むかしばなしを たのしもう 3時間目
(国語科 東京書籍 1年下 話す・聞く)
ねらい 昔話を楽しんで聞き、お話のイメージを広げるとともに、
話のおもしろさを味わう。
3時間目は歌あてをした。
説明1 昔話の歌を聞かせます。
指示1 何の話か分かったらノートに題名を書きましょう。
♪桃太郎さん、桃太郎さん♪
すぐに子どもたちは分かった。
その後で全曲を聞かせます。
4曲題名あてクイズをした。
2曲目「浦島太郎」
3曲目「一寸法師」
4曲目「ウサギとカメ」
「ウサギとカメ」の歌を聴いた後で、次のような話をしました。
説明2 ウサギとカメには続きの話があります。
昨年度、サマンサジャパンの会長の講演を当時6年生と一緒に聞いた。
その中でお聞きした話を子どもたちに話して聞かせた。
説明3 負けたウサギは悔しくて、悔しくて
「もう一度競争しよう」
とカメにお願いをします。
カメは挑戦を受けます。
でも、今度こそウサギは油断しません。
どちらが勝ったと思いますか?
(カメと考える子どももいれば、ウサギと考える子どももいた。)
当然、ウサギの圧勝です。これで続きの話は終わりです。
子どもたちはきょとんとしています。
説明4 まだ続きがあります。聞きたいですか。
きらきらした瞳で頷いていた。
説明5 カメも悔しくて、もう一度競争してくれるようにお願いします。
もちろんウサギは承知します。
でも、普通に勝負してもカメには勝ち目がありません。
そこで、カメは考えます。
どうやったらウサギに勝つことができるかと。
一生懸命に考えていい方法を思いつきました。
その方法を予想できますか?
(何名かの子どもが予想を発表した。)
競争のコースの中に川を横切る場所を選んだんです。
カメは得意な泳ぎで川を渡ってしまいます。
ウサギは遠くの橋まで遠回り。
こうして、カメはウサギに勝つことができました。
自分の得意なことを生かしてカメは勝つことができたんですね。
なるほど!という表情で話を最後まで集中して聞きました。
会長は次のようにまとめられた。
「人間には人と比べてよいところがいくつかあるものです。
それを見つけ自分の強みにしてください。」
6年生だけでなく、担任も聞き入った話だった。
1年生にも伝わるところがあったのではないかと思う。
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