麻布台にある「Gallery SU」へ行き、前田昌良展「ひとりだけの夜空」を見てきました。
「Gallery SU」は、昭和11年頃建てられた木造洋館の一室の、
とても素敵な雰囲気のギャラリーです。
小さな絵画と、やはり小さな、動く玩具が静かに迎えてくれました。
玩具の材料は、木や缶、それに細い針金です。
動力はなく、指で触れると、その力だけで、
ゆらゆら、ぱたぱた、キラキラと動いて、
そのあやうさにドキドキします。
遠い昔の思い出のように、愛らしく、懐かしく、少し哀しい、繊細な玩具たち。
どうしようもなく魅力的でした。