フーコーのビオ・ポリティック

Michel Foucault)(1926.10.15~1984.6.25)

小沢一郎前幹事長はアメリカ要人に謝罪し首相就任の了解を

2010-07-22 11:18:15 | 日記
小沢一郎前幹事長はアメリカ要人に謝罪し首相就任の了解を得て、北朝鮮拉致被害者救出の絵も描いている
2010年07月21日 22時41分41秒 | 政治
◆民主党の小沢一郎前幹事長が7月21日から政治活動を再開した。東京都千代田区永田町の衆院議員会館の小沢事務所は、千客万来、参院選挙で当選、落選した人たちや国会議員、財界人、後援会員や支持者らの小沢詣で客で賑い、小沢前幹事長は、悪抜けしたかのような明るい表情で来客に応対していた。
 悪抜けが顕著になったのは、小沢前幹事長が7月18日午後八丈島に滞在して一夜を過ごして帰朝してからだった。八丈島滞在中は、好きな魚釣りに行き、命の洗濯をしていたのだろうと推察していたけれど、違っていた。先に来ていたアメリカの要人と会っていたという。それがだれだかは、定かではない。だが、一説には、マイケル・ジョナサン・グリーン(アメリカ国家安全保障会議上級アジア部長)ではないかといわれている。日米安保問題で日本に脅しをかけ続けてきた人物である。小沢前幹事長は、これまでの非礼を侘びて、相手は、これを許したという。非礼とは、「日本の防衛は、第七艦隊だけでいい」などといった日米同盟軽視の発言をしてきたことのようである。小沢前幹事長は、「総理大臣を務めたい」と発言し、了承されたという。アメリカ要人は「その代わりに同盟国として日米同盟を機軸にしていくことを間違いのないよう守ってくれ」と条件を示し、また、「中国重視できた姿勢を改めて欲しい」と要望、小沢前幹事長は「必ず守る」と約束し、アメリカ要人は、「信用する」と発言じたという。小沢前幹事長は、東京検察審査会が「不起訴と議決したのを受けて、アメリカ要人との密会を決めたらしい。
◆問題は、今回の元死刑囚・金賢姫の来日である。表向きは、菅直人首相の起死回生策ではないかと見られているけれど、実際は、「中国ルートに強い人脈を持つ小沢前幹事長が絵を描き、ロシアルートに強い鳩山由紀夫前首相と新党大地の鈴木宗男代表が連携して日本人拉致被害者救出を進めている」という。小沢前幹事長は、中国瀋陽市にいる胡錦濤国家主席の側近ナンバー4の実力者にルートを築いている。この実力者は、北朝鮮の要人の他、金正日総書記の長男・正男の面倒を見ているという。つまり、菅首相には、これだけの大きな難問は、解決できないというのである。
◆小沢前幹事長サイドからの情報によると、北朝鮮が拉致された日本人被害者は1000人に及び、対日工作要員として養成された。いまは258人がおり、その他は、殺されたという。何と現在の対日工作要員の大ボスは、横田めぐみさんが就任しているという。その配下が、258人の拉致被害者であるというのである。北朝鮮は、拉致被害者1人につき1億円を要求しているといい、258人全員の奪還には、単純計算しても258億円必要となる。しかし、これが実現したとすると、日本政府に新たな難問を突きつけることになる。対日工作というスパイのプロ258人を常に監視しなくてはならなくなるからである。戦後、シベリアに抑留された日本兵が帰国してきた後、日本の公安警察は、帰国兵の監視に懸命にならざるを得なかったのである。ソ連から指令で一斉蜂起の密命を与えられたのではないかと疑ったのである。このため、拉致被害者帰国させるにしても、数人に絞らざるを得ないということになるという。
◆小沢前幹事長は、民主党代表選挙に出馬することを決意、菅首相とケンカする気で目下激しくかけ引きしている。自民党側からは、森喜朗元首相が「30人でも40人でもいいから連れて出てきてくれ」と盛んに離党を促されている。小沢前幹事長は、万が一、民主党内で何が起きても大丈夫なように、森元首相との連携を保ち、保険をかけているのだという。
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元死刑囚・金賢姫が来日、北朝鮮暴発が懸念されるなか、菅首相の起死回生策は成功するか?
