この写真は、９月２９日、先週木曜日の園庭を撮ったものです。相変わらずの雨模様が続いていますね。天気はどうしようもできません。というか、人の力でどうにかなるものと、ならないものを数えたら、どうにもならないものの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
あるがままを受け入れること。
まずは、無条件でそれを受け入れてみる。受け入れた先に、見えてくるものがあるかもしれません。
いつも使っているカメラのズームレンズの調子が悪く、時々、肝心な時に、すべてを拒否し、こちらからの投げかけを無視してくれます。
実は、前回の誕生会の時もヒヤヒヤでした。
あるがままを受け入れ、仕方なく、普段ほとんど使っていなかったレンズに取り換え、最初に撮った一枚が上の写真。
「せんせい、なにとったの？」
「○○くんだよ」
我が椅子の様にそこに座る彼は、記念すべき最初の一枚であることにそれほどの興味を示さず、私が10月の誕生児の写真を撮るために部屋を出ていき、しばらくして戻ってきたときには、そこにはいませんでした。
今日、誕生児を撮るために使ったレンズは、50ミリの単焦点レンズでした。いわゆるポートレートレンズと呼ばれるものです。ズームのように、遠くのものを大きく写したりはできません。でも、今回撮ってみて、やはりいい味出してるなぁと気が付きました。
ズームレンズ君、ありがとう。君のおかげで、普段気に留めていなかった50ミリレンズ君の良さにも気づくことができたよ。ズーム君は、長い間活躍してくれたからしばらくお休み（修理）をあげることにしましょう。
