2010年07月31日
辻元清美議員の離党願いから見える社民党の黄昏時。
久しぶりに政治の話ですが、27日に社民党の辻元清美衆議院議員が離党したいと言って記者会見を行いました。国交副大臣を辞める時から、「辞めるのイヤ、イヤ!」と政権与党に未練タラタラでしたので、もしやと思っておりましたが案の定でした。
伝え聞くところの情報によると辻元女史には、福島党首の後継とする向きもあり、もし党首にでもされて . . . 本文を読む
「世界史の構造」を読む『世界共和国へ』を読む
6月22日(火)
朝11時半起床。酣酔し、完睡。反省! 1時に神保町。 柄谷行人さんの 『世界共和国へ』(岩波新書)を読む。この3年間で、3度目になるが、深い思索から導き出された、資本・ネイション・国家に関する分析は、他に類を見ない。佐藤優さんが、100年は輝き続ける理論と語ったことの意味が分かる。
「国民という主体は、絶対主義王権に服従する臣下と . . . 本文を読む
互酬論──『世界史の構造』を読む(2) [本] [編集]
つづいて第1部の「ミニ世界システム」を読む。 「ミニ世界システム」とは、国家形成以前の世界システムを指すと考えてよい。
著者は氏族社会が本格的にはじまるのは、遊動狩猟採集民が定住してからだと指摘している。そこでは狩猟採集に加えて、初期的な農業・牧畜がおこなわれ、政治体制としては首長制がとられていた。
氏族社会は高く評価されている。
. . . 本文を読む
『世界史の構造』(柄谷行人著)を読む(1) [本] [編集]
タイトルからして壮大な物語を予感させる。とはいえ、当方はこれまで柄谷の本をほとんど読んだことがなく、学識も乏しい。どこまでついていけるかもおぼつかない。おまけに病気をかかえたおいぼれときている。だから、以下は断片的な読書メモにすぎない。途中で挫折したら、あやまるほかない。
序文の冒頭には、こう書かれている。
「本書は、交換様式から社 . . . 本文を読む
’10年マスコミは洗脳力を喪失し、崩壊過程へ入った
検察・官僚と並ぶ最大の反動勢力がマスコミである。彼らは、自らの特権維持のために従米路線に固執し、国民大衆を騙し続けてきた。従って、脱米を実現し、新秩序を構築するためにはマスコミ規制が不可欠である。
その実現基盤が開かれつつあるように思う。
現在、マスコミは如何なる状況にあるのか?
’07年から始まったマスコミ叩きに続いて、’10年マスコミは崩 . . . 本文を読む
アメリカの意に沿わない民主党の小沢一郎は、昨年来、アメリカ主導の検察、マスコミ等を通じて散々叩かれ、さらに検察審査会という極めて怪しい制度によって圧力をかけ続けられている。
ところが、ここにきて元アメリカNSC上級アジア部長であったマイケル・グリーンが小沢に対して、日本郵政の金で米国債購入を「懇願」したという情報がネット界で発信された。
もしこの情報が事実ならば、小沢に対するアメリカの姿勢が変 . . . 本文を読む