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独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

471- [清水宏君の トークショウ]

2014年03月11日 | [日記]
 [清水宏君のトークショウ案内広告] 

3月3日の中日新聞の文化面に「トークショウを開く・挑戦するコメディアン」 の文字が興味を引き、そしてその左に一際大きく打ち抜きの 「 清 水 宏 」の文字が目に飛び込んできました
見覚えのある名前だったから自然と目に入ったのです
会場は 「愛知県芸術劇場小ホール」 でした
私には初めて訪ねる会場です
会場の座席は移動式の椅子を詰め詰めに並べたところ狭しの状態でした
満席にちかい入場者だったので250名位の観客だったと想像します  大盛況でした
午後7時に開場され、定刻の7時半になると突然後方から、大きなわめき声が聞こえ振り向くと赤いつなぎを着た男性が後の方から飛び出してきて大声で客席に向かって両手を挙げ、大声で叫ぶように督促するのです
観客も次第に彼の導く雰囲気に乗らされて声を出し、両手を挙げて左右に振ったり、手を叩いたり彼の狙い通りに会場は雰囲気も観客の体温も高揚して行ったのです
見ず知らずの人の中で年齢差もあり誰ともしれない他人の中でのこんな行動には少なからず抵抗感がありました
彼の雰囲気にみんなが飲み込まれてしまっていたのです
こんな雰囲気にはなかなか馴染めず違和感を感ずるのですが清水君の羞恥を乗り越え、恥ずかしさなど微塵もない猛進の行動につれられてみんなが乗ってしまったのです
野球の外野席での応援に熱中する姿に類似していました
観客みんなをそこに導いて行くのが彼の狙いだったことがやっと判りました
我々みんながそれに乗り彼は導入に成功して観衆全員の体温は上がっていったのです
ステージの中央には500ccのペットボトルと汗ふきをおいて汗びっしょりになって舞台を走り回り、愛媛のタオル工場を一軒一軒訪ねて回り何の経歴もない彼がイギリスでの研修に単身で乗り込み、コメディアンとしてやっていくための何かを体得しようと1ヶ月余の滞在経費・費用をカンパする日々の努力を全身で汗びっしょうりになり表現して見せてくれました
 何らの後ろ盾もない無一文の40代の無名の1人の男性がイギリスにコメデイ演劇研修に向かう資金を何の縁故も無いタオル製造の町工場を飛び込みで訪ねて心が通じ合うまでの彼の連日の辛苦の努力の過程を一つのストーリーに組み立て「コメデー」に演出して観客に納得させる演技を見せてくれたのです
彼はまとめて次のように言っています

  「失敗していいんです! 」

   「そのあとあきらめなきゃいいんだから!」

    「失敗 → 奮起 → 失敗 → 奮起の連続で 『人生』 はできてるんだよ !!」


清水宏君のこの提言は彼が実体験から学び取った教訓であり私を含めた全ての人に教えてくれています
彼のこの言葉は彼の実の経験から生まれた起き上がりこぼし教訓は老若男女を問わず全ての人を導いてくれる至言です

清水君ありがとう  がんばって下さい  陰から応援しています

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