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いつかどこかで・・・

馬が主体のブログから、日々の備忘録。

ありがとう。

2010-03-07 19:38:00 | ウオッカ
ウオッカ引退を正式発表、角居調教師「ありがとう、お疲れさま」
3月7日18時36分配信 スポーツナビ

日本ダービー、ジャパンカップなどJRA・GI通算7勝を挙げた
名牝ウオッカ(牝6=角居厩舎)の現役引退が7日、正式に発表された。

同馬を管理する角居勝彦調教師が中山競馬場で会見を開き、経緯を説明。

これによると、
現地時間4日にドバイ・メイダン競馬場で行われた
GIIアル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3で8着に敗れたあと、
右鼻孔から鼻出血を発症。
レース直後、厩舎へ戻る馬運車の中で出血していることが見つかったという。

「ほんのひとすじでした」という、ごく軽度の症状のため、
「(引退レースとして予定していた)ドバイワールドカップも使おうと思えば、
使えたかもしれません」と角居調教師。

だが、谷水雄三オーナーと協議の結果、
「これまで素晴らしい競馬をたくさんしてくれたし、
 もう十分すぎるくらい勝ってくれた。
 あんまりかわいそうな姿を見たくないし、見せたくない。
 それに今後は繁殖という大事な仕事も待っている」

最後の目標レースとしていたドバイワールドカップには出走せず、
このまま現役引退することが決定された。

通算27戦10勝(海外4戦0勝含む)。
うちGI7勝は、64年ぶりの牝馬ダービー制覇、
ダイワスカーレットとの2センチ差激戦を制した天皇賞・秋、
同じく2センチ差で日本牝馬としては史上初の快挙となったジャパンカップなど、
どの勝利も劇的なシーンに彩られた。

「長い間、ウチの厩舎の看板娘でいてくれました。
 長かったような短かったような、
 楽しかったような辛かったような(笑)……。
 でも、うれしいことも辛いこともウオッカがたくさん教えてくれて、
 スタッフもウオッカを通じて育ってくれた。
 色んな挑戦もしましたし、どのレースも印象深いですね。
 どれか1つ、というのは決められません」

同じくGI7勝を挙げたディープインパクトのような連戦連勝の馬ではない。
しかし、レースで敗戦を重ねながらも、
ここ一番のビッグレースではドラマチックな復活と勝利を見せてくれた。
そんな不屈のヒロインにファンは熱狂し、
有馬記念では史上初となる3年連続トップ得票。

記録にも、そして記憶にも鮮明に残る、日本競馬史上を代表する歴史的名牝だ。

「ありがとう。お疲れさまでした」

最後の目標戦を前にした無念の引退に、
角居調教師は
「引っ掛かりがないわけじゃありませんが」と前置きしつつ、
「でも、まだまだやることがあるんだ、次の馬で頑張れと、
 最後の最後にウオッカが課題を残して旅立ってくれたのかもしれません」
と前を向く。

そして競馬ファンに、こうメッセージを送った。

「もう1度、ファンのみなさんに強いウオッカを見せられたらという
 強い思いがあり、ドバイを目指したわけですが……。
 これからはいいお母さんになってくれると思いますし、
 その子供たちもいっしょに応援してください」

今後ウオッカは日本に戻らず、しばらくアイルランドに滞在し繁殖生活に入る。

初年度の交配相手はシーザスターズ。
昨年、英国ダービーと英国2000ギニーの二冠を20年ぶりに達成し、
秋には世界一の芝レースと言われるフランスの凱旋門賞も制覇。
通算GI6勝を挙げ、09年度の欧州カルティエ賞年度代表馬に選ばれた
2000年代を代表する世界的名馬だ。

順調にいけば、欧州が誇る2000年代最強の名馬と
日本競馬界最高のヒロインの血を受け継ぐウオッカ2世は、
3年後にデビューする。
その時、海外GI制覇の悲願を子供たちに託した
ウオッカ物語第2章が幕を開けるだろう。