2010年07月21日 15時53分46秒 | 政治
◆「北朝鮮問題については、質問しないでください」 私は2008年5月15日、国会近くの鳩山由紀夫事務所を訪問し、民主党の鳩山幹事長(当時)にインタビューした。この内容は、拙著「鳩山家の使命」(サンガ刊)で詳しく収録した。しかし、インタビューに当たり、鳩山事務所から注文が付けられていた。鳩山幹事長が提唱していた「友愛外交」や「東アジア共同体構想」、さらに日本にとって未解決の「日ロ平和友好条約締結」など外交課題を聞くからには、とうしても北朝鮮による日本人拉致被害者問題について質問せざるを得ないと考えていた。これに対して、先手を打つかのように、「質問しないでください」とクギを刺された。なぜだろうかと疑問に感じたものの、「何かデリケートな事情があるのであれば、やむを得ない」と思い、質問を避けた。
◆あれから2年余りを経て、今回、韓国政府に厳重管理されている北朝鮮の元工作員・金賢姫(大韓航空機爆破事件の元死刑囚)が7日20日午前5時、空路訪日して、羽田空港から長野県軽井沢市にある鳩山由紀夫前首相の別荘に直行した。ここで1978年6月に拉致された田口八重子さん(当時22歳)の肉親(2人の兄、飯塚繁雄さん=72歳=本間勝さん=66歳=長男・飯塚耕一郎さん=33歳)と対面した。この経緯をテレビ報道で見ながら、「あッ、これだったのか」と一瞬、謎の一部が氷解したような気持ちになった。
金賢姫と田口八重子さんの肉親とは、韓国で会って以来1年4か月ぶりの再会であった。とすれば、鳩山前首相は、その前から、拉致問題勝決の一環として、金賢姫と田口八重子さんの肉親との対面に尽力していたことを窺わせる。菅首相や千葉景子法相は、韓国政府に逮捕されていた日本人拉致の主犯・辛光洙(北朝鮮では英雄)の釈放要求書に署名していたことから、自民党の安倍晋三元首相らに厳しく追及されてきた。今回、日本政府が金賢姫来日を許可したのは、菅首相や千葉法相が犯した自らの軽はずみな行動に対して、エクスキューズする目的があったらしい。加えて、参院選大敗北で倒壊寸前の菅政権を生き返らせる文字通り「起死回生策」とも見られている。とくに菅首相は、北朝鮮との関係について、特別に親密な外交ルートを持っていると言われており、拉致被害者救出に向けて、拉致被害者家族らから期待されている。2、3人なりとも北朝鮮から奪還・帰国させることができれば、菅政権の国民人気は、一気に高まる。ただし、それがどの程度、実効性を持つものであるか。国民的立場では、しばらく静観するしかない。
◆一方、小沢一郎前幹事長は、2009年12月、国会議員や支持者ら約600人を引率して訪中した際、胡錦濤国家主席に「日本人拉致被害者救出に助力を」と依頼し、帰路、韓国にも寄り、李明博大統領に同様の要請をしたという。しかし、今日まで急展開するほどの動きがなく、放置しておくと、拉致問題が日本国民の意識から希薄となり、風化してしまう恐れが多分にあり、憂慮されていた。そのなかでの金賢姫の来日であった。
◆もっと悪いことには、ロイター通信が20日、ワシントン発で、「オバマ米政権の国家情報長官に指名されたジェームズ・クラッパー国防次官(情報担当)が20日、今年3月の韓国哨戒艦沈没事件について、北朝鮮が韓国を直接攻撃する「危険な時期」が始まる予兆だとの見方を示した」と報道している。米上院情報委員会の指名公聴会に提出した書面で述べという。報道によると「クラッパー次官は、退役空軍中将である。1980年代の朝鮮半島情勢が緊迫化した当時に在韓米軍などで勤務していた経験があり、情報畑での経験も豊富。韓国に亡命した黄長ヨプ元朝鮮労働党書記の暗殺未遂事件など、北朝鮮の最近の一連の行動は、1987年の大韓航空機爆破事件を連想させるとしている。46人の犠牲者を出した哨戒艦沈没事件については、『われわれ情報機関にとって最も重要な教訓は、北朝鮮が韓国への直接的な攻撃を通じ、内外の政治的目標に向けて進もうとする危険な新しい時期に再び入ったかもしれないと理解することだ』と指摘。