大野クローバー幼稚園日記

いちご物語

strawberryまだ寒さの残る3月末のことでした。
堀先生は朝早く、誰もいない幼稚園にやってきました。

入園してくる子どもたちに、イチゴのなるところを見せてあげたい。

今から植えて根が張るのか、新しい幼稚園にみつばちがちゃんと飛んで来て受粉してくれるのか、いろいろ心配なことがありましたが、子ども達の喜ぶ顔が見たくて、堀先生はプランターにイチゴの苗を植えました。



5月。かわいいイチゴがなりました。青い小さなイチゴを見つけた子どもたちは、赤くなるのを楽しみにしていました。真っ赤に色づいた一粒の小さなイチゴを、小さく切ってみんなでわけて食べました。小さすぎて味はわからなかったでしょうが、きっと仲良しの味がしたのでしょうね。

そして、上谷先生は思いました。
子ども達をいちご狩りに連れて行ってあげたい。
知り合いの農家の方にお願いしてみよう。



いちご狩りの日がやってきました。幼稚園のイチゴと、どこがちがうのかしら・・・



「いいにおいがするね。」
ハウスの中はイチゴのにおいでいっぱいです。

「葉っぱがいっぱい。お花も咲いてるし。イチゴがおっきい!」

赤いイチゴを上手に選んで、いっぱい摘んで幼稚園へ帰りました。おうちの人へのおみやげもできました。

わぁ、すごくたくさんのイチゴ。
留守番をしていた副園長先生はおどろきました。
そうだ!カセットコンロを家から持ってきて、保育室でジャムを作りましょう。



「イチゴのかたちがなくなっていくね。」



レモンを入れる前と後では、甘いのにちがう味がするよ。
発見がいっぱいです。



1日目 まだ煮詰まっていないフルーツソースのようなジャム
2日目 お店で売っているようなジャム

クラッカーにつけて、食べ比べです。2回もおやつを食べれて良かったね。

3日目 最後に残ったジャムは、給食のカップケーキに混ぜてもらって、みんなでおいしくいただきました。

今年は秋にイチゴの苗を植えるからね。来年も楽しみにしていてね。

おしまいclover
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