アメリカの意に沿わない民主党の小沢一郎は、昨年来、アメリカ主導の検察、マスコミ等を通じて散々叩かれ、さらに検察審査会という極めて怪しい制度によって圧力をかけ続けられている。
ところが、ここにきて元アメリカNSC上級アジア部長であったマイケル・グリーンが小沢に対して、日本郵政の金で米国債購入を「懇願」したという情報がネット界で発信された。
もしこの情報が事実ならば、小沢に対するアメリカの姿勢が変わったということになる。それはなぜか?
日米の勢力情勢を元に今の状況を押さえ、今後を検証する。
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まずは、その情報から
「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆民主党の小沢一郎前幹事長が7月18日夕から夜にかけて会ったアメリカ要人の正体がやっとわかった。やはり、あのアメリカ国家安全保障会議(NSC)のマイケル・ジョナサン・グリーン元日本・朝鮮担当部長だった。神奈川県横須賀市の米海軍基地から原子力潜水艦に乗り組み、八丈島に行き、その他要人ととも、小沢前幹事長を待っていたという。小沢前幹事長は、何と連合の古賀伸明会長ら幹部数人とともにマイケル・ジョナサン・グリーンと会った模様である。
◆会談で、小沢一郎前幹事長は、原子力潜水艦でやってきたマイケル・ジョナサン・グリーンに米国債購入を懇願されたジョナサン・グリーンの方が、偉そうに小沢前幹事長を脅したかのように受け取られていた。だが、真相はまったく逆のようであったという。
小沢前幹事長と古賀会長らを前に、マイケル・ジョナサン・グリーンが「日本郵政の郵便貯金で何とかアメリカの国債を買って、アメリカを助けて欲しい」と懇願したらしい。
参院選挙では、菅直人首相に消費税アップを宣言させて、増収分から5兆円から10兆円を上納の形でアメリカ国債を買わせる腹づもりだったのに、民主党が参院選に大敗したため、この目論見は、水泡に帰した。これに困り果てたアメリカ・オバマ政権とピンチに立っているロックフェラー第3世代末子(五男)のディビッド・ロックフェラーのライバルの甥、ジョン・D・ロックフェラー4世から日本の実力者であり、「日本の帝王」と呼ばれている小沢前幹事長に直接泣きついてでも、アメリカ国債を引き受けてもらおうとしたのだという。アメリカは、貿易赤字に加えて財政赤字にそれほど苦しんでいるということである。最後の頼りになるのは、日本のしかも、小沢前幹事長ということでもある。連合は、日本郵政最大規模の社員を擁し、しかも有力な預金集団の一つでもあり、いかにアメリカの要請とはいえ、小沢前幹事長単独では、決断し難く、連合の古賀会長ら幹部も同席させたようである。
戦争屋D.ロックフェラーを背後に持つ、共和党勢力は、日本支配の中心勢力であった。戦後CIAを使い、日本の岸信介を初めとする有名政治家、官僚や読売の創始者である正力松太郎らマスコミ人らをアメリカのエージェントとして利用し日本支配を続けてきた。
自民党の凋落につれて民主党を抱き込もうとしたが、鳩山で失敗。なんとか失脚させることで菅直人に繋げた。アメリカは菅の抱きこみに成功したが、参院選の敗北を受けて、菅に見切りをつけつつある状況だと言えよう。
一方J.ロックフェラー(ロスチャイルド)らを背後にもつアメリカ民主党勢力(オバマ)は今やアメリカの主流派である。彼らは日本の民主党とも比較的近い位置にあるが、本流は中国にシフトしている。
それでも、米国内の経済、財政悪化は、アメリカ2大勢力に共通する切羽詰った大きな問題なのだ。
結局自民党がだめ、民主党も鳩山、菅がだめとなり、民主党で最大勢力を誇り実力者である小沢一郎に泣きつくしか無いという状況を生み出したものと考えられる。そこまでアメリカも追い詰められているということだろう。
今後アメリカが出した条件を小沢が呑むか、否かで、アメリカの小沢に対する攻撃態度が変わってくると考えられる。
しかし老練な政治家小沢一郎が、単純に郵政資金で米国債を買い支えるとは考えにくい。仮に実行するとしても何らかのリスクヘッジを見込むはずである。
アメリカと小沢の関係は、アメリカの意を受けたマスコミの報道姿勢に注目すれば、明らかになるだろう。相変わらず小沢を叩き続けるのか?あるいは小沢叩きは終焉し、むしろ持ち上げるような報道が始まるのか?
しばらく注視する必要がありそうだ。