北朝鮮の軍事力は依然として『軽視できない脅威』との認識を示した」という。米国のゲーツ国防長官とクリントン国務長官は21日午前、閣僚協議に先立ち、南北軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)を視察している。2人の長官は、米韓外務・国防担当閣僚会議(2プラス2)出席のため韓国を訪問していた。北朝鮮暴発という朝鮮半島有事が現実化すると、第二次朝鮮戦争勃発という最悪の事態へと発展しかねない。こんな緊迫状況の下で、菅首相ら閣僚たちは、もっとピリッとして欲しい。眠そうな顔をしている場合ではないのだ。
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菅直人首相は、「奇兵隊内閣」を名乗るも、高杉晋作と比べると「月とスッポン」である
2010年07月20日 19時00分41秒 | 政治
◆私は7月19日午後11日45分からのフジテレビの報道番組「ニュースJAPAN」に録画出演した。FNNが参議院選挙から1週間たった18日までの2日間、全国の有権者1000人から回答を得た電話世論調査により、「菅内閣支持率が40.3%に下落し、不支持が45%で、政権発足1カ月余りで『不支持』が『支持』を上回る」という結果が出たのを受けたものだった。
◆この日、取材班の撮影隊がさいたま市南区内の私の事務所を来訪、インタビューを受けた。質問内容が極めてユニークで、菅直人首相と江戸幕末尊攘・倒幕運動の志士で長州藩士の「高杉晋作」を比較するという試みだった。菅首相が、組閣直後、自らの政権の性格を高揚感を持って「奇兵隊内閣」と名づけたのが発想の原点である。菅首相は、父親が山口県宇部市の宇部曹達(現・セントラル硝子)に勤務していたときに誕生し、山口県立宇部高校2年まで暮らした。父親が東京勤務となり一家は、三鷹市に転居し、菅少年は、都立小山台高校に編入し、卒業後、父親の母校である東京工業大学理工学部応用物理学科に入学した。幼少時代に育った山口県の生んだ偉人・高杉晋作に心酔するのは、ごく自然のことであったであろう。
◆私がインタビューの対象に選ばれたのは、2008年3月、「高杉晋作が経営者だったら」(サンガ刊)という著書を出していたので、これがネットで目に止まったのだろう。高杉晋作は、吉田松陰の愛弟子の一人である。吉田松陰は、長州藩の藩校・明倫館の軍学教授で後に松下村塾で教え、短期間ながら明治維新の志士、明治政府や財界などの指導者となる優秀な人材を育てた。高杉晋作は、藩士と士族以外の武士や農民、商家、僧侶、力士など庶民からなる混成部隊の「奇兵隊」創設を発案、認められ総督に就任して、第二次長州征伐にやってきた幕府軍との戦いでは、諸隊を率いて見事に勝利した後、結核で倒れ、弱冠28歳で幕末を駆け抜けて行った。この間、奇兵隊が撰鋒隊が衝突した教法寺事件の責任を取り、総督を辞任、保守派「俗論党」が優勢なときは、命を狙われて亡命するなど、禁門の変のときは、脱藩の罪により、野山の獄に繋がれるなど、失敗したり、不遇に陥ったりした。だが、その都度、復活を遂げて活躍の場を得ていた。
 菅首相は、婦人運動家の市川房枝に師事して参院選の選挙事務長となったのをキッカケに政界進出を決意、庶民、民衆のエネルギーを背景にした市民運動家として3回の国政選挙落選を経てようやく当選、政治家となり、ついに国家最高指導者である首相の座を射止めた。庶民・民衆をバックにした点や幾多の失敗・不遇を乗り越えてきた点で、高杉晋作と菅首相は、共通している。
