きながら私たちにできることをしようとボランティア活動に取り組んできました。


この2地域は、なかなか国や行政の手が届かず、地域の方たちの力で一歩一歩復興に向けて頑張られている場所。メディアからの情報が届きにくい場所。まだまだ瓦礫や泥が残っている場所。


地域の方のお手伝い、サポートを今週も熱いボランティアみんなで頑張りました!!


まずは「南三陸町歌津」での活動報告。



震災以来、歌津地区に入り一生懸命に活動されている勝又さんにボランティアをコーディネート調整して頂きました。


全国ボランティア団体TSUNAGARI 代表 勝又三成様

http://www.tsunagari-project.com/kigyo.html

ボランティア活動を調整頂き本当に有り難うございました。

土曜日は大雨の中、泥だらけになって「側溝の泥出し」をしました。

 





日曜日は快晴!!

「漁師さんのわかめ作業のお手伝い」





「わかめシール貼り」







「地域の方のお手伝い」

最後は馬場中山地区の仮設住居に、ビールとタオルとくりちゃんの絆ロールを配って廻りました。

笑顔でとっても喜んでもらえました(^人^)





全国で大人気!南三陸町歌津くりちゃんの絆ロール 三浦宮倫子様

http://patisserie-kuriko.mo-blog.jp/

美味しいロールケーキをいつも本当に有り難うございます。



続いて、「気仙沼小泉」での活動報告。

気仙沼市小泉地区に住居を移し、地域に根を下ろし復興再生へ向けて現地で活動をされている阿部リーダーにコーディネート調整して頂きました。



 

東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城 阿部寛行様

http://network-miyagi.org/

毎週気仙沼小泉地区で私たちボランティアを温かく迎えてくれて本当に有り難うございます。

 

雪はとけ、春に向かう風が小泉に吹いていた
最後だから何をするでは無く今だから出来る事をする

東北の方の笑顔がみたいから

 



 


瓦礫作業

 


キッチンサポート
お別れ会準備
子ども支援準備

小泉地区の瓦礫作業
昔は鮭の一本釣りが出来た川
そんな川が今では瓦礫の山に...
33便のメンバーはそこに鮭がまた帰ってくるように瓦礫を一つ一つどけていく

夜小泉の方からお別れ会を開いて頂きました
喜んでくれる地元の方
バスツアー参加者みんなが何回も足を運んでつくった絆、

涙のお別れ会でした。

最後は気仙沼市小泉小学校の「津波の教え」前で全員で写真撮影しました。

誰がどこにいるのか、わからないくらいのたくさんのボランティア有志と一緒の最高のショット。




これからも一人一人が小さいことでも継続していくことが大きな力になると思います。

 

そして、実際に東北へ足を運べない方たちからもたくさんのご支援を頂きました。


■doco*ao 様

■ABC-DOGS 様

■KURONEKO BOOKS 様

■cafe萬美乃 様

■日東珈琲 様

上記の皆様、温かい支援金を頂戴し、本当に有り難うございました。

気仙沼市小泉地区の仮設住居の方たちとの交流会に使用させて頂きました。

 

第33便ボランティア133名の皆様、ご支援頂きました皆様、本当に有り難うございました。

 

そして最後に、気仙沼市小泉地区の再生のために一生懸命に毎日頑張られ、そして週末の私たち関西ボランティアバスをいつも応援してくれた気仙沼市議会議員 及川善賢さん、本当に有り難うございました。

 

及川さんより教えて頂いたこと。 

 

「津波の教え」石碑

一緒に生きた時を忘れない!

津波の教訓 後世に

 

平成24年3月1日愛媛県今治市において小泉地区の命の鎮魂祈願。

3月9日小泉平貝地区高台に建立しました。

 

■未来の人びとに 2011 3.11

2011年3月11日午後14時26分

東日本大震災が起こり、

大津波が太平洋沿岸部に襲来した。

気仙沼市小泉地区は大被害を受け、

多くの命と家を失ってしまった。

学んだことは「地震があったら津波が来る」

ともかく上へ上へと逃げること。

「てんでんこに逃げよ」

その教えを伝えたい。

 


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