明日はおそらく七転八倒!

勝手に新選組。
自分は新選組が好きなので、勝手に新選組を始めます。
あくまで、勝手にってのがミソです。

白河藩

2015-07-27 23:19:49 | 勝手に明治維新
本日は久々に藩のお話。

ある意味、現代社会を先取りしていたと言える。(時代的には幕末というよりも、江戸時代後期になるのかもしれない)

福祉制度が充実していた藩。

白河藩。

そんなわけで、勝手に明治維新。

名前
白河藩(現在の福島県白河市)

石高
10万石

最後の藩主
阿部正静

逸話
白河藩第3代藩主、松平定信はある意味現代社会を先取りしていたのである。。

というのも、老人や子どもなど社会的に弱い立場にある人の支援を積極的に行っていたそうだ。

例えば、当時農村では子どもを間引きすると言う、悪い習慣があったそうだ。

その習慣をなくす為に、子どもを間引きせずに5人以上育てている家庭には米1俵を与えたそうだ。

そして1790年、養育費の支給も始めたそうだ。

そしてお年寄りには、毎月『老人の日』というのがあったそうだが、この老人の日にはお年寄りたちをお城に呼んで「最近の政治どう?」と自分の政治について意見を聞いていたそうだ。

体が不自由でお城に来れないお年寄りの所には、駕籠で送り向かいしたそうだ。

ちょっとした、デイサービスのようなもんである。

その他には貧民救療施設『小石川養成所』を拡大したりしたそうだ。

社会的に弱い立場の人たちが受けられる社会福祉サービスだけでなく、庶民の為の福祉事業をしてたりもしたそうだ。

そして、庶民に開放されていた城下南にある『南湖』という庭園を作らせたりもしたみたいである。

この庭園は近代公園の先駆けと言われているのである。

明治に入ると、『富国強兵』『殖産興業』を押し進めた結果、富裕層と庶民の格差は広がったそうだ。

明治時代には年金制度や生活保護等もなかったらしく、社会的に弱い立場にいる人たちは最低限の生活を遅れていたかどうかも怪しかったそうだ。

そう考えると、江戸時代の後期にこのような社会制度があったのは、凄く画期的なことだと勝手に思うのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