◆その菅首相は、消費税アップ発言が災いして、参院選で大敗し、与野党ねじれ現象の国会運営において前途多難な状況にある。インタビューアからは、高杉晋作だったら、こうした難局を、どう克服するであろうか。高杉晋作にあって、菅首相に足りないものは何かと質問された。ズバリ、大きな違いは、手持ちの人材である。高杉晋作は、その意を体して、縦横無尽、手足の如く動く、有能な人材を多く持っていた。たとえば、グラバーの手引きで密航して英国留学した伊藤俊輔(後の博文=初代首相)、井上聞多(後の馨=蔵相、元老)など、交渉術、根回しに長け、高杉晋作のために命を賭ける覚悟を持つ多士済々を擁し、駆使していた。これに比べ、菅首相は、どこまで菅首相のために命を賭けて奔走してくれる同志を持っているか。小沢一郎前幹事長にも逃げられている状況では、甚だ心もとない。高杉晋作に比べると「月とスッポン」である。菅首相がいまの困難、危機を突破できるか否かは、ひとえに菅首相のために命を賭けて働いてくれる同志を確保できるかどうかの一点にかかっている。

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菅直人首相は、「三つのもの」、すなわち「金、人、国民の顔」が見えなくなっているのではないか
2010年07月19日 17時35分51秒 | 政治
◆評論家の伊藤肇さんが、著書「現代の帝王学」(プレジデント社刊)のなかで、「総理になると三つのものが見えなくなる」という項目を設けて、なるほどと思わず頷いてしまう文章を書いている。菅直人首相の現状を理解するうえで参考になるので、以下、引用して紹介しておこう。
◆「二・二六事件の時の総理、岡田啓介が『総理になると、三つのものが見えなくなる』といっている。第一に『金』、職権で思う存分に金が使えるから、金の価値がわからなくなる。第二に『人』。しらずしらずのうちにとりまきがふえ、総理に気に入った情報しか入らなくなる。その結果は真実が陰に身をかくしてしまう。第三に『国民の顔』。国民がいったい、どちらを向いているのか、皆目わからなくなる。『そして、この三つがわからなくなった時、総理大臣は野垂れ死にする』と岡田の断定である。したがって、人間の上に立てば立つほど、『直言してくれる側近』が必要になってくるが、池田勇人は『そのために三人の心友をもて』と口ぐせのようにいっていた。『三人の心友』とは、『一人はすぐれたジャーナリスト。一人は立派な宗教家。一人は名医』である。『すぐれたジャーナリスト』がなぜ心友として必要か。総理たるもの、耳に快いフォーマルな情報網だけでは不十分で、時には砂を噛むような思いも耐えねばならぬインフォーマルな情報網をもっていないと判断を誤るからである」
◆菅首相は、自らの失言を恐れて番記者でさえ、近づけるのを嫌って、いわゆる「ぶら下がり」を避け続けている。もちろん、若いころから親しくしている「すぐれたジャーナリスト」を何人か手持ちにしているのであろが、日々生起している情報は、案外と番記者から得られるものである。それを避けているようでは、情報に疎くなる。ましてや「情報真空地帯」と言われている首相執務室にいたのでは、真実の生情報を手に入れることは難しい。
◆菅首相は、民主党のマニフェストの第二番目に掲げていた「国家戦略局構想」を諦め、首相に提言する単なるシンクタンクを直属機関として設けることを決めたという。重要政策は、首相と仙谷由人官房長官、野田佳彦財務相、玄葉光一郎政策調査会長(公務員制度改革担当相)の4人で検討し、決定するそうである。「国家戦略局構想」は、民主党の目玉政策の一つだったはずである。それを下ろすとは情けない。消費税アップ発言を詫びる以上に幻滅である。日本の偉大な政治家と言われる吉田茂、池田勇人、中曽根康弘の三人の首相は、いずれも何人かの「すぐれたジャーナリスト」に囲まれ、側近の政治家に加えて大物財界人や高級官僚、学者らの支援を受けて、日本を経済大国に押し上げた。これらの先人たちに比べて、菅首相は、いかにも貧弱である。こんなことで、煮ても焼いても食えそうにない小沢一郎前幹事長に勝てるのであろうか。疑問である。