****************************

「ひとすじ」であったウオッカ嬢の鼻出血を見逃さずに
状態を重じてくれた陣営に感謝します。

ウオッカ嬢を応援するものとして
歴史的快挙の数々を大きな喜びとして体感できたこと、
そして、同じように周りの人から
「だって、牝馬でしょ??」などと軽く扱われたことを
今更ながら思い出します。

どうして自分はウオッカ嬢に魅かれたんだろうと
思い起こしてみると・・・・・

初のG1奪取となった阪神ジュベナイルフィリーズ
その前に撮影された立ち姿と顔を見て
「この仔は、やる気だ!!」と目に見えないパワーを
ウオッカ嬢から受け取ったから。

そして、日本ダービー
周りの人に「今日はどの仔の応援?」と聞かれ
「ウオッカ!!!」
と答えると 決まって
「ふーん・・・・ウオッカねぇ・・・・」
などと色もの扱いされた記憶も・・・・

競馬歴が浅かったせいも相まって、
日本ダービーの格付けもわからなかったし、
牝馬が弱いなどと思ったこともなかった。

「牝馬がダービーで勝つわけない」

そんな先入観を全く持たないまま応援できたし、
自分自身が感じたウオッカ嬢の見えない力を信じたから、
多くのウオッカファンのパワーで
道が開けたのかも。

個人的なことでいえば、理不尽な裏切りにあった時、
ウオッカ嬢はまるで私を元気づけるかのようにG1を連勝し、
「我が道を行け!!!迷うな!!」と発しているように見えました。

ウオッカ嬢のファンが100人集まれば、
100通りの物語があるでしょう。

ウオッカ嬢を応援することで拡がった馬仲間の方々。
今後もウオッカ嬢から繋がっていく「何か」に
ドキドキワクワクしながら
競馬を私なりに伝えていきたいと思います。

ウオッカ嬢にかける言葉は、
月並みですが感謝の言葉のみ。

勝っても、負けても、
そして引退しても、ウオッカ嬢は私の中での絶対牝馬。
何にも代え難い宝物です。

ウオッカ嬢、ありがとう。
まずは、体を癒して、ママになってね。






変らぬ思い。

2010-03-07 09:57:00 | ウオッカ
ウオッカ電撃引退!ドバイで出走後に鼻出血
デイリースポーツ - 2010/3/7 9:29

歴史的名牝の走りはもう見られない。
ウオッカ(牝6歳、栗東・角居)がラストランに予定していた27日の
ドバイワールドC(UAEメイダン)を回避、
そのまま引退することが6日、分かった。

4日のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(メイダン)で8着に敗退後、
運動性肺出血鼻出血を発症。
谷水雄三オーナーと角居勝彦調教師が協議の結果、引退が決定した。
7日、角居師が正式に発表する。

希代のスーパーヒロインを襲った、2度目の悲劇。
常識を超えた牝馬・ウオッカの引退の日は、突如としてやってきた。

8着に敗れた前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3。
本番のドバイワールドCに向けて、雪辱を誓った直後のこと。
レース後の上がり運動の途中で、右の鼻穴から出血が見られた。
ごく微量とはいえ、2センチ差の激闘を制したジャパンCと同じ症状。
運動性肺出血鼻出血を発症していることが判明した。

右後肢蹄球炎のため、3歳時には凱旋門賞挑戦を断念。
同年の秋には右関節ハ行により、エリザベス女王杯の当日に出走を取り消した。
何度も挫折を乗り越えながら、7つものG1をコレクト。

