多発性子宮筋腫のキロク

子宮筋腫を9つ切りました。発覚から現在までを記録していこうと思います。子宮筋腫で不安になっている方、大丈夫ですよ!

手術日

2006-09-21 22:50:39 | 入院~退院
いよいよオペ。カーテン閉められてていまいち天気がわからない。せつね。

6:30 起床。検温。36,3度。
7:30 朝から浣腸。きっつー!

    「決意の朝に」聞く。大好きな人からの励ましの言葉が詰まったMDを聞く。
    気合が入る。おっしゃー!!

9:30 一部分だけ剃る(笑)そのままお風呂行き。
10:30 点滴。久々だー
11:00 母が来る。ご飯食べれなかったらしい。具合悪くなるから食べるように
    言うが、娘が食べれてないのに食べれないなどと言い出す。
    母は体が細くて、精神的にも弱いし、大丈夫かな…一人待ってられるかな。
    
12:50 いいとも見終わる。
    少しずつ準備などするが、なんだか落ち着かなくなってきた。
    弾力タイツを履きはじめる。締め付けられてなんか変な感じ。
    
13:00 腕に注射。めっちゃめちゃ痛い!思わず「いったーい!」ってゆっちった。
    美人ナースYさん「ごめんねー」。かわいいから許す。(おっさんかあたしは)

13:35 Yさんがストレッチャーで迎えに来る。帽子を被って毛布を掛けられて移動。
    病棟は4F。手術室は2F。エレベータで移動。手術室前で母に手を振る。
    「行ってきまーす!!!」不安そうな母が心配。(自分の心配どこへやら…)

手術室は水色。入って助手の看護婦さんらしき人が二人いた。
まずは小さいベッドに移される。「せーのっ」
心電図を付けられる。ちべたい。
そのうち麻酔科の先生が入ってきて挨拶。

医師「盲腸やったんだってー?麻酔痛かったらしいな~」
私 「そうなんですよーーー2回も打たれたんですよぉ!」
医師「じゃあずれたんだねーじゃあ今日はサービスしなきゃなー!」
私 「やったー!」
医師「盲腸どこで切ったの?」
私 「岩手の小さい病院です。」
医師「あははは。俺、小岩井農場行った事あるよ」
私 「えーなんで行ったんですかー?」
医師「学会で行ったんだよー」

 そんな会話しながら医師は点滴から薬2本を注入。ちゅーっと。
    
 その後、横向きになって「背中丸めて下さい~もうちょっと~」
    そしたらなんか体が熱くなって…
 私 「なんか…体が変…」
 医師「効いてきたんだねー」
    

    会話が途切れて3秒ほど経った気がした…


看護婦「Fさーん!Fさーん!終わりましたよ~」
 私 「え?」
看護婦「終わりましたからね~」
 私 「ええええ?もう?まじで?終わった?びっくり~」

確かに下半身が固定されてる感じ。喉もカラカラ。
気づけば酸素マスクしてるし。だって話途中だったじゃーん!みたいな(笑)
おそるべし全身麻酔。
     
リカバリルームに運ばれる。

看護婦「お母様みえられましたからね~」
母「終わったよーよかったねー今15時半だよ。」
私「2時間経ってたんだーびっくり。みた?ブツは。」
母「先生見せてくれたよ。9つだって。」
    
そこへM先生登場。
私「せんせ~!」
M先生「Fさーん、子宮筋腫だったよ、大きいの。他にもあって、
    全部で9つ取ったからねー。これ。見える?」
私「わー!すごーい!ありがとうございます!写真撮っといて下さい!」

銀色の入れ物に入ったブツは白くて綺麗でした。いやまじで(笑)
     
とにかく手術直後テンション高かった私。
母親は顔色が悪い。
私はなんだかお腹が痛くなってきた事もあって、(心配させたくないし)
早く帰るように母に言う。後から来てくれたおばさんと一緒に帰ったようだ。

30分過ぎた位だろうか。麻酔が切れはじめる。痛い。
少し我慢してみたが、下腹部がとにかく痛くなる。我慢が出来ない位痛くなる。
看護婦さんに「お腹が痛い…(半泣き)」と言うと「座薬入れましょうか」
との事だったのでお願いする。

その後、尿意が感じられ、我慢が出来なくなる。おや?
以前入院した時、尿管を入れていた経験があったので、これはおかしいと思い、
看護婦さんを呼んで直してもらう。

何時だろう…だいぶ楽にはなってきたものの、口が乾く。とにかく乾く。
看護婦さんに言ってガーゼを湿らせてもらって口に含む。
     
どのくらい過ぎたのだろう。つらい…気持ち悪い。胃が痛い。
点滴を取替えに来た看護婦さんに「つらいよー」ともらすと、
「明日には楽になるからねー」って。あー苦しい。

眠れない。気持ち悪くて何度も目が覚める。時間が過ぎるのがめっちゃ遅い。
酸素マスクは深夜外されたと思う。意外に邪魔ではなかったかな。

傷は横に12cm、中をへその下から傷まで切っているそう。
子宮は、大きい筋腫に引っ張られて左によじれていた。癒着はなし!
子宮はメスを入れると血が飛び出るので、出血が多くなるものだそう。
技術もスピードも要する手術だ。あたしは輸血なしでOKでした。
切った子宮が元に戻るのに半年かかるらしい。
癒着防止のため、子宮にシートを貼った。こちらも半年ほどで溶ける素材。
へその下からは縦に中を切っていて、その糸は3ヶ月~半年で解けるらしい。

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