亀太郎

幕末の人たちには動物が名前につく人が多い。（特に土佐藩）

吉村寅太郎や後藤象二郎。

坂本龍馬なんて龍は架空の動物だとしても、龍に馬の二つも名前に動物が入っている。

新選組にも動物が名前がついた人がいたようだ。

しかも、同じ名前が3人。

亀太郎。





ふざけてるわけじゃないが・・・

笑える。

今日は参考資料が少ないので3人一気に紹介しようと思う。

そんなわけで、勝手に新選組。

名前
岡村亀太郎（おかむら　かめたろう）

生誕
1851年8月11日

死没
不明

出身
京都

流派
不明

役職
平隊士

性格
詳しい資料がないのでわからないが、のんびり屋さんだった事だろう。

ニックネーム
当然参考の画像はない。

おそらく、同じ名前がクラスにいたらこう呼ばれる事だろう。

『一号』

逸話
明治元年9月、仙台で新選組に入隊したようである。

10月蝦夷地、上陸。

ただ、亀太郎がどうやって蝦夷地に上陸したかはわかっていない。（船で来たことだろうが、亀太郎の名前だけない。ただ、蝦夷地に来たのは間違いない）

その後、戦闘中に負傷。

フランス人の軍人が病院まで連れて行ってくれたようだ。

箱館病院に収容されたみたいだ。

重症だったようで、その後は復帰していないみたいだ。

明治2年、5月15日、新選組が降伏すると、負傷者として、東京へ。

明治3年1月に放免されたようで、京都府の職員になったようで、明治38年11月まで働いていたようだ。


名前
亀太郎（かめたろう）

生誕
不明

死没
不明

出身
おそらく播磨。

流派
不明

役職
不明だけど、きっと平隊士だろう。

性格
不明な事ばかりで、想像もつかない。

きっと、亀のように気の長い人だったのだろう。

ニックネーム
不明な事が多すぎて、何も思い浮かばない。

ただきっと、こう呼ばれる事だろう。

『2号』

逸話
市村鉄之助と間違える人が多い。

佐藤彦五郎さんの日記の７月18日に「箱館で降参した兵士が来たよ。亀太郎って人」と書いてあるようだ。

ちなみに、降伏した人の名簿に、「播磨、亀太郎」と書いてあったみたいだ。

そんなわけで、市村鉄之助が佐藤彦五郎さんのところに行った為に、市村鉄之助＝亀太郎といわれている。

自分は勝手に、亀太郎しか名前が乗っていないので名字が『亀』で名前が『太郎』なんじゃないかと、睨んでいる。

名前
旭形亀太郎（あさひがた　かめたろう）

生誕
不明

死没
明治34年

出身
不明

流派
不明
ただ、元力士だったようだ。

役職
新選組にいたのなら、おそらく平隊士だろうが、新選組だったのかも怪しいところだ。

性格
この人の話はほぼ自称が多い。おそらく、自慢したがりだったのだろう。

ニックネーム
きっと、こいつはこう呼ばれる事だろう。

『3号』

逸話
大相撲の力士だったようだ。

そんな亀太郎は長州征伐の資金を調達する為に、近藤が大阪に来たときにいろいろ案内してあげたそうだ。

と、自分で言っていたようだ。

そもそも、自称新選組だが、新選組にいたという記録はない。

悲しいヤツである。

それでもめげない、亀太郎は「坂本龍馬暗殺計画を隊で聞いたんだよー。本当だよ。だからオレが坂本龍馬に暗殺されるから気をつけなって言ったんだよ」と、自分で言っていたようだ。

が、もはや誰も信じていない事だろう。

ただ、坂本龍馬が暗殺されるとき山田藤吉という元力士が用心棒兼世話係としていたようなので、力士つながりで教えたかもしれない。

あくまで、自分のかってな想像だが・・・。

その後、鳥羽伏見の戦いでは薩摩軍として戦ったと言っている。

明治には実業家になったようだが、上手くいかなかったようで、60歳ぐらいでこの世を去る。


本日は、資料が少ないため適当になった感が否めない。

ただ、亀太郎なんて名前が3人もいたなんて、笑える。

きっと、この3人の事を知っている人は少ないだろう。

3人は、歴史に名を残すような活躍は出来なかった。

（3号は胡散臭いが）ただ、新選組には亀太郎のような隊士たちはたくさんいる。

上の人間は仲間割れをしたり、などつまらない争いを繰り返していた。

だから、新選組が箱館戦争まで戦えたのは、亀太郎のような隊士が新選組を支えていたからかもしれないと、勝手に思うのである。