07年にはクリフジ以来64年ぶりに
牝馬としてダービー馬の称号を得た驚異的なパワーは、
比類のない精神力の強さに支えられていた。

だが今回は違った。
帰国した角居師は、6日の午後に谷水雄三オーナーと相談。
熱のこもったトップ会談は、“引退”という二文字で両者の気持ちが一致した。

2歳から毎年G1を勝ち続け、ファンに夢を与えてきた歴史的名牝。
3年連続で有馬記念ファン投票第1位に選出されるなど、
これほどまでに愛された馬はいない。
常に全力でターフを躍動する姿に、どれだけの人々が救われてきたことか。
もう十分だろう。
我々はウオッカに、数え切れないほどの感動をもらったのだから。
復活してほしいという願いは、胸の奥に閉まっておこう。

ウオッカは数日後に、遠征先のドバイからアイルランドへ渡欧。
当初の予定を繰り上げ、シーザスターズの花嫁として繁殖生活に入る。
バブルの時代と一緒に華やかに舞ったのがオグリキャップなら、
ディープインパクトは低迷する景気を吹き飛ばすようなスターだった。
ウオッカは、どちらでもない。
期待を何度も裏切りながら大舞台では劇的な演技を見せる、最高の女優だった。
ありがとう、ウオッカ。
そして素晴らしい産駒を産んでくれる日を、日本中が待っている。

*********************

2回目の鼻出血を発症させてしまったことは、
ファンとしては申し訳ない気持ちでいっぱいです。
万全な状態で、ママにしてあげたかった・・・・・

いつもいつも、自身の力を発揮する姿に、
世界中の人たちがウオッカを応援し、
「ウオッカなら!!!」と陣営を含めたくさんの夢を実現してきました。

ウオッカ嬢の引退レースとなったアル・マクトゥームチャレンジラウンド3では
ドバイへ一緒に旅立ったレッドディザイア嬢が素晴らしいレースを魅せ、
ウオッカ嬢もきっと安心したのではないかと思いました。

引退レースの8着は、末広がりの八と信じて、
無事にアイルランドへ向かえるよう、祈ります。

ウオッカ嬢に関しての個人的な想いは
また、次の機会にでも。

ウオッカ、大好きだよ。
どんな時でも、私はあなたの味方だよ。

1か8かの勝負

2010-03-05 11:51:00 | ウオッカ
レッドディザイア鮮烈差し、ドバイ前哨戦V! ウオッカは8着
スポーツナビ - 2010/3/5 4:12


一日で4つの国際GIレースが行われる「ドバイミーティング2010」
(現地時間3月27日、メイダン競馬場)へ向けた前哨戦、
GIIアル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3が
同4日にメイダン競馬場2000メートル・オールウェザーで行われ、
日本から出走した昨年のGI秋華賞馬レッドディザイア(牝4=松永幹厩舎)が優勝。

海外重賞初挑戦で初制覇の快挙を達成した。
日本馬が同レースを勝つのは史上初。勝ちタイムは2分2秒62。

道中は後方2番手に控えながらも、
オリビエ・ペリエの手綱に導かれると、直線は大外から一気のごぼう抜き。

2着グロリアデカンペオン(牡6、ブラジル)をクビ差かわす
鮮烈な末脚を世界のホースマンに見せつけた。

なお、レッドディザイアは次走、
芝2410メートルで行われるGIドバイシーマクラシックへの
出走を予定していたが、
この勝利で世界一の賞金レース
GIドバイワールドカップ(2000メートル・オールウェザー)に
切り替える可能性も出てきそうだ。

一方、GIドバイワールドカップを引退レースとして目標にしている
GI7勝馬ウオッカ(牝6=角居厩舎)も同レースに出走したものの、
8着敗戦。

劇的勝利を飾った昨年のGIジャパンカップと同じく
クリストフ・ルメールとコンビを組み、
道中は5番手好位から手応えよく進んだが、
最後の直線で失速。本番と同じ舞台で不安を残す結果となった

***************************

レース後のレッディちゃんの鬼気迫る表情を見て、

「JCの時、ウオッカ嬢から、襷をしっかりと渡されて、
 見事に自身のものにしたんだ・・・・・」

と妙に感慨深げにベッドの中から観ていました。


道中はよどみのない流れ、
緩急が感じられず、ウオッカ嬢にとっては息の抜けない流れ。
名が知られ、標的にされている分、
プレッシャーをかけられているなぁと思いました。

レッディちゃんは後方二番手から自身のリズムを保ちながら
自身の武器である末脚を強力に活かし、
大接戦をモノにしました。

凄い!!!!凄い!!!!
初めての海外で
初めてのオールウェザーで・・・・・
古馬になっての初戦。
若い力は伸び盛り。
ただただ 凄い!!!!!