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小沢一郎前幹事長が八丈島で命の洗濯、「動かざること山の如し」ではなく、「陰雷」の態勢にあるらしい
2010年07月18日 18時32分15秒 | 政治
◆日本テレビの番組「真相報道バンキシャ!」のカメラマンが7月18日午後3時、羽田空港で民主党の小沢一郎前幹事長の姿をキャッチした。3時30分、飛行機に乗り込み、5時前に八丈島に到着、小型ワゴン車に乗り移り、いずこかへ向かった。おそらくは、好きな魚釣りに行ったのであろう。命の洗濯をして、19日には、帰京するという。
◆清和源氏の流れをくむ戦国武将・武田信玄が掲げた軍旗「風林火山」(その疾きこと風の如く、静かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く)とは、孫子の「軍争篇第7」の一節から採った旗印である。平安末期、八幡太郎義家が貴族学者・大江匡房から孫子の兵法を伝授された、直系の名門・武田氏に伝えられてきた。民主党の小沢一郎前幹事長は、参院選公示直後、武田信玄ゆかりの甲府市に入り、後見人だった故・金丸信副総理の墓前に額づき、手を合わせて、戦勝祈願をした。
 菅直人首相率いる民主党が大敗北して戦い済んで、小沢前幹事長は、表舞台から姿を消し、これまで文字通り「動かざること山の如し」を決め込んでいた。しかし、実のところ、「風林火山」は、これで完結しているのではない。孫子は、続けてこう述べている。「知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如く」すなわち「暗闇に身をひそめたかと思えば、いざ動くとなると万雷が轟きわたるようにスピーディに動く」と。チャンス到来と判断すると、疾風の如く組織を動かすというのである。小沢前幹事長の不気味な静かさは、次の戦いに備えて単に鋭気を養う蓄電状態を示しているのみではなく、勝機に備えて準備し、タイミングを図るところからきている。
◆民主党代表選、あるいは自民党との大連立のための工作に当たり、小沢前幹事長の軍資金は、タップリあるという。一説には3000億円とも観測され、その規模たるや、金持ちの鳩山家の比ではないと言われている。公職選挙法が適用される国政選挙などと違い、いくら使っても違反にはならない。政治の世界は、「GNN+M」(義理・人情・浪花節とマネー)によって結びついており、最後の決め手は、「軍資金」であることは、言わずもがなである。逆に言えば「カネの切れ目が縁の切れ目」ということにもなる。
◆否、もっと大事なものがある。それは、「情報と根回し」である。情報と言えば、小沢前幹事長は、宿敵ディビッド・ロックフェラーのライバルであるジョン・D・ロックフェラー四世の関係者と会い、また、協力関係にある新党大地の鈴木宗男代表と会談し、意見交換したともいう。菅首相からの面会申し出に対して、用件を質して、その回答待ちという姿勢を維持しつつ、その一方では、次の行動に出るための「根回し」を小まめに行っているということである。小沢前幹事長の側近・平野貞夫元参院議員が、テレビ朝日の番組「スクランブル」に録画出演して、菅首相をこう批判していた。「民主党政権実現に貢献した人に対して、静かにしておれというのは、大変な侮辱だ」 小沢前幹事長サイドの「反菅感情」は、いまだ解けていないようなのである。
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お知らせ
2010年07月17日 16時52分16秒 | お知らせ
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7月18日(日)午前8時~9時30分、日本テレビ番組「ザ・サンデーNEXT」に録画出演し、「今後のねじれ国会はどうなる?」などについてコメントします。

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