海外の競馬は、日本の競馬とは違って
馬が なんだかギラギラしていて、
それだけでも、怖気づくのに
ウオッカ嬢もレッディ嬢も穏やかに虎視眈々と・・・・・
そして、大きな大きな一勝を手にして・・・・・


8着となったウオッカ嬢。
レッディ嬢と同じく初めてのオールウェザーですが
これはもう、全ての馬から標的にされている分、
四方八方からのプレッシャーがあったことは否めません。

三度目のドバイ遠征ですが、
日本のレース時との走りとは違って、
前足を突っ張って走っているというか、
夜の競馬に緊張しているというか
ドバイが合わないというか・・・・・
これはもう、なんとも言えません。

G1の称号が好きなウオッカ嬢ですから、
今回の8着は末広がりの八と信じて、
1か8かの勝負に出た日本の女子の
さらなる活躍を期待して応援することとします。

二頭が怪我なく無事でありますように。


ルメさん、再び

2010-03-02 19:59:00 | ウオッカ
ウオッカ、ドバイWC前哨戦はルメールで
スポーツ報知 - 2010/3/1 8:00

ドバイ遠征中のウオッカ(牝6歳、栗東・角居厩舎)の、
ドバイ・マクトゥームチャレンジ・ラウンド3
(4日、メイダン競馬場、オールウェザー2000メートル)での鞍上が、
28日までに、C・ルメール騎手に決まった。

ドバイワールドC(27日、同)については未定。

「知っているジョッキーというのはいい。
日本に帰ることを考えなくていいし、ぎりぎりの仕上げで臨む」

と角居調教師。

初コンビだったジャパンCで勝利に導いた手腕に期待していた。

******************************

先日、競馬場で

ドバイでの鞍上の話になり

「モハメド殿下のドバイレースだけどさ、
 前哨戦ぐらい ウオッカにルメールを貸してくれたらいいのに」

と話していたばかり。


言霊はドバイに届いた???

ちょっと、ドキドキ。

ルメール騎手のエスコートで

ウオッカに花道を!!!

あと2走、ウオッカ、応援しているよ☆

行ってらっしゃい!

2010-02-12 21:57:00 | ウオッカ
グリーンチャンネル「トレセンタイム」にて

レッドディザイア嬢、ウオッカ嬢がドバイに向けて

馬運車に乗り込む様子が放映されていました。


レッディ嬢は、初めての海外にワクワクしているのかな?

若い女の仔らしく、薄着でサクサク乗り込み、

ウオッカ嬢は

黒い帽子(メンコ)、黄色のマント(馬服)、

グリーンの長めのレッグウオーマー

エレガントな出で立ちで、ゆっくりと乗りこみます。

移動時の寒さ対策も、3度目なら バッチリかな。

完全防備で3度目のドバイへ旅立ちました。


住み慣れた厩舎に、もう戻ることはないんだ・・・・

日本に戻ることはないんだなぁと思うと、

心がチクチクとしてきます。


これから先 どこに行っても幸せであってほしいと願うし、

どこへ行こうとウオッカ嬢を応援し、

ウオッカ嬢が魅せてくれたレースの数々を

「またかよ・・・・」と半ばあきれられながらも

伝えていきたいと思います。



ウオッカ嬢、レッドディザイア嬢、

日本の女子の素晴らしさをドバイで発揮できるよう、

日本のファンは応援しているよ!